バンバン値上がりしています。

９月に入った、と思ったら今日で３日目。
日が経つのが早いことを強く覚えます。
日の出時刻は遅くなり、当地の日没時刻は夕方、６時５分。
一日の明るい時間が短くなり、暗い時間帯が長くなる・・・当たり前のことですのに、とみに感じられるのは、自身が「高齢者」と言う意識にあるからかもしれません。
夕方散歩に出て、西の山並みに陽が沈むのを眺めますと、民話に出てくる『日招き長者』を思い出します。
何でも意のままになるという長者の奢りでなくとも、「もう少し沈まないでいて」とお日さまに呼びかけたい気持ちになって来ます。

岸田首相の31日の記者会見。
「旧統一教会」と政治の関係については、
「国民から懸念や疑念の声を頂いており、率直にお詫び申し上げる」
と、陳謝しました。
そして、
〈所属国会議員を対象に当該団体との関係性を点検した結果をとりまとめ、公表する〉
〈所属国会議員は、過去を真摯に反省し、しがらみを捨て、当該団体との関係を断つことを党の基本方針として、徹底する〉
〈今後、社会的に問題が指摘される団体と関係を持つことがないようコンプライアンステチェック体制を強化する〉
ことを指示したことを明らかにしました。

このことを受けて、早速、「関係を絶つ」との宣言をなさる議員の方もいらっしゃる様ですが、そんなに簡単に行くものでしょうか。
教団の方達に選挙で協力を受け、ズブズブな関係であったのに、一方的に関係を絶つというのは、常識的な付き合いから言えば、なかなかできないのではないでしょうか。
そんなことを平気でなさる方は人間として信用できません。
政治家たるもの、自身の持つ政治信条と共通する理念を持った団体との接触を図るのは当然の事。
ただし、その結果には社会的な責任を負わねばならないと私は考えます。

生活用品や食料が、バンバン値上がりしています。
こうした状況下で、
〈安倍元首相の国葬を決めた経緯と、総費用の問題に関して〉の岸田首相の記者会見では、ほぼゼロ回答。
踏み込んだ発言は皆無でした。
しっかりした法的根拠を話してほしいと思います。