golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フォーレ「レクイエム、ラシーヌの雅歌、エレジー、パヴァーヌ、バビロンの流れのほとりで」P.ヤルヴィ

2015-06-26 23:41:10 | Weblog
他の駅でも同様のところが多いようですが、私の地元の駅前もムクドリの群れが凄い状態。街路樹にたくさん止まって鳴いております。

今日は雨だから静か…なんてことは無く、騒いでおりました。

安全地帯なのでねぐらにしているのでしょうが、糞や鳴き声で近くの方は迷惑でしょうね。

人間が山林の住環境を奪ったのが原因でしょうから、ムクドリも被害者には違いないのですが…。

フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー、レクイエム)、マティアス・ゲルネ(バリトン、レクイエム)、エリック・ピカール(チェロ、エレジー)、マリー・ヴィルジニア・サヴァスターノ(ソプラノ、バビロンの流れのほとりで)、レティティア・シングルトン(アルト、バビロンの流れのほとりで)、マティアス・ヴィダル(テノール、バビロンの流れのほとりで)、ウーゴ・ラヴェク(バス、バビロンの流れのほとりで)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団、合唱団(WARNER CLASSICS盤)

大好きなレクイエム。LP時代から色々な録音を聴いて来ておりますが、なかなか決定打という演奏に出会えておりません。(未聴で非常に期待している盤はありますが)

デリケートな美しさの曲で、演奏が難しいのか、理想が高過ぎるのか?

非常にいい線行っている演奏は色々ありますが、2人の独唱者、合唱、オケのいずれかが今一つといったディスクが多くもありました。

さあ、今をときめくパーヴォ・ヤルヴィ盤はどうか?

期待半分、懸念半分で購入致しました。

大指揮者だからといっても、なかなか成功しない難曲ですから。

しかも、大オーケストラよりも室内オケの方が合うような曲でもありますから。

しかし、さすがパーヴォ!

柔らかな中にも芯がしっかり通った音でオーケストラを美しく響かせる。

テンポも自然で、奇抜なところは皆無。それでいながら、存在感十分の演奏。

透明度高いながらも香り豊かな合唱。

ゲルネのバリトンも落ち着いた美声で素晴らしいですし、ジャルスキーのカウンターテナーはまさに天上の声。

ボーイソプラノを起用した録音も多くありますが、どうしても拙さが拭えないものが多い。

対して、こちらは万全の歌唱。

今まで聴いて来たこの曲の演奏の中で、トップレベルの名演に思います。

フォーレの音楽って、あまりにも隙の無い演奏だと香りが飛んでしまうように思いますが、併録の4曲も含め、万全でありながらも香り豊かな演奏です。

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