一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

オーシャンズ12

2005-02-14 | キネマ
昨日の話になるが、オーシャンズ12を観てきた

(あまり激しくネタバラシはしてませんが、******以下はご注意を)



制作側がドロボウ物だけでは飽きたためか、はたまた折角ギャラの高いスターを集めたんだから、というところか、同窓会風な内輪ネタや、芸達者の披露が多い。

まあ、それはそれでかなり面白い。
(現地で体験したわけではないんだけど)アメリカ風に映画館でも大笑いできる雰囲気の方が楽しめると思う。


ストーリー的には最後の種明かしのところがちょっと急ぎすぎの感じがする。




*****************************




最後に、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが加わったのは、ひょっとしたら「オーシャンズ13」の伏線か?
でも、またギャラが高くなるな。

ところで、種明かしをよーく考えてみたんだけど、レプリカの方が1個余る計算にならないかなぁ・・・?
ご覧になった方は、コメントください。
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義理チョコ、ギリギリ

2005-02-13 | 余計なひとこと
夕方、留守中に届いた書留を受け取りに郵便局の本局に行った。

休日・夜間用の窓口には先客が珍しく一人だけ。
ところがその先客の女性は、定型封筒程度の大きさの小包を机にずらりと並べ、一心不乱に料金別納シールと宛名ラベルを貼って、上から透明のテープで止める、という作業をしている。

自分の書留が出てくるのを待つ間横目で観察

どうやら包みから察するに、バレンタインデーのチョコらしい。
その数およそ15個
住所は「〇〇株式会社〇〇様」宛て。

ということは義理チョコか。

飲み屋の女性?
あんまりジロジロ見るのも失礼なので、よくはわからなかったが、水商売ではなさそう。
では何かの営業?

いずれにしても明日必着としたらギリギリだろうから、必死なのもわかる。
営業も大変だ・・・



ところでカカオ100%以来、チョコがマイブームになっている。
成城石井などには80%、70%、65%とnoir系の板チョコも置いてあり、順番に買って試している。
濃さの縦比較が一段落したら、次はメーカーの違いによる横比較もしようと思っている。

なので、ホントは義理チョコもリクエストしたいんだけどね(290円とかだし)・・・
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できることしかやりません (商売の一つのやり方、または掃除機談義その3)

2005-02-13 | あきなひ
結局昨日は掃除機を見に行く暇がなかった。


ところで掃除機ネタついでに思い出したことがある。
数年前に「ダニセンサーつき掃除機」というのが流行ったことがあった。

ダニセンサーがついていて、ランプが消えたら、そこの部分はきれいになったことがわかります、というふれこみ。

手元のスイッチ部分に赤外線センサーかなにかがついていて、吸い込む空気中の粒子がなくなるときれいになったと「お知らせ」するようなしくみだったと思う。


でも、よく考えてみると、吸い込んだ空気がきれいだといっても、ダニがなくなったわけではない。
もともと掃除機が非力だった場合、すぐにダニ・ホコリを吸い取らなくなって、「きれい印」になってしまう。


結局、この「ダニ取りランプ」は、きれいになったことを知らせるのでなく、この掃除機の限界を知らせているに過ぎない。
逆に、吸引力の少ない掃除機ほど早くきれいになったことになってしまう。



でも、この手の商売は、日常のビジネス上でもけっこうある。

たとえば経営コンサルタント。

うまくいっていない会社の問題点を指摘したり、改善策を提案したりするが、当然結果は保証しない。
結局「私は思ったことを言うだけですので、あとは信じたそちらのリスクですよ」ということ。
で、アドバイス自体も総論はもっともだけど各論の実現が難しいようなものをもっともらしく書いて、結局上手く行ったらt次の提案書の実績欄に誇らしげに書き込むし、上手くいかなかった場合は企業の実行力の不足の問題になってしまう(上級者は失敗の原因分析でもう一儲けしたりする)。

逆に、簡潔明瞭なアドバイスはありがたがられない、というクライアントサイドの問題があるのかもしれない。
「そんなことは前からわかっている」とか言われたり、もっとひどいと「折角カネを出したのだから分厚いレポートがほしい」なんていうのがあったりね。



