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GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

PANDEMIC

2020-03-13 02:03:46 | P

 coronavirusの脅威はとどまらない。
 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/b6457480f78c3da5bb3e0c93525b4506

 もはやpandemic(全国[世界]的流行病)になっていると言える。
 今日のGetUpEnglishはすでによく使われているこの語を学習する。

〇Practical Example
 There is an increasing likelihood that the disease will develop into a pandemic.
「その病気がパンデミックになる可能性が高まっている.」

●Extra Point
  ニュースでもこの語はよく使われている。

◎Extra Example
The last time a pandemic occurred was in 2009 with swine flu, which experts think killed hundreds of thousands of people.  Pandemics are more likely if a virus is brand new, able to infect people easily and can spread from person-to-person in an efficient and sustained way.
「最後に世界的な疫病が流行したのは2009年の豚インフルエンザで、専門家によると10万の死者が出た。世界的な疫病は新型であれば人々に容易に感染し、人から人に瞬く間に感染し、体内に一定期間潜伏する」

 大変な時期ですが、希望を持ちましょう。
 必ず終わりはあるはずです。
 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/bf8ba56c9c58aca443c615353973c524

 I'm sure things will get better soon.(状況はきっとすぐによくなる)


PARTY LINE

2020-02-08 07:39:15 | P

 party lineはほかにも意味があるが、「(政党などの)政策、方針、主義」の意味で使われる。
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
 follow the party line([所属している]組織の方針に従う」の形でよく使われる。

○Practical Example
 They read him out of the Party and sent him to prison for not following the party line.
「彼は党から除名され、党の路線に従わなかったとして投獄された」

●Extra Point
  toe the party lineの形でも疲れる。

◎Extra Example
 When dealing with company clients, you must toe the party line, Tatsuya.
「会社の顧客と接するときは、社の方針に従わなくてはいけない、タツヤ」

 cross the party lineは「(党などの)方針を超える」ということで、「造反する」

 


TO COIN A PHRASE

2020-01-31 08:28:55 | P

 to coin a phrase は、「(私の)独創的な言い方をすれば」
 実際には決まり文句などを使うときに用いることが多い。
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example
 It takes all sorts to make a world, to coin a phrase.
「わたしに言わせると、世界を作るにはあらゆるものが必要だ」

●Extra Example
  必ずしも決まり文句を伴わずに使われることもある。以下、訳了した本に以下の表現があった。

Extra Example
  Margaret Dalivalle declined a face-to-face meeting, but we exchanged many emails. She wore her learning a little heavily, to coin a phrase, and was defensive about what she had discovered, which, she said, would be published for the first time in a forthcoming, longdelayed peer-reviewed book.
「直接会って話すことは断られたものの、マーガレット・ダリヴァレとは何度もメールをやり取りした。学問で少し身をすり減らしてしまっていたし、思うに自分の発見を守ろうとしていたようで、彼女が言うには、発見したことを本にしようとしていて、遅れに遅れたものの、査読もすんでようやく出版されるとのことだった」


POMP, POMP AND CIRCUMSTANCE

2020-01-30 10:45:14 | P

 pompは「はなやかさ、華麗、壮観」。
 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example
 The King's wedding was celebrated with great pomp and splendor.
「国王の結婚式は盛大に挙行された」

●Extra Point
  pomp and circumstance(ものものしい儀式や行進、儀式張った行事)という言い方も覚えておこう。

◎Extra Example
 I'm not going to the ceremony. I hate pomp and circumstance.
「式典には行かないつもりだ。儀式張ったことは大嫌いだ」

 


PUT TWO AND TWO TOGETHER, PERIOD, OFF THE RACES

2020-01-14 08:17:34 | P

 本日のGetUpEnglishは現在訳出中の本のなかから気になった表現をいくつか紹介する。

 Tookie was putting two (hundred million) and two (hundred million) together.

 put two and two together (and make [get] four)は、「事実を考え合わせて結論に達する[推論する]」という言い方だが、ここではtwo (hundred million) and two (hundred million)とすることで、この絵が4億ドル(2億ドル+2億ドル)以上で売れたという事実を示そうとしている。以下のように訳すしかないだろう。

「トゥーキーはこの絵が四億ドル以上で売れたという事実を考えあわせて結論を出した」

Around a third of it was obviously covered with over-painting,’ he remembers. ‘But I could see from other parts which were not covered with over-paint that this was clearly a sixteenth-century panel. Immediately I thought, “It’s period, and we’re off to the races.”

“It’s period, and we’re off to the races.”がむずかしいかもしれない。
 periodは定冠詞も不定冠詞もついていないことから、「以上、終わり、それだけのことさ」という口語表現だと思うし、前後の状況をよく考えて訳語をあてればよい。
 we’re off to the racesがその鍵となる表現であるが、これはおそらく新しい表現なので、その場合は本年の元旦に紹介したようにUrban Dictionaryをチェックしよう。https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20200101
 すると、以下の定義がヒットする。
 
Off to the races
Going somewhere exciting
"We are going off to the races tonight."
by yupitscharlotte April 05, 2016

https://www.urbandictionary.com/define.php?term=Off%20to%20the%20races

 以上から、次のように訳したらどうか。

「三分の一くらいは上塗りが施されていたと思います」と彼は思い出す。「でも、上塗りされてないところもあって、その部分から確かに十六世紀のパネルに描かれていることがわかりました。そこですぐに思いました。「そうだよ、これから面白くなるぞ」

