ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『気がかり』・『願い』そして、ありがとう。

2016-04-19 09:30:42 | 日記
まずは、『願い』を二つ。
 ☆ 九州地方の地震活動が早く治まってほしい
 ☆ 衆院補選・北海道5区、池田真紀さんに勝ってほしい

『気がかり』
原子力規制委員会委員長・田中俊一氏の発言。
《科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言っても、そうするつもりはない。
今回起きた地震の規模は最大でマグニチュード(M)7.3だった。
基準地震動まで十分余裕があり、今後、同じ断層帯が地震を起こしても「今は安全性に問題はない」としている》

気象庁は、
《一連の地震は依然活動が活発な上に、その範囲が北東・南西方向に広がってきている。「現時点では、16日未明の地震が本震と考えているが、今後はわからない」
として、さらに大きな地震が起こる可能性も含め、
「地震活動の今後の展開は現時点で予測できない」》
としています。
科学に蒙昧な〈ばーば〉にとっても納得できる説明でした。

海を隔てた遠いところで発生している地震ではありません。
まずは、川内原発だけでも、一時止めてほしいものです。

台風が近づいて来れば、その進路が変わることがあったとしても、「警報」や「注意報」が出され、電車・航空機・船舶なども、しばらくは動かないのが『知恵』というものではないでしょうか。

そして、『ありがとう』
孫が新しいパソコンのセットアップをしていってくれました。
私のニーズだけに応えてセットしてくれればいいものを、あれや これや、「これも、覚えておいた方がいいから」などといって、少々、複雑な操作になりました。

でも、「ありがとう」です。
夜泣きに悩まされた孫でした。
6月が来れば、彼も“お父さん”です。
                                      〈ゴマメ〉のばーば
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あの黒塗りの資料は何ですか。

2016-04-09 05:54:07 | 日記
とにかく、パソコン不調。
親族を始め大方の診断は「劣化」。
連れ合いが使用していたノートパソコンを譲り受けたというより、返さず終いで使っているシロモノです。
誰でもが、“買い換えな”との助言をしてくれています。

“でも、でもね、時々は、しっかり動くんだから”
と言う私に、みんな呆れ返っているらしく、もう、まともに相手にしてくれなくなりました。
確かに、古い衣服のように、まだ生地が傷んでいないからと言って、
繕って着たりするわけにはいかないことは承知しています。
まったく、ウンともスン言わないのであれば、即刻決断するのですが…………。

ウジウジした日々を過ごしていましたが、新しいモノを買うことに決めました。
孫の都合のいい日に、一緒に連れて行って貰って買う予定。
セットアップして貰ったり、使い方に慣れるまで、しばらく「ブログ」は お休みになりそうです。

言うことを聞いてくれないパソコンにもイライラしますが、
4月7・8日に中継された『衆院TPP特別委』には、もっとイライラさせられました。
あの黒塗りの資料は何ですか。
民進党の玉木雄一郎議員は、
「真っ黒 くろすけ、ノリ弁当のようだ」
と、言いました。
〈ばーば〉に言わせれば、「現代アート」。
タイトルは『わるいじょうだん』

自衛隊が派遣された場合も、こんな具合になるのでしょうね。
“作戦に関する機密事項”だとか何とかいって、資料は出さない。
何か、恐ろしくなってきます。

そして、いまだに説明責任を果たしていない甘利氏への任命責任を問う民進党・大西健介議員の
質問に対して、
『すでに、安倍内閣の一員ではない…………』
との安倍総理の答弁。

参りましたね。
“恐れ入谷の鬼子母神”ですよ、こりゃ。
それに、西川公也委員長も、マジメにやって。

国会も、私のパソコン同様「劣化」してしまったのでしょうか。
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こうした光景が、ずーと、ずーと続きますように。

2016-04-08 05:54:53 | 日記
近場の公園へお花見に行って来ました。
〈近くの神さまはありがたくない〉などと言われるように、
身近なものを あらためて見る・観る・視るということは少ない気がします。
「あぁ、あそこ知ってる」
そんな言葉に括られてしまいがちなのです。

やや薄曇り。
平日なのに、結構、大勢の人が出ていました。
神社の境内には屋台も数多く出ていて、お祭りのにおいがしていました。
〈いい香り〉とは言えませんが、懐かしいにおいです。

本殿の周辺にある祠や樹木も眺めたり、見上げたり。
一本80円のダンゴを2本買って、食べながら歩きました。
普段ではできないことです。
“あぁ、今年も花が見られたなぁ”
年を経る毎に、そうした感慨が深くなりました。

全町避難が続く福島県富岡町、「桜のトンネル」として知られる夜の森地区の
ソメイヨシノが見ごろを迎えているそうです。
先だって、クルマで通り過ぎるだけでしたが近くまで行って来ました。
6日からは、住民の宿泊を政府が短期間認める「特例宿泊」も始まったとのことです。

避難されている高齢者の方の目から見る満開の桜は、どの様に映り、
どのような気持が交錯するのか、傍からは想像しかねます。

《昨年再稼働した九州電力川内原発1、2号機。地元住民らが運転差し止めの仮処分を
求めた即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部は、住民側の申し立てを棄却する決定を下しました》
《原子力規制委員会が策定した原発の新規制基準に不合理な点はない》
としていますが、事故の発生を前提に対策を講じることは当然だと思います。
《事故時の避難計画の策定は自治体の義務だが、新規制基準に基づく規制委の安全審査の
対象ではない》
という見解も納得できません。

今年の私のお花見。
薄曇りの空の向こうに〈夜の森地区のソメイヨシノ〉の並木のことなどが思い出されて、
やや沈み込みがち。

でも、池の端の芝生で、幼子が、はしゃぎ声を出してたわむれています。
若いカップルも手を繋いで、脇を通り過ぎて行きました。
池の鴨も、のんびりと。
柳は優麗な能舞台。
こんもりとした桜の花の向こうに、赤い鳥居が何ごともなく建っています。

やっぱり、春でした。
こうした光景が、ずーと、ずーと続きますように。
                                   〈ゴマメのばーば〉
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任命権も病気加療中?