次に、タイムチャージで報酬を計算する弁護士。
かかった時間×弁護士の単価で計算される。
したがって要領がよくポイントを押さえ、てきぱきと仕事をする弁護士は安くなり、要領が悪く、手戻りの多い弁護士ほど時間がかかって高くなる、という不思議なシステムになっている。
長い目で見れば、要領の悪い人は淘汰されたり、時間単価で差がつくのだろうが、弁護士の中で要領の悪い人が増えると、ある仕事にかかる平均的な作業時間は増えるので、全体の収入は増える、という構造にある。


この手のタイムチャージを皮肉ったジョークはアメリカでは結構多い。

ある日、40歳の弁護士が自動車事故で死んだ。
天国に行った弁護士は、神様に
「私はまだこんなに若いのに、どうして死ななきゃならないんですか!」と訴えた。
すると神様曰く
「おかしいな。君の請求書によると、君はもう80歳くらい生きているはずなんだが・・・」



できることしかやらない。しかもそれを「Best Solutionの提供」(この"Best"って、自分のできる範囲、って意味でのbestで、顧客にとってのbestじゃないんだよね。)なんて言って、有難がらせて高い金をせしめるというのは商売のポイントの一つではないでしょうか。

ただ、中身があまりにひどいと長続きはしないし、ひどいときには詐欺とか言われるのでご注意を。
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統計でウソをつく法 (または掃除機談義その2)

2005-02-12 | 乱読日記
昨日の掃除機談義の続き

ダイソンの吸引力比較グラフについて、いろいろ議論がされていた。

グラフの縦軸が比率を使っているが、そもそもの吸引力が違うのであれば絶対値は他機種のほうが大きいはず
とか
横軸のごみの量が600gを100%としているようだが、そもそもそんなにごみを溜めることはない(溜められない)ので、日常的な部分での機能低下はほとんどない(確かに機能低下しないダイソンはすごいけど)
などという議論が交わされている

そこでふと統計でウソをつく法
という本のことを思い出した。

これは高校生の頃教師に薦められて読んだのだが、教師が薦めた本の中ではいちばん(唯一?)面白かったものとして記憶に残っている。

単位の取り方でグラフの与える印象が全然違ってくるとか、「平均値」が意味を持たないところで乱用されているとか、統計や統計をもとにした議論を見るときに「ちょっと待てよ」と冷静になるためのポイントが書いてある。


amazonで調べたらまだ売っていたので、思わず注文してしまった。


統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門

講談社

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ダイソンvsシャープ

2005-02-11 | 買い物
格闘技でなく掃除機の話

(それなら「ダイソン」でなく「タイソン」だし、「シャープ兄弟」じゃあ力道山時代の話だ・・・)


新しい掃除機を買おうと考えている。


あたらし物好き+メカ好き+デザイン好きとしてはダイソンは候補からはずせない。

紙フィルターを使わないサイクロン式なので、吸引力が低下しないうえに、排気臭もないらしい。
「サイクロン」の遠心分離のメカニズムのところを透明にして機能を強調するデザインもなかなか魅力的。

しかも、昨年日本向けのコンパクトな新製品DC-12が登場した。
これはホースの収納にも芸を見せていて、A3サイズくらいにまとまるらしい。


しかしネックは価格。
ネット通販でも5万円台後半になる。

そうなるとあれや これやと調べたり、
国産で似たような機能で安いのはないか、などと考えたりもする。


そこで登場してきたのがシャープ

ダイソンのHPの比較でも吸引力の低下がいちばん少ない。
しかも、価格は最高級機でも3万円弱。

そこで気になって価格.comの口コミ掲示板を見出したら、唖然とするくらいの大激論が交わされていた

曰く、ダイソンのHPの吸引力の低下のグラフも、吸込仕事率をかければ初期値はシャープのほうがいい。
曰く、吸込仕事率はフィルターを粗くすれば上げられるので意味がない
曰く、シャープの新型は吸込仕事率の数字に拘っていて構造上無理があり、旧モデルの方がいい。
曰く、ダイソンのヘッドは重すぎる
曰く、シャープのヘッドの回転部分の部品がよく壊れる
曰く、ミラクルジェットというヘッドノズル+ダイソンという組み合わせがベストだ
・・・・・・・・

