一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

着地失敗により減点

2006-03-14 | 自分のこと
都合の悪いことは都合の悪いときに起きる。


ちょうど地下鉄の自動改札を通ろうとしてプリペイドカードを取り出したところで電話が鳴った。

先程コールバックをお願いした相手だとすると、このまま放っておいて留守電にしてしまうのはまずい。

しかし、後ろには人がつかえているし、横も他の自動改札の列がびっしり並んでおり、列をはずれることもできない。

しかも花粉症用のマスクをしているので、このままでは電話に出られない。

なおかつ、カバンを持っていて片手はふさがっている。


そこで咄嗟に

① プリペイドカードを中指と人差し指でつまむように持ち替える
② カードを手にはさんだまま、携帯電話をポケットから取り出す
③ 小指をマスクのゴムに引掛けてマスクをはずす。
④ 親指で折畳式の携帯電話のカバーを跳ね上げる
⑤ 通話開始
⑥ 通話しながら一瞬の隙をついて自動改札を通過

と、イナバウアーからの連続ジャンプばりの妙技を披露したはずだったのですが


通話が終わってホームの隅に佇んでいたのは、マスクを片耳からだらしなく垂らして、人差し指と中指がはさんでいるカードのせいで自由に使えないために携帯電話を閉じる事すらできないでいるヘンなおっさんでした。


メダリストへの道は険しい・・・
コメント (4)
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