一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

最後に日本らしい野球ができました

2006-03-21 | よしなしごと
朝一でスポーツクラブに行ったかいがあり、帰りのロビーで1回表の4点先取を見ることができました。

初回の小笠原の四球が大きかった。
今日は小笠原はボールがよく見えていましたね。
5回と9回の得点機にもミスショットせずにきっちり犠牲フライを上げるし、守備も大活躍でした。

さすがにキューバはスイングが早く「タイミングはようわからんが、スピードはないから近くにきたらしばいたれ」というような打法で、きれいじゃないヒットですが6回に渡辺俊介をとらえるあたりはさすがでした。
ピッチャーも先発の不調が最後まで響いたものの、5回から9回まで投げたパルマが最初から出てきたらどうなっていたか・・・


で、1点差の9回、川崎のバント失敗(相手の守備も上手かったけど、川崎はかわいそうなくらいメロメロでしたね、若いんだからこの経験は生きるでしょう)の後の西岡のプッシュバントは感動的でした(日本シリーズで阪神もやられたんだけどw)。
7回の川崎がファンブルしながらの併殺完成のときのガッツポーズといい、ホントにいい選手ですね。

ここまでくればイチロー、松中(敬遠だったけど、このシリーズはつなぐ野球に徹していて見事)、そして切り札福留と、一気に寄り切りです。


準決勝から「川崎-西岡-イチロー」という相手にとっていやらしくつなぐか形ができたのが大きかったですね。


投手陣は松坂の気合が見事だったわけですが、先発が崩れたときに、けっこう形にこだわる王監督、は今日のキューバのように総動員であたったのかどうかはちょと興味ありました。


まあ、とにかく一度死んだ身でありながら優勝できてよかったです。
以前のオリンピックだと、今回の韓国のように予選で圧倒的に強いけど決勝でコロッ負けたりするのが日本のパターンだったと記憶してるんだけど、こういう一度地獄から這い上がっての優勝の経験は大きいと思います。
コメント
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