過去に使った他メーカーの掃除機の文句をつらつら書き連ねる人、メーカーのクレーム対応をほめる人・けなす人、ひたすら安値購入にこだわる人、親兄弟に別の機種を試しに買わせて比較テストをする人。圧力センサーを持ち出して測定する人、カバーをはずして分解してみる人など、ものすごい情熱を傾けている。


サイトは「価格.com」だけど、買い物は価格だけじゃない、ということがよくわかる。


結局、今日の午後は数時間掃除機問題に費やしてしまった。


明日、店に実物を見に行こう。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<その後の購入記はこちら

<購入した掃除機の動画はこちら
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石頭楼

2005-02-10 | 飲んだり食べたり
* 昨晩は眠気を押して書いていたら、寝ぼけてへんな操作をしてすべて消えてしまった。
  気を取り直して・・・


昨日は9人と大人数の会食(ミニご接待)

場所は表題の石鍋料理の店。「スートウロウ」と読む。
六本木の隠れ家レストランとしてそこそこ有名らしい。

工事中の防衛庁跡地を横目に見ながら星条旗通りを越えて裏の住宅地の路地を入る。

マンションの1室なのだが、建物に近づくだけでゴマ油の香りが漂ってくる。
全然隠れていないし、近所迷惑ではないのか、と心配する。

入り口は他の部屋と同じなのでとてもわかりにくい。

中に入るとメゾネットで2フロアに分かれている。
われわれは下の階の個室。

料理は「何料理」と定義しにくい。あえて言えば「ごま油しゃぶしゃぶ鍋」か。

まずごま油が入った石鍋に薄切り豚肉と牛肉を投入して炒め、一度鍋からあげる。
次にスープを加え、えび・ホタテ等の魚介類、野菜とさっき炒めた肉を投入してしばらく煮込んだら出来上がり。
ポン酢とラー油系の辛味タレで食べる。
薬味はすりおろしにんにくと豆腐ようのような発酵させた豆腐

ゴマ油ベースなので、韓国風といえば韓国風だけど、具の取り合わせは日本風。
ゴマ油独特の風味があるが、しつこさはない。
しかもボリュームも多く、なかなかに満足
最後にスープを使ってのラーメンもおいしい。

鍋奉行は店の人がやってくれるし楽チン。


ここは「隠れ家レストラン」とは言いながら、気取ったところはない。
お店の人も家族的。

ただ、紹介客限定、完全予約制なのは、周りへの迷惑を考えてのことなのだろう。
そうは言っても、やっぱり管理規約違反なんだろうけど・・・


隣の個室ではテレビを持ち込んでサッカーの北朝鮮戦を観戦しているらしい。
日本の先取点で「ウォー!」
北朝鮮の同点ゴールで「あぁぁ・・・」

実況いらずの盛り上がり。


結局同点かぁ・・・と思いながら二次会へとタクシーに乗ったら、車載テレビで丁度ゲームセット。
なぜかジーコがガッツポーズをしているなぁ、と見てたら、いつの間にか1点入って2対1で日本の勝利


まあ、ここで躓いているようでは予選突破はおぼつかないんだけどね。


今朝テレビを見たが、北朝鮮の同点ゴールの左アウトサイドのシュートはすごかった。
大黒の振り向きざまのシュートも、思い切りの良さがキーパーとディフェンダーの対応を後手にまわしてゴールに結びついた、という感じ。


とりあえず一歩前進ということかな。
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サプリメント漬け

2005-02-09 | よしなしごと
今年は花粉が多いとテレビなどで騒ぎ立てているのにつられ、そろそろ準備を始めた。

3年前から花粉症が出だして、一昨年までは公式には認めなかったのだけど、去年花粉症カミングアウト宣言をした。


そうなると開き直って花粉症対策グッズに凝ってしまう。


昨年愛用したDHCの甜茶とシソの実エキス。比較的安いし、錠剤でお手軽(甜茶をお茶として煎れても見たけど、ちょっと甘口でそんなに大量に飲めるものではなかった)
ただ、昨年は花粉自体が少なかったので、今年実力がためされる

