都知事選と同時にやればいいのに! と思いつつ世田谷の区長と区議選挙に夕方行って来た。ぼくが投票した区長は落選してしまった。田舎出身の大場区長というのがずいぶん長くやっていて、そのあとの熊本区長は2期務めたが出馬しなかったようだ。
いつも投票に迷う区議だが、今回はさらに迷った。小学校と中学校の後輩、中学校の同級生、先輩の別れた奥さんという人たちが立候補しているのだ。経堂でたまに街頭演説しているミス世田谷という女の子に投票しようと決めていただけに、非常に迷った。
ぼくにPixysを紹介してくれ、経堂に住むきっかけを与えてくれた哲さんの元奥さんとは、よく呑んだしスキーにも行った。昔ミス農工大という美貌だが、主張がよくわからない。それに旧姓での立候補。これもよくわからない。哲さんの名前は珍しいので目を引くためか? 中学校の同級生は学会系なので最初からアウト。小学校と中学校の後輩とは月曜日に喜多見の先輩の居酒屋で呑む機会があった。政策の浅さとすべての行動が選挙当選目的というつまらない人間だったが、その選挙活動が真保裕一の『ダイスをころがせ!』っぽくて共感を得たので、ミス世田谷と悩んだが彼に投票した。
ミス世田谷と学会女は当選したようだが、ぼくが入れた後輩と哲さんの元奥さんは落っこちた。後輩は最初からキビしい選挙になると言っていたがその通りだったようだ。50議席中40議席はほとんど確定したような感じだったみたいで、残りの10議席を42人で奪い合うかたちだったみたい。学会系を含め大組織は投票数がある特定の立候補者に固まらないよう投票を操作しているらしい。なんのための誰のための選挙なんだ。区にはまったく期待していないが、せめて朝の小田急が遅れないようになんとかして欲しい!