blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

プチ同窓会

2003年05月30日 | 呑み
二十数年ぶりに小学校の同級生と呑んだ。ゆびとまに登録していたら連絡が来たのだ。集まったのは男2人女2人のたった4人だが一応同窓会だ。ぼくらの出身地、世田谷区成城のイタメシ屋で会った。三十も半ばになるとすっかりオヤジとババァだ。ぼく以外は皆バツイチで、男は再婚しもうそろそろ男の子が生まれるという。女2人の娘は今年小学校に入学。男は旅行会社、女はひとりが出版社、もう一人が某タレントの事務所の社長。このタレントの事務所の社長は若々しい感じ。片や出版社の方は思いっきりオバチャンになっていた。小学生の時一番発育が早く、体育の授業の時揺れる胸を直視していた記憶がある。

ぼくの出身小学校はおおまかに分類すると次の4つの人種の集合体だった。A周知の通りの成城の金持ちの子息、B喜多見方面の商売人の子息、C農林水産省林野庁の子息、(もちろんもっと色々あるが)それ以外のD。公務員というのは官舎(公務員住宅)に住める。そして得てしていい所にある。六本木、赤坂や表参道等々。成城も農林水産省林野庁の官舎がある。ぼくの親父は農林水産省の役人だった(のちに外務省に移り退職)。いい所に住めるというのはいいが、弊害もある。貧富の差。これはぼくの子供時代のコンプレックスだった。そのためぼくの友人はCは当然だが、Bもかなり多かった。

この日集まったぼく以外の3人はAの人間たちなのだ。最初は楽しく呑んでて「やっぱり小学校時代の友達っていいなぁ」と思っていたのだけど、だんだん不愉快になってきた。中学からエレベーター式に大学まで行ける私立に進学した3人はあからさまに公立を批判する。高校までずっと公立のぼくのことを逞しいというが、その言葉の裏を返せば単に庶民とバカにしている。
何故かよくわからないが、デザートもそこそこにその店を出て、3人とも知っている先輩というのに会いに行った。成城の北口にあるバーでその先輩は一人で呑んでいた。ぼく以外の4人で昔話で盛り上がっていた。あまりにつまらないので席蹴って帰ろうと思っていたところ、玉川学園に住むタレントの事務所の社長が終電ということでお開き。

そのあとひとりで例の寿司屋で2時まで呑んで帰宅。
コメント
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