golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「カンタータ第4,150,196番」鈴木雅明

2010-01-27 08:05:22 | Weblog
昨日は、久しぶりに21時過ぎまで会議でした。

帰り掛けに夕食を摂りながらちょい~っと一杯やったら、家に帰ってバタンキュー(←ちょっと死語っぽい響き?)。更新出来ませんでした。

ちょっと前なら21時は全然普通の、いやむしろ早い時間。

健康管理等、会社の勤務管理が厳しくなったことも背景にありますが、不況の影響も大。

こうして、ほぼ毎日ブログ書いていられるのも、考え様によったら不況のお陰、というのも変な話ですが。

きちんと数字を見ている訳ではありませんが、私の使用しているgooブログもここところ登録数が随分増えたような気がします。

もしかしたら、不況でブログのサイト数や記事が増えるなんていう現象もあるのかな。

仕事が暇→時間に余裕がある、しかし金に余裕がない→ただで出来るブログに走る…みたいな。

私も当てはまっているかな。

栗栖由美子(ソプラノ)、太刀川昭(カウンターテナー)、片野耕喜(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BIS盤)

ふた月ほど前取り上げた傑作カンタータの一つ第4番(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/7953534a2902726ae44b1e76e999a5dc?guid=ON)、そこでも書きましたが、昔から知っている曲でしたが今一つ馴染めておりませんでした。

第4番「キリストは死の縄目につながれたり」

しかし、先日のガーディナー盤で開眼。

そして、昨日から何回か聴いているバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)で大好きなカンタータの一つに昇格です。

厳粛な第1曲に続き、第2曲で合唱がハレルヤハレルヤ…と盛り上がって行く部分など痺れました。先日のガーディナー盤でもこの部分凄いと思いましたが、より透明な響きの中から徐々に盛り上がって来る様はこのBCJ盤の方が上かも。(ガーディナー盤も聴き直してみねば)

第3曲の二重唱、第4曲の細やかで美しい弦の響きなども感動的です。

素晴らしい曲、世界的にもトップレベルの素晴らしい演奏、そしてその演奏が指揮、古楽器オケ、独唱、合唱(そして、そのいずれもが高水準)含めほとんど日本人の手になるものであることにまた感動であります。

透明で柳の様なしなやかさを持ち清潔なバッハ、日本人の美意識に基づく新鮮な演奏が世界でも高く評価されるのでしょう。

これは、BCJの実演も是非とも聴きに行かねば。

今朝は時間が無いので触れられませんが、カップリングの2曲も素敵なカンタータ。

第150番、第5曲のヴィオラ・ダ・ガンバの細かく速い伴奏音型も面白いし、素晴らしい演奏。

そして、合唱の澄んだ響きがここでも光ります。

第150番「主よ、我汝を仰ぎ望む」

第196番「主は我らを御心に留めたまえり」

バッハのカンタータ、最近ヘレヴェッヘ盤がお気に入りですが、鈴木雅明盤もまた違った良さがあって、自分的に双璧になる予感も致します。

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