今月の歌舞伎座の『十二月大歌舞伎』です。
書くのが少し遅くなったが、まあこちらにも色々と都合がある。
第一部の『実盛物語』ですが愛之助の実盛、時代物の大役を及第点というところでした。
段取り芝居になっている部分もありましたが器用と言えるでしょう。
芝翫もウカウカしてはいられぬぞ。
第二部の『らくだ』はもとの落語の話が完成しているので誰がやってもあまり変わらないと変なところに感心。
続く『蘭平物狂』も刃物を見ると狂乱する蘭平は今風に言えばPTSDかななどとまた無関係なことを思ったりしました。
それはさておき蘭平の松緑、全体、好演でした。
先月の国立劇場の松緑はちょっと…と書きましたがこういうのは適役では。
第三部の『瞼の母』は忠太郎の中車がよかった。
二部の久六もそうですが中車、なかなか使い勝手のいい役者です。
それと玉三郎が世話物新歌舞伎をやると美し過ぎて今一つのこともありますが、『瞼の母』の水熊のおはまは抑えて味があってよかった。
触れなかった演目もありますがそちらはそのうちというか、そのうち書くのを忘れるかも…。
書くのが少し遅くなったが、まあこちらにも色々と都合がある。
第一部の『実盛物語』ですが愛之助の実盛、時代物の大役を及第点というところでした。
段取り芝居になっている部分もありましたが器用と言えるでしょう。
芝翫もウカウカしてはいられぬぞ。
第二部の『らくだ』はもとの落語の話が完成しているので誰がやってもあまり変わらないと変なところに感心。
続く『蘭平物狂』も刃物を見ると狂乱する蘭平は今風に言えばPTSDかななどとまた無関係なことを思ったりしました。
それはさておき蘭平の松緑、全体、好演でした。
先月の国立劇場の松緑はちょっと…と書きましたがこういうのは適役では。
第三部の『瞼の母』は忠太郎の中車がよかった。
二部の久六もそうですが中車、なかなか使い勝手のいい役者です。
それと玉三郎が世話物新歌舞伎をやると美し過ぎて今一つのこともありますが、『瞼の母』の水熊のおはまは抑えて味があってよかった。
触れなかった演目もありますがそちらはそのうちというか、そのうち書くのを忘れるかも…。