golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「交響曲第2番、ハイドンの主題による変奏曲」S=イッセルシュテット

2010-09-29 22:34:51 | Weblog
今朝の出勤時は久しぶりに1駅手前で降り、いつもとは全く違ったコースで出勤しました。

道のそれぞれは何回も歩いたことのあるのですが、歩く方角や時間帯が違うと風景がかなり違って見え、また新たな発見もいくつかありました。

へえ、こんな所にこんなモニュメントがあったんだ!とか、この通りに道の名前を印したゲートが付いていたんだ、等々。

時間に余裕のある日はまた別ルートを歩いてみましょう。

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮北ドイツ放送交響楽団(DOCUMENTS盤)

昨日に引き続き、シュミット=イッセルシュテットのブラームス交響曲全集から。

第2番は、「最愛の交響曲」。ブラームスに限らず、知っている交響曲の中でもトップレベルの大好きな作品であります。

ブラームスの「田園」とも呼ばれ、作曲の地ペルチャッハの美しい自然を投影していると言われる伸びやかで明朗な雰囲気と落ち着いた佇まいが堪らないのであります。

思い返せば、刷り込みはLP時代フルトヴェングラー、ロンドン・フィル盤。

その後、ジュリーニ、フィルハーモニア管盤でこの曲に対する偏愛は決定的なものになりました。

奇しくも、どちらもイギリスのオケ。

ドイツ音楽としての堅固な構えの中にも弦の美しい響きも重要ポイントとなっているこの曲には、意外にイギリスのオケも合っているのかもしれませんね。

さて、純ドイツコンビによるこの演奏はどうでしょうか…。

ステレオ録音ということで、昨日の第1交響曲よりずっと良い音を期待したのですが、あまり良い音では無いですね。

録音故か、オケそのものの所為か、やや粗削りに聴こえます。第2楽章などもっと美しい弦の響きを聴きたいと思う。

しかし、質実剛健で大らかな流れの演奏は好きなタイプ。

トゥッティの力感に不足もありません。この曲、第1楽章、第4楽章など結構力強い音楽も含んでいますからね。

若干の不満はありましたが、大好きな曲を十分楽しめる演奏でした。

交響曲は、1967年ステレオ・ライブ。

変奏曲は、1962年モノラル・ライブ。

渋味のある音色と滋味豊かな演奏により、「ハイドンの主題による変奏曲」って、こんな良い曲だったんだと再認識しました。秋の風情にマッチした音楽ですね。

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