golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

テレマン「無伴奏ヴァイオリンの為の12の幻想曲」グリュミオー

2010-11-14 22:07:07 | Weblog
久しぶりにテレビで相撲を見ました。

体育館へトレーニングへ行き、エアロバイクを漕いでいた時、ちょうど相撲の終盤戦でありました。

中高生頃は結構好きでよく見ていた相撲ですが、最近はすっかりご無沙汰。

力士の四股名もあまり知りませんし、また知っている名前も顔と一致しません。

終盤の3番ほどを見ましたが、面白かったのは本日最後の取り組みを待つ横綱白鵬と小結栃ノ心の表情。

モンゴル出身の横綱とグルジア出身の小結という共に外国人関取でありながら、その表情が全く違う。

栃ノ心はだいぶ緊張している様子で、視線があっちに行ったりこっちに行ったり。

こんな大男の外国人でもこんなに緊張するのか、と小心者の私としては、むしろ好感を持って見ておりました。

対して、横綱白鵬。

落ち着き払った表情。それも、闘志が漲るという感じでは無く、穏やかささえ漂う平常心の表情。

何とも良いですね~。大横綱の風格。

本来であれば、白鵬の方が緊張して然るべき状況。

何しろ、双葉山の69連勝に挑む九州場所の初日ですから。

ところが、完璧無比なまでの平常心の表情。

これは凄い。

更に驚いたのは、立ち会いの出足の速さ。何という俊敏さ。

栃ノ心も頑張ったと思いますが、上手投げで万全の横綱相撲。これで63連勝、双葉山まであと6勝。

上位陣が外国人力士ばかりなのは寂しい限りではありますが、今日の白鵬の相撲内容、表情を見ると、是非新記録目指して頑張って欲しいと応援したくなりますね。

不祥事に揺れた角界ですが、素晴らしい相撲で霧を吹き飛ばして貰いたいものです。

ところで、先日から行き始めた体育館でのトレーニング、本日でようやく4回目。三日坊主を脱却しました(笑)。

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)(PHILIPS盤)

クラシックを聴き始めた初期の頃に知り、良い曲だなぁ~と思いながら、未だディスクを持っていないテレマンの名作。

今日、図書館で借りて参りました。

同じ無伴奏ヴァイオリンの曲ですが、バッハの作とは違った平明さと流麗さが身上の作品。

バッハの作は勿論大傑作だけれど、ヴァイオリンの音に気持ち良く浸れるテレマンのこの作品もまた素晴らしいもの。

グリュミオーの気品と香り高いヴァイオリンで、うん十年振りに(笑)この曲を楽しみました。

今度、バロック・ヴァイオリンの演奏でも聴いてみなきゃです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意外に録音の少ない名曲 (golf130)
2010-11-15 07:38:51
木曽さん
コメント有難うございます。
この曲、バッハの無伴奏とまでは行かなくても、結構録音があるものだろうとずっと思い込んでおりました。
記事アップした後、ちょっと検索してみましたが、録音少なそうですね。全曲となると10数種類でしょうか?

検索結果の上位に木曽さんのポッジャーの記事も出て来ましたし、なんと私の書いたばかりの記事まで(笑)。
バロックが好きな方なら誰でも知っている位の有名曲と思い込んでいましたが、意外に知名度も低いのでしょうか?

ポッジャーやマンゼも是非聴いてみたいですね。(さすがに、ブックオフにはなさそう)
返信する
隠れた名曲 (木曽のあばら屋)
2010-11-14 23:28:51
こんにちは。
この曲、なかなかいいですよね。
そりゃバッハの無伴奏にはかないませんが、
のびのびとした屈託のなさが魅力的。
バロック・バイオリンならポッジャーとマンゼが録音していたと思います。
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