Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

Midnight in the Rain

2010-11-16 06:05:12 | シーバス
昨日の仕事の帰り、車載外気温計で2℃。
冬の足音がバタバタと聞こえてきますね。
釣りに行くのにも防寒着が離せなくなってきました。

ワタシの相棒は THE NORTH FACE の黄色いパーカー。
吹雪の中を歩いたり、大雨の河原で一晩過ごしたり、
ハードな使用に文句も言わず、付き合ってくれました。

すでに擦り傷や切り傷もあちこちに見られ、
ゴアテックスとしての機能はありません。

今年はさすがに買い換えようと思ってたのですが、
やっぱり、愛着があるんですよね~
冬山に行くのなら話は別ですが、釣りに行くくらいなら
この冬もコイツと一緒に・・・
と思っています。



愛着と言えば、格好良いけど、
実は、単なる貧乏症のおうじろうです。



さてさて。。。


前回の記事に書いたように、
新しいルアー(molix Brigante110)を手に入れ、
TURUさんの話に刺激を受けたワタシ。
じっとしていられるわけもなく・・・


パーキングを出る頃にポツポツと降り出した雨が
橋を渡る頃にはわりと大きな粒になり、
ベイトのチェックをしたかったのだが、雨の波紋で全くわからず。

まぁ、いいか。
行ってしまえ!

まだ早い段階での入水で、護岸から数m前に出ただけ。
まずは飛距離の出るルアーをメインにローテーション。
パラパラとフードに当たる雨音が心地よい。

少しずつ少しずつ橋脚に近づきながら
キャストを続けていると、ルアーが何かに当たる感触。
岩とか硬いものではない・・・

コノシロか!?

イナっ子!?


しかし、シーバスの反応はなかったので、
レンジを下げてみる。


すると・・・


いたいた♪


アワセが決まったときの快感と、
それから始まるファイトの期待感に不安感。
様々な感情が交錯する数分間のストーリー。
そして、エンディングには見事な銀色の魚体が目の前に♪


まずは1匹目!
ヒットルアーはティムコ・スプラット130。



大きさはジャスト80cm。
鰭のひとつひとつも格好良いでしょ!



今日はまだまだ魚が出そうだ♪
溢れ出るような期待感に雨も気にならず寒さも感じず。
キャストの動きもいつもより軽快でスムーズな気がする。
2匹目はぜひBriganteで♪


しかし、その後、手前の流れが消えてしまった。
流芯までが遠く、美味しいところでターンさせることができない。
小潮なので潮位が下がるのが遅く、なかなか前に出られなくて
モドカシイ・・・(^^;

足で川底を探りながら、少しでも浅い個所を見つけて
前に出ていくこと2時間以上。
やっと良い位置に立つことができたのだが・・・


どのルアーを通しても、
リトリーブスピードを変えても、
ライン先行で流してみても、
アクションを加えてみても、
何をやってもシーバスからの反応はない・・・orz


ああ、幸先が良いときの落とし穴に嵌ってしまった。
流れが出たら・・・
あそこまで出れたら・・・と
幸せの再現を期待し過ぎて、移動のタイミングを
失ってしまったのだ。


今となっては、唯一、反応をしてくれた
先ほどのシーバスが愛おしい。
ほら、こんなに青くて美しい瞳♪



橋を渡りながら、思い出したように身体が寒さで震える。
パーキングで着替えると、黄色の NORTH FACE の下はしっとりと濡れ、
ウェーダーの下はスノボ用ズボン、ジャージを越えて、パンツまで
湿ってる状態ww

そう、ウェーダーも2シーズン、渓流にシーバスにと使い倒して、
もはやその機能は果たしていないのだ。

でも、あと2週間ほどのためにネオプレーンのウェーダーを
買う気にもならず、たぶんこのまま我慢して入水し続けることに
なるのだろう(笑)


願わくば、気温はこれ以上下がらないで欲しい・・・




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寒い中、入水する勇気が出ます(笑)
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