golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ハイドン「弦楽四重奏曲第80番」クイケンQ.

2009-07-21 22:54:29 | Weblog
今朝の出勤途中、会社近くの立ち食い蕎麦屋に寄りました。

自販機でチケットを購入し、何気に見ると取り忘れのお釣700円が。

一瞬迷いましたねえ(笑)。

100円玉1、2枚なら自分のお釣と勘違いした振りして掠め取っても罪にならないけど(罪になるって!)、500円玉がいるしなあ~、中佐(500円)一人と上等兵(100円)二人か~、シカトして持ってっちゃったらやっぱヤバイよな?私の脳内のおんぼろスーパーコンピュータで瞬時に色々検討した結果、「ごっさん」するのは断念。

「お釣り忘れた方いませんか?」と店内の他のお客さんに声を掛け、お店の人にもその旨言いました。

若いサラリーマン風が手を挙げ、中佐と上等兵二人は身請けされて行きました。

ちと残念。

自販機でふと思い出したのは、高校時代学校の前にあった一台。

絶妙のタイミングで同時押しすると二本出て来るのですね。

皆、面白がってそこで買っていましたっけ。

しかし、なかなか二本は出て参りません。ごく稀に同時押下出来た時のみ二本ゲットに成功です。

「バカな自販機だ!」

皆、そう思っておりましたが、今にして思うと、もしかしたら巧妙に仕掛けられた販売促進策だったのかもしれませんね。

クイケン四重奏団(DENON盤)

今日はハイドン。作品76-6、Hob.Ⅲ-80の弦楽四重奏曲を聴きましょう。

前にも何回か書きましたが、バロックとモーツァルトの間の時代は余り聴けていないほとんど手付かずの分野。

なかなか素敵な音楽がたくさん眠っている鉱脈の様に感じております。

なお、夭折したモーツァルトに対し、当時としては長生きだったハイドンの方が後まで生きていたので、ハイドンに関して言えば「モーツァルトと同時代の作曲家」と言う方が適切なのかもしれませんが。

第1楽章アレグレット
シンプルな主題による変奏曲。速い変奏も混ざりますが、主題の落ち着いた曲調が楽章を支配しています。

第2楽章ファンタジア;アダージョ
更に穏やかで平和な音楽。サラリとした肌合ながらも気高い美しさの楽章。

第3楽章メヌエット;プレスト
瑞々しさに満ちた音楽。標記はプレストですが、アレグレットくらいのスピード感でしょうか。

第4楽章フィナーレ;アレグロ・スピリトゥオーゾ
附点リズムの跳躍感が小気味良い音楽。クイケン四重奏団の古楽器による切れ味鋭い演奏が冴えますねえ。

こんな素晴らしい曲が一杯あるんですよね、ハイドンには。

弦楽四重奏曲全集や交響曲全集も安くなっているとは言えなかなか手が出ません。

少しずつ集めて行きましょうか。

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