golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「三重協奏曲、七重奏曲」ブロンフマン、シャハム、モルク、ジンマン

2014-06-16 23:17:07 | Weblog
今日は(今日も?)飲んで帰って、簡単に。

写真は、一昨日体育館へ行く途中に見付けた農産物販売所で営業中(?)の猫。

【三重協奏曲】イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)、ギル・シャハム(ヴァイオリン)、トルルス・モルク(チェロ)、デイヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
【七重奏曲】ギル・シャハム(ヴァイオリン)、トルルス・モルク(チェロ)、ミヒャエル・ライド(クラリネット)、フローレンス・ジェニー(ファゴット)、ヤーコプ・ヘフティ(ホルン)、ミヒャエル・ロウイリー(ヴィオラ)、ロナルド・ダンゲル(コントラバス)(SONY盤)

ベートーヴェンの主要作品集34枚組より。

手持ち音源とのダブり。

眉間シワ肖像画の多いベートーヴェンの幸せ音楽。

凡作と評されることも多い三重協奏曲だけれど、ピアノ・トリオを独奏楽器群にした意欲的構成と明るく前向きの曲調は大変魅力的。

短い第2楽章が些か凡庸にも思わなくもありませんが、両端楽章はとても素敵。

幸せ目一杯の七重奏曲とともに、笑顔のベートーヴェンを再認識致しました。

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ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第1~3番」ブダペストSQ

2014-06-10 21:33:25 | Weblog
月末に受ける資格試験、ちょっと舐めて考えていたと反省。

若い人が多く受ける初級レベルのものですが、考えてみれば今まで特に勉強したことの無い分野。

昨日から、少し問題集をやってみていますが、選択式とは言え、結構解らない問題や間違いも多い。

残り3週間弱、少し真面目に勉強せねば。

そうでないと、振込んだ受験料が勿体ない。

ブダペスト弦楽四重奏団(SONY盤)

ベートーヴェンの主要作品集34枚組より。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全集は、アルバン・ベルク四重奏団の物しか持っておらず、他も欲しいと思っておりました。

ブダペスト四重奏団のベートーヴェンは、LPで15番を持っていただけだったかと思います。

クラシック聴き始めの比較的初期の頃、この曲が好きになり近くのレコード店に行ったのですが、欲しかったスメタナ四重奏団盤が無く、仕方なくこちらにした記憶があります。

第一ヴァイオリン主導だった弦楽四重奏団で、初めて4つの楽器を対等に扱ったのがブダペストと、当時評されていたかと思います。

しかしながら、イマイチ切れに乏しい気がして、もう一つ好きになれなかった演奏でもありました。

当時、LPは「貴重品」でありましたので、この曲で唯一の所有ディスクとして繰り返し聴いておりましたが。

そんな思い出のブダペストの演奏。

ベートーヴェン初期の3曲でも、少しキレが無いかなと思うし、少々ロマンチックで一世代前の団体という印象は拭えない。

しかし、骨太の演奏で、ベートーヴェンらしいとも言え、定評ある名演と言われていたのも頷けるものでありました。

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ブラームス「交響曲第1番、ハイドンの主題による変奏曲、悲劇的序曲」サヴァリッシュ、ロンドンPO

2014-06-09 21:27:03 | Weblog
帰宅の電車を降りると、凄い雨。

前にも書いたように、梅雨は決して嫌いじゃないけど、災害を引き起こす豪雨は勘弁だし、そこまで行かなくても強い雨も困りもの。

地球温暖化で亜熱帯化して来ている日本には、情緒ある梅雨のそぼふる雨は過去のものになりつつあるのでしょうか?