花粉が飛ぶようになったら、マスク+洗眼液
洗眼液は家と会社に常備。これは効果が実感できていい。
それに、ピーク時用に点鼻薬。

今年はさらに、服にスプレーして花粉をつかないようにするとともについた花粉を不活性化させるというものも購入。

準備万端「かかってこい」((c)ジョージ・W・ブッシュ)ってなもんですわ。


でも、これに、酒を飲みすぎた後はウコンを飲んだり、
例の湿疹対策(おかげさまで快方に向かってます)でお肌にいいと言われるビタミンCも飲んだりと、気がついたらサプリメントを4錠も飲んでる。

これじゃ、アメリカ人を笑えない。
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ボスニア または ハルバースタム「静かなる戦争」

2005-02-08 | 乱読日記
ノーマンズランドにトラックバックしてもらった記事で、ボスニア紛争をどこまで知っているんだろう、という問いかけがあった。

確かに僕もそんなに知っているわけではなく、読んだ本の中で一番詳しく(わかりやすく)書いてあったのがデービッド・ハルバースタム「静かなる戦争」

これはブッシュ(父)政権からクリントン政権において、地域紛争への介入に関しどのような意思決定をしたかを詳述したドキュメンタリー。
ボスニア紛争やソマリア紛争の経緯とそれに対する米国の関与の意思決定がリアルに描かれている。

それにしても、ハルバースタムは1934年生まれの70歳にもかかわらず、精力的な取材と精緻な分析・整理に基づく圧倒的な描写力には毎回感動させられる。
ベトナム戦争を描いた出世作(もはや古典的名著)の「ベスト&ブライテスト」から35年経過して、なお衰えを見せないところはすごい。

ボスニア紛争に話をもどすと、セルビア人、クロアチア人、ムスリムが600年以上にわたり殺しあってきた歴史、いわば中世からの憎悪が問題をきわめて複雑にしている。
「昨日の砲撃を行なった理由は、西暦925年に遡る。今でもその年の地図を見れば説明がつく」という司令官の言葉にすべてが象徴されている。

ノーマンズランドよりストレートにボスニア紛争特に市街戦の悲惨さを描いた映画としてはウェルカム・トゥ・サラエボがある。


余談だけど、この映画で主人公のイギリス人ジャーナリストの現地人助手の役はERのドクター・コバッチュ(リンク先の写真左から5人目)役と同じゴラン・ヴィスニィックがやってます。


この本はソマリアやルワンダについても、概略触れているし、なかなか日本のマスコミには取り上げられないところなので、非常に勉強になる、おすすめの1冊です。



静かなる戦争(上)-アメリカの栄光と挫折

PHP研究所

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ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて

朝日新聞社

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お出かけついでに

2005-02-07 | 飲んだり食べたり
今日は夜、築地で会食。

ちょっと早めに会社を出て、用足しをいくつか

その1
OBJ eastでメガネの調整。
バネ蝶番でソフトにフィットしているせいか、どうも2,3ヶ月でずれて来るようだ。


その2
ちょうど5%オフのDMをもらったこともあり、銀座わしたショップで買い物。
まずは遠赤ウコン。色々試してみたけど、これが飲みすぎ後には一番効果があるような感じがする。能書きどうりに吸収がいいのかもしれない。
そんなに飲まないのが一番なんだけどね。

次は「さんぴん茶」。これは昨年沖縄に行ってからのお気に入り。
中国緑茶とジャスミン茶のブレンドらしいけど、さっぱりして何の食事にも合う。
夏はアイスで飲んでいたが、ホットもいける(お茶だからホットの方が基本か)

で、ついでに、「まとめ買い送料無料キャンペーン」とかに乗せられて、もろみ酢も買ってしまった。


その3
宝くじ売り場で、年末ジャンボその他の換金。といっても全部末等・・・・


食事はしゃぶしゃぶをメインにした「洋風懐石」
最初に出てきた「やりイカのたたき風イカ墨ソース」というのがいちばんおいしかった。
イカを細かくたたきにして丸めたうえにウニが乗っていて、周りのイカ墨ソースと和えて食べる。

