golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

オッテ「響きの書」ラート

2013-01-01 23:07:06 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

実家に行って酔って帰る途中ですが、年始ダイヤで終バスが思いの外早く終わったのが想定外。

カミサンと娘は車で早めに帰って正解。

私は、駅迄歩き&駅から歩き。

ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)(NAXOS盤)

店頭で見付け、前々から気になっていたハンス・オッテ(1926~2007)の「響きの書」。

メシアンの傑作「オルガンの書」に似たタイトルに惹かれて手に取ってみたら、帯に「同世代の作曲家…シュトックハウゼンやメシアン、ナンカロウ、ライリー、ライヒ…を積極的に紹介した」なんて事が書いてある。

挙げられている5人皆凄い作曲家だと思いますが、特にメシアン、ライヒは大好きですし、ナンカロウにも強く惹かれます。

この一文に加え、「ドビュッシーでもなく、メシアンでもなく、ナイマンでもない、永遠に続くかのような不可思議なピアノの響き、ひたすらそんな音と向き合う67分。これは素晴らしい体験です」とある。

これは、是非とも聴いてみたくなりますね。

先日、タワレコのセールで少し安くなっているのを見付け購入しました。

ミニマル系で穏やかな曲調。

一つも違和感無いながらも何とも不可思議で美しい響きの連続。

限りない美しさに満ちていますが、願わくば関東の晴天の下ではなく、日本海側の天候で聴きたい。

はらはらと雪降る中、この曲を聴いたらどんなに美しきことか。

トンネルを抜けるとそこは響きの書の世界だった…。

そんな言葉も違和感無く響く癒し系の美しい音楽。

1時間を超える大作ながら、12のパートに分かれていて退屈せず聴けます。

新年に相応しい静かで美しい音楽。

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