Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

晩秋の渓

2014-11-19 02:37:09 | 管釣り
随分の間、放ったらかしにしてましたね(^^;

こういうことを書くと、
「女に対しても飽きたらこんなんだろう」とか、
言う人もいると思います(貴方ですよ、アナタ!笑)。

言っときますけどねぇ。
女性に対しては、結構、マメなんですよー。
むしろ、むかしむかーしはマメすぎて失敗したくらい。

そこから、満足させすぎるとダメだということを学び、
徐々に純情さを失くした計算高い男になっていったおうじろうです。







さてさて、今月初旬のお話を。。。






最初は、山陰にサゴシを釣りに行こうという話だったはず。


それが、どこからそうなったのか、
奥に仕舞っていたウェーディングシューズと
ウェーダーを引っ張り出し、
フックをバーブレスのシングルに交換していく午前4時。





久々の渓流。

初の晩秋の渓流。





といっても、この時期に、
禁漁になってない川はあるわけはなく、
蒼海さんと向かったのはここ。







管理釣り場でも、池だけでなくて、
渓でも釣りができるのだ。





これまでは、溜息をつきつつ車窓から眺めるだけだった
晩秋の渓に立つ高揚感ったら♪







ワタシの写真も。








スレているのか、魚の反応はかなり薄い。
期待が大きかっただけに肩透かしを食った感はあるが、
渓を歩くだけで、それを補って余りあるほどの充実感。








二人とも、たまにあるチェイスをモノにできないまま、
時間は過ぎていき、そろそろ、一度、上がろうかという頃、
とうとう、蒼海さんのロッドが曲がる。



後追いしていたワタシが駆け寄ると、
すでに、蒼海さんのネットには何とも言えぬ美しさの魚が
横たわっていた。









放流から時間が経ち、鰭も大きく、
身体つきも逞しくなり、野生へと戻りつつあるレインボートラウト。







午後になり、場所を上流部に移すと、
若干、反応は良くなり、
ワタシにも最大のチャンスが来た。

ミノーを追う黒い影。
今までとは違う活性の高い追い方。

影が反転し、コンマ何秒か後、
手首に手応えが伝わってくる。
さらに、心にまで伝わると、緊張が高まっていく。


身体をくねらせて抵抗する魚。
距離を縮めようと、足を一歩踏み出したとき、
手首の手応えがふっと消えた。
心がざわつき、水面と、竿先に続けて目を遣る。



やってしまった…



「魚から眼を切ったでしょ?」
と、蒼海さん。



その通り。



水際までに大きな岩がいくつかあり、
足を出すポジションを確認するのに目を離してしまったのだ。






結局、2匹目の魚をキャッチすることはできず、
二人の初めての挑戦は幕を下ろした。





放流から日が浅い早い時期に来た人は、
良い思いができたらしいのだが、
どちらかというと、野生化しつつある魚が釣りたいし…
来シーズンはもう少し早めの10月中旬くらいに入ってみたい。














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