2016-04-07 06:20:10 | 日記
「逃げるが勝ち」
まさかそれはないでしょう。
甘利明衆院議員が経済再生担当相を辞任してから2カ月、いまだに追加説明をしていません。
「病気」との診断書を出されれば、強制できない面もあるでしょうが、
国会議員としての責務はどうなってしまうのでしょう。
一般社会であったら許されることではありません。
本人にかわる責任のある方が、何等かの方策を講じて説明責任を図るのが筋というものです。
国会に出て来られず、説明もできないのならば議員を辞めるべきです。
『政治家としての矜持』も入院加療中なのでしょうか。

この件に関しての野党議員からの質問に対して、安倍総理は、
『与野党を問わず、国会議員としては真摯に襟を正して望むべき………』
と、述べるだけでした。

病気の方を、強制的に出頭させたりはできません。
凶悪犯罪にかかわる容疑者であっても病気の加療は受けることができます。
でも、任命権者としての責任は、いったいどうしてしまったのでしょう。
安倍総理の〈任命権に関する責任〉も、病気加療中なのでしょうか。

私も、長い間、公務員の端くれでした。
何の職責も、役職もなく、40数年勤めて、退職の際は、入ったばかりの職員と同じ「事務官」でした。
でも、仕事の上での「責任」と「矜持」は持っていたつもりです。

それとも、何でしょうか。
いわゆる官邸サイドから、何がしかの力がかかっていて、出て来られない…………とでも。

『何言ってるか、たかが元公務員の後期高齢者めが!
お上の「まつりごと」に、とやかく、ケチをつけるな』
との、お叱りを受けるものでしょうか。

でも、まだ日本は、こうしたことが、口に出せて良かった、の思いもいたします。
「弁士中止」と言われない国でよかった、と。

でも、でも、ひしひしと不穏な状況が感じられます。
  《「クローズアップ現代」のキャスターを3月に降板した国谷裕子さんは
   23年間を振り返り、最後に次のようなコメントを出した。
   「時代が大きく変化し続ける中で、物事を伝えることが次第に難しくなってきた」と》
   (毎日新聞2016年4月1日)
                                   〈ゴマメのばーば〉
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「心の中の防潮堤」を。

2016-04-06 06:23:33 | 日記
4月も6日になりました。
去る3月は、東日本大震災から5年ということで、
各地で追悼の集会や防災への学習講演会などが開かれました。
「ばーば」も、特に原発事故関連の集会の幾つかに参加したり、被害地を訪れてみたのです。

『覆水盆に帰らず』の譬え。
起こってしまったことこら何を学ばなければいけないのか、自分を省みた月でもありました。

関連するテレビ番組も録画のままになっていましたので、その幾つかを観てみました。
『英雄たちの選択』―――津波から命を守る普代村の教訓(3月10日放映)
からの、あれこれを少々。
(この番組、私の好きな歴史家・磯田道史氏がレギュラーなので、いつも観ています)

2011年3月11日の大津波で、岩手県の普代村は、住宅浸水がゼロ、
一人の死者も出さなかったそうです。
そこには、普代村元村長・和村幸得の、執念とも言える防潮堤工事があり、
その防潮堤のお陰で100%とは言えなくとも、押し寄せる津波の力を弱めた力学が
あったとのことでした。

いつの時代でも、そうした働きをして下さる方がいるものです。
ありがたいことです。
しかし、防潮堤をつくったからと言って、そこに頼り過ぎてしまうのは、
新たな悲劇を招きかねないことも、村人たちの証言などから明らかにされました。

“あるから、といっても、それを勘定に入れてはダメ。
本当に一番高い防潮堤は、「逃げる」という心の中の防潮堤。
「逃げる」防潮堤ほど高い防潮堤は無い“
という磯田道史氏のことばが、腑に落ちました。

「逃げる」
この、生物としての原初的感覚、これは忘れてはいけないのでしょう。

ところで、『原子力発電』。
政府も、電力会社も、〈稼働したい〉といっていますが、
『原子力規制委員会』の、お墨付きという〈防潮堤〉、
これで、これだけで、安全は保たれるのでしょうか。

まだ、使いこなせない技術を使って、高レベル放射性廃棄物を生み出すこと。
万が一事故を防ぎ得なかった場合に、放射線に汚染された大地、山や川を、
数多くの生きものたちに、〈負の遺産〉としてしまっていいものでしょうか。

「青春18きっぷ」で、幾つかのローカル線に乗りました。
無人駅の片隅にも春が、やってきていました。
                                  〈ゴマメ〉のばーば
コメント (2)
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