今日は台風接近でしたが、ほぼ1日家に籠もっておりましたので、実感ありませんでした。
朝、ちょっと外出した時も雨もそれほど降っていなかったし。
雨の音もそれほど聞こえなかったし、まして風の音も。
昨日ちょっと飲み過ぎたこともあり、寝ていた時間が長かった所為かもしれませんが…。
エディット・マティス(BWV23)(ソプラノ)、アンナ・レイノルズ(BWV23,87,126)(アルト)、ヘルタ・テッパー(BWV108)(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(BWV108)(テノール)、ペーター・シュライアー(BWV23,87,126)(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BWV87)、テオ・アダム(BWV108,126)(バス)、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団(GRAMMOPHON盤)
久しぶりにバッハのカンタータ。
1.第108番「わが去るは汝らの益なり」
2.第87番「今までは汝らなにをもわが名によりて」
3.第126番「主よ、われらを汝の御言のもとに保ち」
4.第23番「汝まことの神にしてダビデの子よ」
第108番、冒頭の2つのオーボエ・ダモーレのオブリガートと弦が閑かな安らぎに満ちた風景を彷彿させるようなバスのアリアに先ず引き込まれます。
そして、今度は甘美なヴァイオリンを従えたテノールのアリア。メロディメーカーバッハは、第1曲で捉えた心を離さず更にその世界に引き込みます。
テノールの短いレチタティーヴォをはさみ、刻む2拍子のリズム感が心地良い力強い合唱。一転して悲哀に満ち、そして慈悲に満ちたアルトのアリア。
そして、いつものようにコラールがピシッと締めます。
短いながらもなかなか良く出来たカンカータです。
続く第87番は、大海で波に揺れる船を連想するようなバスのアリア。
短いレチタティーヴォをはさみ、この曲の中核を成すアルトの10分を超える長いアリア。2つのイングリッシュ・ホルンを伴い歌われる世界は憂愁と陶酔に満ちています。バッハの音楽の強い引力を感じさせます。
テノールのレチタティーヴォの後、バスの優しいアリア。続くはテノールのアリア。弦の柔らかな響きが広大な草原などを想起させます。その上でテノールが優しく伸びやかに歌います。
そして終曲のコラール。
第126番は、トランペットやオーボエが輝かしくも不安感をも感じさせるような印象的な冒頭合唱に続きテノールのアリア。
続く、アルトとテノールの2重唱によるレチタティーヴォがオペラ的でなかなかに魅力。
細やかな動きが印象的な通奏低音をバックにバスが力強く歌うアリア。喜ばしくもどこかユーモラスな雰囲気も漂います。
そして、テノールのレチタティーヴォに終曲のコラール。
第23番は、冒頭ソプラノとアルトのデュエット。2つのオーボエが哀愁を添え、甘美なアリアが歌い進まれて行きます。
こういう曲を聴いていると、「隠れオペラ」という言葉が浮かんで来ます。
オペラを書かなかったバッハですが、オペラのアリアを彷彿させるような素晴らしい歌が、膨大なカンタータの随所で聴けますね。
テノールのレチタティーヴォに続く、輝かしい合唱。前向きな元気を与えてくれるバッハの音楽がここでも聴けます。
最後は、5分半と長いコラールが輝かしく曲を閉じます。
今日も、「宝の山」バッハ・カンカータの一角を堪能しました。
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朝、ちょっと外出した時も雨もそれほど降っていなかったし。
雨の音もそれほど聞こえなかったし、まして風の音も。
昨日ちょっと飲み過ぎたこともあり、寝ていた時間が長かった所為かもしれませんが…。
エディット・マティス(BWV23)(ソプラノ)、アンナ・レイノルズ(BWV23,87,126)(アルト)、ヘルタ・テッパー(BWV108)(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(BWV108)(テノール)、ペーター・シュライアー(BWV23,87,126)(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BWV87)、テオ・アダム(BWV108,126)(バス)、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団(GRAMMOPHON盤)
久しぶりにバッハのカンタータ。
1.第108番「わが去るは汝らの益なり」
2.第87番「今までは汝らなにをもわが名によりて」
3.第126番「主よ、われらを汝の御言のもとに保ち」
4.第23番「汝まことの神にしてダビデの子よ」
第108番、冒頭の2つのオーボエ・ダモーレのオブリガートと弦が閑かな安らぎに満ちた風景を彷彿させるようなバスのアリアに先ず引き込まれます。
そして、今度は甘美なヴァイオリンを従えたテノールのアリア。メロディメーカーバッハは、第1曲で捉えた心を離さず更にその世界に引き込みます。
テノールの短いレチタティーヴォをはさみ、刻む2拍子のリズム感が心地良い力強い合唱。一転して悲哀に満ち、そして慈悲に満ちたアルトのアリア。
そして、いつものようにコラールがピシッと締めます。
短いながらもなかなか良く出来たカンカータです。
続く第87番は、大海で波に揺れる船を連想するようなバスのアリア。
短いレチタティーヴォをはさみ、この曲の中核を成すアルトの10分を超える長いアリア。2つのイングリッシュ・ホルンを伴い歌われる世界は憂愁と陶酔に満ちています。バッハの音楽の強い引力を感じさせます。
テノールのレチタティーヴォの後、バスの優しいアリア。続くはテノールのアリア。弦の柔らかな響きが広大な草原などを想起させます。その上でテノールが優しく伸びやかに歌います。
そして終曲のコラール。
第126番は、トランペットやオーボエが輝かしくも不安感をも感じさせるような印象的な冒頭合唱に続きテノールのアリア。
続く、アルトとテノールの2重唱によるレチタティーヴォがオペラ的でなかなかに魅力。
細やかな動きが印象的な通奏低音をバックにバスが力強く歌うアリア。喜ばしくもどこかユーモラスな雰囲気も漂います。
そして、テノールのレチタティーヴォに終曲のコラール。
第23番は、冒頭ソプラノとアルトのデュエット。2つのオーボエが哀愁を添え、甘美なアリアが歌い進まれて行きます。
こういう曲を聴いていると、「隠れオペラ」という言葉が浮かんで来ます。
オペラを書かなかったバッハですが、オペラのアリアを彷彿させるような素晴らしい歌が、膨大なカンタータの随所で聴けますね。
テノールのレチタティーヴォに続く、輝かしい合唱。前向きな元気を与えてくれるバッハの音楽がここでも聴けます。
最後は、5分半と長いコラールが輝かしく曲を閉じます。
今日も、「宝の山」バッハ・カンカータの一角を堪能しました。
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