しゃぶしゃぶは美味しいんだけど、どうもこういうところの肉は、霜降り度合いが過剰な感じがする。
皿に乗っている状態の赤い肉と白い脂肪のコントラストを見ると、いっぱい食べよう、という気力がちょいと萎える。

トシのせいかな・・・
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豆乳鍋

2005-02-06 | 飲んだり食べたり
最近流行っている豆乳鍋をした。


豆乳とわかっていても、全体が乳白色だと何か味がついているんではないか、という印象をもってしまう。
煮立ってくるにつれ、表面が泡立ち、膨らんでくるところも、一種独特の迫力がある。

しかし、食べてみると、当然のことながらあっさりしていてポン酢醤油などがよく似合う。
けっこういけるではないか。
魚介・野菜系を中心にしたので、かなりヘルシーでもある。


ただ問題は、スープが白いので、具がどこにあるかがよくわからないこと。
菜箸やレンゲでかき回して見つけないといけない。

いろいろ入れてみようと、豚ロースをしゃぶしゃぶ風にもしてみたが、そうやって箸につまんだままでないと、一旦鍋の中に落とすと行方不明になってしまう。

豚肉もそうだが、白菜やネギ・ホタテなどは保護色になってしまい、特に見つかりにくい。

海老、鮭、ニンジン、春菊などの色合いの強いものが見た目にも美味しそうだと思う。
キノコもシメジや椎茸ならいいけどエノキだとわけわかんなくなりそう・・・



あとは豆乳とだし汁の比率に工夫の余地があるかも


今回は豆乳55:だし45くらいだったが、比率の工夫で色々楽しめそう

①豆乳の比率を多くして豆腐料理として楽しんでみる
湯葉を作る(作れるかな?)とか、ポン酢醤油や白だし、醤油などの付け汁や薬味の種類をいくつか食べ比べる

②今回のように半々にして、鍋として煮込んで楽しむ(その場合は具の色合いで工夫)

③豆乳を少なめにして、最初はしゃぶしゃぶ、後でうどんやおじやで楽しむ


途中でだし汁を加え、①→③というのもできるかな?(欲張り)


など、なかなかアイデアがふくらむ料理でした
次回に期待です。
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Easy Rider

2005-02-05 | キネマ
TSUTAYAの旧作半額キャンペーンをやっていたが、比較的新しいものはほとんど貸し出し中だったので、思いっきり昔のイージー・ライダーを借りてみた。

1週間レンタルといっても、結局観られるのは週末。
昨日(金曜)の深夜に観る。

1969年、ピーター・フォンダ(今は何やってるんだろう)、デニス・ホッパー(「スピード」以降渋めの脇役で復活)、ジャック・ニコルソン(老いてますます盛ん)の3人が30代前半。
デニス・ホッパーは長髪・口ひげで、最近の印象とは全然違うが、ジャック・ニコルソンは、昔から一癖ある役柄が似合っていたんだなぁ。

映画自体は60年代のヒッピー・反戦というのを前面に出しているのかと思ったらさにあらず、
麻薬の密輸で大金を稼いだ2人組が、バイクに乗ってニューオリンズの謝肉祭に行く、というロードムービー。
途中でヒッピーのコミュニティにも寄るが、視線は醒めている。

この映画は「自由を失ったアメリカ」がテーマなのだろう。
自由と言う建前に縛られて、自由を許容しなくなっているアメリカを描いている。


後半で、ジャックニコルソン(途中で合流したアル中の若手弁護士)が語る部分。
何で人々は俺らを嫌うのか(安モーテルにも泊めてくれないし・・・)、というデニス・ホッパーに対し、
ジャック・ニコルソンは
自由な人間という存在自体が嫌われるのだ、という。

"Talking about it and being it, that's two different things."
"It's so hard to be free when you are bought and sold in the marketplace."
"Don't ever tell anybody that they are not free, cause they gonna get real busy killing and maiming to prove that they are."
"They gonna talk to you and talk to you and talk to you about indivisual freedom.
But they see a free indivisual, it's gonna scare them."
(Well it don't make them running scared.)
"No. It makes them dangerous."

