golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リンヤマ「パルティータ・ソナタ《来たれ、創造主なる聖霊よ》」他、フォルスマン他

2012-02-13 22:22:59 | Weblog
会社で使用しているPCが老朽化し、新しいマシンに交換して貰える事になり本日届きました。

ところが、旧マシンから新しいマシンへのデータ移行が手こずり、午後半日作業するも完了せず。

グループウェアの設定が前のマシンはちょっと変則的だったようで、ちょっと詳しい若手にも見て貰いましたが解決に至らず。

また明日以降継続。

とは言っても、もう1度だけ自分でちょっとやってみて、後はお手上げするしかないな(笑)。

1.シベリウス(1865~1957)「即興曲 Op.5-1」(1893年)マッティ・ヴァイニオ(オルガン)
2.タネリ・クーシスト(1905~1988)「パストラーレ Op.18-2」(1926年)フォルケ・フォルスマン(オルガン)
3.タネリ・クーシスト「聖歌《緑のオリーヴの小枝を》による幻想曲 Op.55-1」(1951年)タウノ・アイカー(オルガン)
4.ヤルモ・パルヴィアイネン(1927~)「トッカータとフーガ イ短調」(1958年)タウノ・アイカー(オルガン)
5.ヨウコ・リンヤマ(1934~)「パルティータ・ソナタ《来たれ、創造主なる聖霊よ》」(1968年)フォルケ・フォルスマン(オルガン)
6.ペッカ・コスティアイネン(1944~)「オルガン・ミサ曲」(1974年)マッティ・ヴァイニオ(オルガン)(FINLANDIA盤)

以前、図書館から「フィンランドのオルガン音楽 第1集」というCDを借りましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/008a98d1497d53611bad8cf40cf3f030)、こちらはその第2集。

「即興曲 Op.5-1」は、ほの暗い情感の中にも暖かさを感じる4分弱の元々はピアノの為の作品。

「パストラーレ Op.18-2」は、セザール・フランクを賛美した作品との事で、敬虔さの中にも旋律の美しさが光ります。5分弱。

「聖歌《緑のオリーヴの小枝を》による幻想曲 Op.55-1」は、壮麗な如何にもオルガン曲らしい作品。6分強。

「トッカータとフーガ イ短調」は、古(いにしえ)の様式に近代的感性を持ち込んだ作品で、近代オルガン曲の一つの成功スタイル。9分弱。なかなか聴き応えあって好きです、こういう曲。

「パルティータ・ソナタ《来たれ、創造主なる聖霊よ》」は、イントラーダ/コラール/トッカータⅠ/ホケトゥスⅠ/トッカータⅡ/ホケトゥスⅡ/フーガの7つの楽章から成る16分ほどの作品。不協和音やシンセサイザーを思わせる響きなども多い、このディスクの中で最も現代的な曲。個人的にも一番気に入りました。

大好きなメシアンのオルガン曲と比べると、冷やかな感触が如何にもフィンランドのオルガン曲でしょうか。

ちなみに、作曲者は「林山陽子さん」という日本人ではなく、フィンランドの男性。あちらはカタカタにすると日本人の様な名前も結構ありますね。

「オルガン・ミサ曲」は、トッカータ/主よ、あわれみたまえ/キリストよ、あわれみたまえ/主よ、あわれみたまえ/いと高き天には、神に栄光あれ/地には、善意の人々に平安あれ/主よ、神よ、天の王よ/世の罪を除きたもう御方よ/カンツォーナ/私は唯一の神を信ずる/聖なるかな/神の仔羊/神に感謝の13曲から成る30分ほどの大作。

前曲と比べると随分と保守的な様式ですが、音色も多彩で聴き応えある作品です。

フィンランドにも独自の魅力あるオルガン曲がありますね。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