マスコミ、EU離脱の英国がいかに愚か者かを書き立てています。
しかしEUはそもそもそんなに立派で偉いか?
書けば長くなるので要点のみ。
まずEU加盟国の上に立つ欧州委員会。
EUの最高機関ですが委員は一般による選挙で選ばれず各国の任命制。
典型的なエリート支配です。
だから名称は委員会などという民主主義モドキな名前より、欧州元老院とか欧州枢密院あたりがピッタリ。
それをごまかすためにポピュリズム批判だの多様性の中の統一などの理念を唱え、ガス抜きのために民選の欧州議会も作って飾っている。
こんな欧州委員会に支配されて面白いはずがない。
それと英国のEU離脱がいかに経済的に損失をもたらすかを盛んにアピールしています。
しかしEUに入ればそんなに豊かになれるか、そのことすらかなり怪しい。
話せばキリがないが一つ例を挙げるならEUの失業率は米国や欧州のEU非加盟国より高い。
補足ですがEU離脱を言い出した英国がさも狂っているようにマスコミは書きますが、EU懐疑主義はかなり以前からあった。
だから今はそれがいよいよ最終段階に差しかかっているとみる方がいいでしょう。
そして日本との関係。
こんなEUでも欧州内だけで勝手に困っていれば済むのですが多文化共生だのグローバリズムなどというイデオロギーを拡散し中共と組んだりするから始末が悪い。
そろそろEU崩壊を前提に付き合いを始めた方がいいのでは。