 自由を説く事と自由であることは別だ。
 カネで動く者は自由になれない。
 アメリカ人は自由であることを証明するためなら殺人も平気だ。
 個人の自由についてはいくらでも喋るが、自由な奴を見るのは怖い。
 (怖がらせてるわけじゃないんだがね)
 いや、非常に危険だ。


結局この晩にジャック・ニコルソンが殺され、最後には2人とも殺されてしまう。存在自体が目障りだ、という理由で普通の人に。


最近はアメリカは「他人を自由にする」ことに熱心だが、自分の考える「自由」の範疇に収まらないのは許さない、というところは相変わらずのようだ。

もっともこれはアメリカ人に限った事ではないのだろうけどね。

考えてみれば仕事でもそうかもしれない。
部下に「好きにやっていいよ」といって、本当に好きにやる事を許容しているのだろうか?

ちょっと反省。
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前にだけは進めません

2005-02-05 | あきなひ
この信号機は今週を象徴している。


「前にだけは進めません。」


パリ・ダカールラリーで4回優勝して「砂漠のライオン」の異名を持つアリ・バタネンというラリードライバーがいる。80年代後半から90年代にかけてが全盛期というちょっと昔の人。(今はEUの議員とかやっているらしい。でも昨年またパリ・ダカに出ていた。)

彼のインタビュー記事を雑誌で読んだ事がある。

その中で、砂漠でのドライビングのコツを聞かれたバタネンは
「コースミスをしたと思っても、決して逆戻りしない事」と答えていた。


このフレーズは今でも印象に残っている。

自分なりに解釈すると、正しい道がわからない砂漠でも、迂回しながらでも前に進めば、いつかは正しい道にたどり着く。しかし逆戻りは完全なロスになる、ということなのではないかと思う。


この考え方は困ったときの意思決定にけっこう役に立っている。


間違ったと思ったときに、出発点に戻るというのは大事だ。(多分こっちが基本なんだろう)
ただ、間違ったと気がつくのは、えてして遅れがち。
そこで、確実に出発点に戻れる保証(または余裕)がないときは、遮二無二目的地とおぼしき方向に向かって進む方がいい。


ということで、今週は迂回・ジグザグ行進・方向転換・フェイントetc.と悪あがきのオンパレード。
やらなかった(できなかった)のは正面突破だけ(笑)


でも逆に、こういう悪あがきのほうが、結果どうにか形になったときには、達成感はあったりするんだよね。
(単に悪あがきが好きなだけなのかもしれないけど・・・)


まあ、最終的にはどうにか形になって、やれやれの一週間でした。
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Denial is not a river in Egypt

2005-02-04 | よしなしごと
地雷処理がどうにか終わった。
ただ、内密の話だけに打ち上げというわけにも行かないので、今日は早く帰って家でワインをあける。

めったに見る時間帯じゃないので、ドラマとかを途中で見ても仕方がなく、BS1のCBS "Nightline"を見る

ちょうどブッシュ大統領の一般教書演説の話をしていた(相変わらずfreedom,liberty連発のやつ)

イラクの選挙について、イラク人は、"If Iraqui people stands for their own liberty, America stands with you"(イラクの人々が自由のために立ち上がるのに、アメリカは全面的に協力する)というようなことを言っていた。

それについてキャスターが
「このフレーズは、東西冷戦時にルーズベルト大統領がハンガリー市民に呼びかけたのの引用だと思いますが、ハンガリーにソ連が進行したときには結局何もしなくて国際的な非難を浴びましたよね」と鋭い突っ込みを入れていた。
ABCはFOXとはちがって政権寄り一辺倒でもないのだろう。


ただ、演説の最後の部分で、2階席に呼びかける部分は文句なく感動だったらしい。

2階席には、First Ladyの席があり、レーガン大統領がその隣に一般市民を招待してから、そこは「特等席」としてマスコミの注目を浴びるようになったそうな。(最近ではTop Secretで、誰が座るかは当日までわからない)

今年は、イラク戦争に従軍して戦死した息子(ノーウィル軍曹とか言ってた)の両親を招待し、その前列にはイラクの市民を配し、彼らが両親に抱きつく、というのがクライマックスだった。
しかも、そのイラク市民の指には、投票したことを示す紫色のインクがついていた・・・という演出