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

クラシックを聴くようになった切っ掛けの曲はヴィヴァルディの「四季」ですが、ハマるのにこのブラームスの交響曲第1番も大きな役割を果たした気がしてなりません。

何しろ、最初に好きになった交響曲ですし、聴いている内に段々飽きも来てしまった「四季」と異なり、長きに渡りずっと好きな曲ですから。

そして、この曲が好きになった切っ掛けは、サヴァリッシュであったかと思います。

第2番の方は鮮明に覚えておりますが、第1番も当時N響の常任だったサヴァリッシュのテレビ放映を見たのが、この曲を知り、好きになった最初であったのではなかっただろうかと。

そんなこともあり、ブリリアント価格でもあり、前々から欲しかったディスクでしたが、直ぐにでもとならなかったのは、オケがロンドン・フィルであったこと。

先入観念で、響きが少し軽いのではと思い込んでおりました。

ところが、これは予想を超える名演。

低音のどっしりした響きもあるし、スッキリ清潔なメロディラインも。

縦横非常にバランスの取れた演奏。

最近結構好きになって来ている「ハイドン・バリエーション」もスタイリッシュで美しいし、沈鬱に成りかねない「悲劇的序曲」も見通しの良い演奏で気に入りました。

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R.シュトラウス「歌劇《カプリッチョ》」ベーム、ウィーン国立歌劇場

2014-06-08 22:18:05 | Weblog
申し込んでいる某資格試験日まで、3週間に迫ってしまいました。

まだ、ほとんど全くに近いほど勉強していない。

受験料払っていることだしということで、昼からコーヒーショップで勉強。

ところが、いつもながら、ホークスの試合進行が気になってなかなか進まないのでありました。

1回の表に1点を入れたものの、すぐその裏、何と9点を入れられる。

普通なら、そこで応援を諦めてしまってもおかしくない状況。

ところが、打線好調のホークス。

頑張って点を返して行くのです。

しかし、敵は逃げ水のよう。

また、点を入れられ、逆転はおろか同点にすらならない。

結局、8対14でタイガースに負け。

勉強も進まず。(←いけないのは私ですが)

残念な1日でありました。

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ、マドレーヌ)、ヘルマン・ウーデ(バリトン、伯爵)、アントン・デルモータ(テノール、フラマン)、ヴァルター・ベリー(バリトン、オリヴィエ)他、カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(MEMBRAN盤)

ポイントが一部期限切れになる旨のメールが来たので、先日飲んだ帰り掛けにタワレコに寄り、前から気になっていたベームのR.シュトラウス・オペラ激安10枚組を購入しました。

残念ながら、1,000ポイントに達していないので、ポイントは使えませんでしたが。

リヒャルト・シュトラウスは、あまり聴けていない作曲家の一人。

オペラのディスクも、「薔薇の騎士」と「ナクソス島のアリアドネ」がそれぞれ1種あっただけかと思います。

「サロメ」や「エレクトラ」も欲しいと思いつつも買えておらず。

そんな状況ですから、「カプリッチョ」も初聴きかもしれません。

しかし、聴き出して直ぐに気に入りました。

ヴェルディの「ファルスタッフ」とどこか似ていますね。

ともに作曲者最後のオペラで、喜劇ということもあるのかもしれませんが、肩の力の抜けた美しい音楽に共通性を感じます。

シュヴァルツコップの張りと気品ある美声に、当時の名歌手達による陣容で、歌の魅力をたっぷり味わえました。

ベームの引き締まった指揮も素晴らしいですね。

1960年のモノラル・ライブ録音ですが、聴いている内に録音の古さは気にならなくなりました。

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ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3~5番」タン、ノリントン

2014-06-07 22:16:21 | Weblog
用事で2週間行けなかった体育館に行って参りました。

いつもは夕方で不思議に空いているのに、今日は少し早い時間帯に行ったら、意外に混んでおりました。

とは言っても、トレーニングマシンの使用を待たないといけないほどでもなく、非常に低料金で気持ち良く利用出来る有難い公共施設です。

いつもと同程度トレーニングして帰って来ましたが、半月振りではありますが、今のところ筋肉痛は無し。

明日になってどうか?

