チラシの裏

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アニメうみねこ 第16話

2009年10月18日 01時35分39秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
毎回思うんだが、このアニメはキャスティングが上手すぎる。

ノベルやコミックの、各キャラクターの声について考えながら、セリフを読んだことがあるだろうか?

俺は考えながら読んだことは無い。

深く考えず、自然にキャラクターのセリフを読んでいるのが一般的ではなかろうか。

読み進めている内に、自分の中でキャラクターのイメージというものが定着し、

そのイメージに基づいてセリフを脳内再生させているのが普通だと思われる。

ゆえに、アニメ化して声が付いたときに、脳内再生とのギャップがあると

その違和感から感情移入ができなかったり、酷いとそれだけでアニメ化失敗のレッテルが貼られるという。


原作付きのアニメは、原作信者の脳内再生を大切にしなければならない。


なんとも難しい注文だと思うが、多くのアニメは失敗していない。

多少の違和感は、時間が解決してくれるからだ。

聞き慣れてしまえば、「もうそのキャラはその声しかありえない」になる。

そんな中、アニメ版うみねこは、初見からハマリ役なことが多い。

イメージとぴったり、というやつだ。

今回新登場のシエスタ姉妹近衛兵がその最たるだ。

特にシエスタ410。

不気味なほどイメージ通りだ。

もう「そのまんま」としか言いようが無い。

これは本当に感動した。



で、第16話の出来だが。

留弗夫と霧江の見せ場は、アニメ版ひぐらしの赤坂並に現実的な描写にアレンジされていた。

せっかく魔法が主張できる舞台なんだから、もっと派手にやってくれてもいいのに。

あと、カッコイイセリフをカットしすぎ。


毎回同じことを思っている気がするので、こういうところは期待しないほうがいいのかもしれないw

反面、シエスタ姉妹が黄金の矢を発射するシーンは、演出が派手でカッコ良かった。

力の入れ具合が理解できんw


秀吉がエヴァを説教するシーンは、もっと丁寧に描写されていたら不覚にも涙腺が崩壊していたかもしれない。

全体的には、かなり良かった回だった。

それゆえに、EP3の残り2回が心配。尺的な意味で。