このシーンが今年感動を呼び起こした事は、テレビ番組のゲスト全員が認めていた。
何しろブッシュ(Jr.)大統領すら、目にうっすりと涙を浮かべていたんだから。
素直に感動してしまうところが、また国民にはウケるのだろう
このあたり、なんとなく小泉首相と似ていなくもない。


でも、世界一強大な軍事力・経済力を持つアメリカの指導者がこんな風に感情をすぐ表に出してしまうというのはちょっと問題ではないか?


それに比べて、女性関係にルーズだったかもしれないがクリントンは演説が上手い。(女性関係にはルーズだけど(笑))
「決め」のフレーズのうまさと、そこまで/そこからの議論の展開がとてもスマート。

表題のフレーズは、ダボス会議でのクリントンの演説で使われたもの。
娘の世代の流行り言葉をうまく引用しながら、経済の「よいグローバル化」について語っている。
確かに、拒絶(denial)ばかりして、交流しなければ、(経済)発展はない。


"denial"と"a river in egypt"をかけること自体はer8 のタイトルで(邦題タイトルが「不信と後悔と」だもん)使われているくらいだから、よく言われる言い回しになっているようだ。

でも、"denial"="The Nile"って、けっこうベタな駄洒落だよね・・・


* ちなみにこんな本もありました
Denial Is Not a River in Egypt

Hazelden

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「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」

2005-02-03 | 余計なひとこと
テレビ朝日はサッカーの国際大会などになると、必ずこのキャッチフレーズが出てくるが、
このフレーズは好きではない。

ぜひ勝って欲しい大事な一戦というならほかにも言いようはあるだろうに、
自分が戦うわけでもなく、責任者でもないのに「負けられない」などと言い放つところに、
図々しさを感じてならない。


それとも、トーナメント方式だと負ければ終わりだ、という意味なら、単にルールを言っているだけに過ぎない。

それじゃあ阿呆だ。




そもそもテレビ朝日とか朝日新聞は、
「絶対に負けられない」の信念のもとに国家総動員をし、
「絶対に負けられない」の呪縛から不完全な情報分析・戦力分析をもとに無謀な戦略を立て敗戦に終わった
60年前の戦争(および戦争指導者たち)に一番批判的だだったはずではないのか?


「絶対に負けられない」というスローガンの背景にあるメンタリティについて、少しは考えてみてもいいのではないか


それとも彼らの報道は、現象面への批判であって、分析・解説・提言は含まれていないのだろうか?
たとえば靖国参拝報道などを見ると、参拝した事、私人としてか公人としてか、中国が怒っているぞ、などということばかりが云々されている。
なぜ問題なのか、何が問題なのか-存在自体の問題点、閣僚の参拝の問題点-等について掘り下げた議論がなく、恒例行事化してしまっている感じだ。


このフレーズを叫ぶたびに、自分を薄っぺらなものにしてしまっている。


まあ、とりあえずは、「絶対に負けられない」NHKとの戦いに、せいぜい頑張ってほしいものだ。
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ノーマンズランド(ネタバレ注意)

2005-02-02 | キネマ
この映画はちゃんと映画館で観ました。
とてもリアルで、とてもユーモラスで、とても辛らつで、とても哀しい、つまりとてもいい映画なのです。

でも、残念ながら今日の話は仕事の話


先週末から、トラブルシューティングに追われている。

それも、力技で対処できるという類のものではない

「今更言うなよ」と言いたくなるような話で、既にかなり深みにはまっている状態で持ってこられた。

打合せの時に「気がついたら地雷原の真中にいるようなものだ」
「いやいや、既に地雷を踏んでしまっていて、足を上げたら爆発するので、踏んづけたまま解体しないといけないような状態だ」などと自虐的な憂さ晴らしをしていて
この映画のことを思い出した。

仕事は人の生死にかかわらないが、この手の状況自体は決して他人事ではない・・・


映画の主人公は結局死んじゃった、ということは考えないようにしよう(苦笑)


今日はとっとと寝ます。
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