まあ、筋肉痛が出なかったら出なかったで、「トレーニング量が足りなかったのではないか!」と考えてしまいそうです。

これって、病気?(笑)

メルヴィン・タン(フォルテピアノ)、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ(Virgin CLASSICS盤)

半年前に聴いた(もう、そんなになるのか!)1~2番と同様に、手持ち音源とのダブりのため再聴となります。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/7f36e06bd517a56047c75fd0434cd67b?guid=ON)

やはり、「皇帝」は好きだな。

ベートーヴェンの5曲のみならず、ピアノ協奏曲の中でまず第一に指を折る存在であります。

フォルテピアノと古楽器オケによる演奏は、この曲の壮大さはやや薄らいでいるかもしれませんが、弱音の美しさが冴え、現代楽器によるものとはまた違った一面を聴かせてくれます。

昔から好きな第3番も、両端楽章の情熱的な印象が強かったですが、この演奏で第2楽章のホッとする安らぎの魅力にも改めて気付かせてくれました。

5曲の中で最高傑作と評価する向きも多い第4番。

ここでも、可憐で音の粒の美しいフォルテピアノが気品ある音楽を紬ぎ出してくれています。

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ベートーヴェン「交響曲第1番、第3番《英雄》」バーンスタイン、NYP

2014-06-06 21:54:17 | Weblog
何だ、手で開いたんだ!

夕方からお客様先で打合せ。

20時前に打合せが終わり1階に降りてみると、正面玄関には既にシャッターが下りている。

のみならず、傘立てのある玄関ロビー前の自動ドアも電源が切られていて開かない。

外は大雨、傘無しでは帰れない。

お客様に、守衛所へ確認に行って頂く。

程なくして戻って来る。

鍵を借りて来て頂いた様子で、ドアが開いた。

ところが、そうではありませんでした。

ただ、手で開けただけ~。

訪問先は某大手IT企業でしたが、我々含め誰一人手で開けられるとは思わず、誰もそんなトライはしませんでした。

皆、電動の生活に慣れ切ってしまっていて、意外な盲点だったかも。

まあ、無理にこじ開けようとして、非常ベルでも鳴ったそれこそ大変ですから、聞きに行って頂いて正解だったとは思いますが。

レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY盤)

ベートーヴェンの主要作品を集めた34枚組が4千円ちょっとと激安だったので買ってみました。

ベートーヴェンの交響曲は、クラシック聴き始めの頃は、特にフルトヴェングラーの演奏などを熱狂して聴いたものです。

しかし、クラヲタ道にハマるに連れ、今更ベートーヴェンの交響曲でも…的な気持ちも芽生え、いつしか、たまに聴く曲という存在になって参りました。

しかし、最近また、やはりベートーヴェンの交響曲は良いな、素晴らしいなという思いを強くしております。

若きバーンスタインの全集から、まずは2曲。

細部の乱れなど気にせず、若さで突き進む演奏ですが、髪振り乱しての熱狂では無く、意外なほど爽やかな印象を持ちました。

演奏スタイルは全く違えど、ピリオド演奏とどこか通じるフレッシュさがあるのが不思議。

繰り返し聴いても疲れないベートーヴェンでした。

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フランク「交響曲」、サン=サーンス「死の舞踏」、デュカス「魔法使いの弟子」他、シルヴェストリ

2014-06-02 23:03:10 | Weblog
ちょっと忙しかったりして、1週間更新が空いてしまいました。

ブログを始めて2、3年は、何とか毎日更新したいという思いもありましたが、最近はそれも薄れて来ております。

今日は、仕事で少し遅くなったので短め。

今後も、無理の無い範囲で、不定期更新になるかと思います。

ジェラルド・ジャーヴィス(ヴァイオリン、死の舞踏)、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(フランク)、ボーンマス交響楽団(サン=サーンス、デュカス、パヴァーヌ)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(スペイン狂詩曲)(EMI盤)

シルヴェストリBOXより。

ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「スペイン狂詩曲」を併録。

ドイツ的な堅固さと、フランス的な流麗さが融合したフランクの作品は、名曲数多ある交響曲ジャンルの中でも特に好きな曲の1つです。

異端者とも見られがちなシルヴェストリですが、ここでは真摯な音楽づくりが光ます。

重厚さと柔らかさが上手くミックスして、曲の魅力を引き出しています。

強奏部に「爆演指揮者」が少し垣間見られたり、ちょっとドライな響きにシルヴェストリらしさも感じますが、総じて抑え目の誠実な演奏です。

「死の舞踏」や「魔法使いの弟子」は、この指揮者らしいメリハリの利いたエネルギー発散の面白い演奏。

感傷的では無いけれど、意外に(?)精緻なラヴェルには、フランス音楽との相性の良さを思いました。

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