多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

クロネコ帝国の興亡

2017-03-12 | Weblog
今年は国鉄民営化30周年です。

ついでにバブル絶頂からほぼ30周年。

この30年目の節目にクロネコヤマトが事業継続の危機を訴えました。

要するに人手が足りないのが原因のようです。

クロネコヤマトは結構歴史がありますが、国鉄の小荷物だの郵便小包だのに代わって個人相手の宅配便の勝者となったのもこの30年の間にでした。

そしてその成長の期間はバブル崩壊後の経済失速時代とほぼ重なっています。

その時代は人手不足などまさに想定外で、そんな雇用環境もヤマトの成長に追い風だった。

ヤマトの危機は宅配荷物の爆発的増加が原因と言えばそれまででしょうが、求人すればいくらでも求職者が集まった時代の終わりの象徴かも?

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また北朝鮮に一本取られた…韓国大統領失職

2017-03-12 | Weblog
南朝鮮で大統領失職決定です。

目先、南朝鮮はどうなる? の前に大きい流れを見ておこう。

戦後の分断国家で南北朝鮮は統一に失敗しました。

東を併合した西ドイツのような経済力もなかった。

米国や中共と戦った末に統一した北ベトナムの武勇もなかった。

南朝鮮にしても北よりは経済力は上だから南主導で統一しようと思えばできたかもしれない。

その道が絶たれたのが金大中が大統領になり北朝鮮すり寄りを始めたあたりからです。

これを北は戦っても北進統一する気がないシグナルととり、従北工作を進めた。

そうはいっても武力で一気に南進できない北は、タマネギかキャベツを一枚ずつはがすよう巧妙に南を切り崩していった。

ここで結論。

崩壊すると言われる北ですがそれでも北は現状維持、そして北の主導で南北は連邦化していくのではないか。

ここまできた南朝鮮がかつてのような親米反共の牙城に戻ることはまずないでしょう。

そして北朝鮮崩壊のシナリオの研究はあっても、こうした南の完全従北化のシナリオは想定されてなかった。

しかし米国、北に対する強気とは裏腹に、南の米軍基地をどうするか、そろそろ真剣に考え始めているかも。

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