そこんとこ、なんぼだ?(おっさんが叫ぶ)
1円50銭す!(ニイちゃんが返事する)
了解!(おっさん、納得)
あんたら一体いつの時代の人間?銭なんて貨幣単位持ち出して。
第一、円とか銭とかって、お金の単位じゃねえか!さっきまで長さの話してたんじゃないの??
学生時代に土木関連の会社でバイトした時のことです。
最初、おっさん達の会話、全く理解出来なかったですね。
土木関連の業界に共通する符丁なのか、バイト先のローカルな言い方なのか、今だ不明のままですが、メートル=円、センチ=銭のことでした。
測量などで使っている赤と白に塗られた棒、あれで大体の長さを把握するのだと知りました。
50cm毎に塗り分けられており、例えば、赤1つ+白1つだと1mになる訳です。
冒頭の「1円50銭す!」は、棒の赤+白+赤の長さと同じ位で、約1m50cmですよ~の意味だったんです。
ドゥルーベ(アルト)ガッゼローニ(フルート)グーシュ(ザイロリンバ)リクー(ヴィブラフォーン)バティーニュ(打楽器)スティングル(ギター)コロー(ヴィオラ)ブーレーズ指揮(BMG盤)
今日は、作曲家ブーレーズの代表作。
私の大好きなシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」に影響を受けた作品で、女声といくつかの楽器による構成です。
「月に憑かれたピエロ」に比べると、怪しさの度合いが薄いというか少しサラリとした曲調です。
この曲、12音技法で作曲されているんですね。でも、種々の楽器とアルトの響きが美しい。無機的、機械的ではありません。
指揮者ブーレーズに興味のある方には聴いて頂きたい曲です。
この曲の存在を知ったのは、文庫クセジュ「ハープ、リュート、ギター」という本。現代音楽でギターが使われた作例として紹介されていたのがキッカケでした。
前にも書いた通り、ギターのオリジナル曲のレパートリーが少ない為、この曲のようにアンサンブルの中で使われるだけでもうれしい。
まして、20世紀を代表するような1曲ですから。
なお、この本には邦題で載っていましたが、その後、原題を知り「丸太3メートル」みたいな妙チキリンな題名が気になりましたね。
ライナーノーツに日本語訳の詩が載っていますが、難しくて私なんぞには、さっぱり解らない。
邦題は「打ち手のない槌」(主なき槌)。
この題名から察すると、土木関係の曲なのかなぁ?
歌詞だって、シャールという詩人の「激怒する職人階級」、「美しい建物 さまざまな予感」といった詩から採られているんだし…。
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最初、おっさん達の会話、全く理解出来なかったですね。
土木関連の業界に共通する符丁なのか、バイト先のローカルな言い方なのか、今だ不明のままですが、メートル=円、センチ=銭のことでした。
測量などで使っている赤と白に塗られた棒、あれで大体の長さを把握するのだと知りました。
50cm毎に塗り分けられており、例えば、赤1つ+白1つだと1mになる訳です。
冒頭の「1円50銭す!」は、棒の赤+白+赤の長さと同じ位で、約1m50cmですよ~の意味だったんです。
ドゥルーベ(アルト)ガッゼローニ(フルート)グーシュ(ザイロリンバ)リクー(ヴィブラフォーン)バティーニュ(打楽器)スティングル(ギター)コロー(ヴィオラ)ブーレーズ指揮(BMG盤)
今日は、作曲家ブーレーズの代表作。
私の大好きなシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」に影響を受けた作品で、女声といくつかの楽器による構成です。
「月に憑かれたピエロ」に比べると、怪しさの度合いが薄いというか少しサラリとした曲調です。
この曲、12音技法で作曲されているんですね。でも、種々の楽器とアルトの響きが美しい。無機的、機械的ではありません。
指揮者ブーレーズに興味のある方には聴いて頂きたい曲です。
この曲の存在を知ったのは、文庫クセジュ「ハープ、リュート、ギター」という本。現代音楽でギターが使われた作例として紹介されていたのがキッカケでした。
前にも書いた通り、ギターのオリジナル曲のレパートリーが少ない為、この曲のようにアンサンブルの中で使われるだけでもうれしい。
まして、20世紀を代表するような1曲ですから。
なお、この本には邦題で載っていましたが、その後、原題を知り「丸太3メートル」みたいな妙チキリンな題名が気になりましたね。
ライナーノーツに日本語訳の詩が載っていますが、難しくて私なんぞには、さっぱり解らない。
邦題は「打ち手のない槌」(主なき槌)。
この題名から察すると、土木関係の曲なのかなぁ?
歌詞だって、シャールという詩人の「激怒する職人階級」、「美しい建物 さまざまな予感」といった詩から採られているんだし…。
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意外と綺麗でオシャレな曲ですよね。
きちんと理解して咀嚼しようとすれば超難解なのでしょうが、
なんとなく聴き流して、音の動きや響きを感覚的に楽しんでます。
書き込み有難うございます。
現代音楽を毛嫌いする人が多いのですが、感覚的に聴けば楽しめるものも多いと思いますね。
妙に難解なものとして来た作り手側、マスコミの問題もあったのでしょう。最近は変わって来たようにも感じますが。