 現在翻訳中の本はこういった表現が膨大に出てくるのでややしんどいが、英語の勉強になるし、なんといっても世界最高値の絵は一体どこから出てきたのかというどこにも書いていないことを著者が独自の調査で調べ上げ、その結果をまさに推理小説のようにdramaticに描き上げているので、大変楽しい。
 400ページを超えるこの大書もどうにか3か月で訳了できそうだ。


PLUSH

2020-01-09 08:49:56 | P

 plushは「すばらしい、快適な、豪華な」
 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example
 “This is certainly a plush room, Walt.”
 “It ought to be, seeing as how it's the most expensive room in the hotel.”
「ずいぶん豪華な部屋ですねえ、ウォルト」
「何しろこのホテルで一番高い部屋ですからね」

●Extra Point
  もう一例。

◎Extra Example
 She grew up with all the plush in the world around her. No wonder she isn't interested in a hayseed like me.
「彼女はぜいたく三昧で育ったんだ。ぼくみたいな田舎者に興味を示さないのも無理ないよ」

 


PLURAL

2019-12-23 08:19:15 | P

 英日翻訳をしていて、「複数形」(plural)になっている名詞をどう訳出したらいいか悩むことがよくある。もちろん、複数形をすべて日本語で表現できないが、その意味と感じをなんとか出したいことは常にある。特に風景や状態の描写で使われている場合は、それを日本語に出したいと思う。
 本日のGetUpEnglishはこの問題を考えてみたい。
 例えば以下の表現はどうか?

○Practical Example
One sunny morning I woke and pushed aside a corner of the blinds. Above the frosted, sun-dazzled bottom of the glass I saw a brilliant blue sky, divided into luminous rectangles by the orderly white strips of wood in my window.

  これはSteven Millhauserの短篇 “Snowmen“にある表現だ。さて、このrectanglesをどう訳したらよいか? 
大事なのは、この単語だけで考えるのではなく、この語を含めたdivided into luminous rectangles by the orderly white strips of wood in my windowからイメージを思い浮かべてみることだ。特にdivided into...につながっていることに注目したい。

●Extra Point
もう一例。以下の表現はどうか?

◎Extra Example
From the flat roof of the chicken coop hung a row of thick icicles, some in sun and some in shade. They reminded me of glossy and matte prints in my father’s albums.

glossy and matte printsは「つや出しの写真と艶消しの写真」であるが、このprintsの複数になっている感じは出したい。
 さて、どうしたらよいか?
 これはスティーヴン・ミルハウザーの訳者柴田元幸の訳をみると、「なるほど!」と思うはずなので、ぜひご覧いただきたい。どちらも最近うれしいことに復刊になった『新装版 柴田元幸ハイブ・リット』に収録されている。この本のすごさは
 ①バリー・ユアグロー、レベッカ・ブラウン、ケリー・リンク、スチュアート・ダイベック、スティーヴン・ミルハウザー、ポール・オースターと現代アメリカを代表する作家たちの短篇が読める。
 ②英文対訳で読める。
 ③英語表現の注も充実している。

といくつもあるが、もうひとつ強調しておきたいのは、

 ④それぞれの作家が朗読している音声がダウンロードで手に入る。

ということだ。
 ぜひ年末年始の休暇中に本書で英語のリーディングも翻訳もそしてリスニングも鍛えてほしい。


新装版 柴田元幸ハイブ・リット
ALCO 無料アプリ 音声DL&再生がスマホでできる!
価格(税込)
2,420円
商品分類レベル付属品
書籍英語中級~-

商品構成 本(B6変型、縦182×横131×厚さ20mm、184ページ)+ダウンロード音声106分収録
著者 柴田元幸、バリー・ユアグロー、レベッカ・ブラウン、ケリー・リンク、スチュアート・ダイベック、スティーヴン・ミルハウザー、ポール・オースター
発売日 2019年12月17日
商品コード 7019059
ISBN 9784757433861
関連商品 「ハイブ・リット」シリーズ
商品詳細
日本を代表する翻訳家・柴田元幸が偏愛する作品を選び翻訳し、アメリカ作家自身が朗読。海外文学を楽しみながら多面的にすぐれた英語に親しめる、朗読・原文・翻訳がセットになったハイブ・リットな本書で、ぜひ、一生モノのあなたの物語を見つけてください。

【対象レベル】
中級以上


「文学ほど、楽しむことと学ぶことが不可分に結びついている素材はほかにない」
(『柴田元幸ハイブ・リット』編訳者前書きより)

「ハイブ・リット」とは、hybrid(混成の)とliterature(文学)の合成語で、海外文学を楽しみながら多面的にすぐれた英語に親しめる、朗読・原文・翻訳をセットにしたシリーズの呼称です。
『柴田元幸ハイブ・リット』なら、
1) 柴田元幸が敬愛する作家の短篇小説を原文(英語)のまま読めます。
2) 小説の作者自身が朗読する英語を聞けます。
3) 日本を代表する名翻訳者の訳で英語のニュアンスを味わいつつ学べます。
ハイブ・リットで、ぜひ、心に響く物語、そして、作家を見つけ、あなたを海外文学へ導く扉を開けてください。

収録作品:※朗読はすべて作者
ハッピー・バースデイ/バリー・ユアグロー
私たちがやったこと/レベッカ・ブラウン
大いなる離婚/ケリー・リンク
ペット・ミルク/スチュアート・ダイベック
雪人間/スティーヴン・ミルハウザー
オーギー・レンのクリスマス・ストーリー/ポール・オースター

【目次】
編訳者まえがき 柴田元幸… 004

英語と文学を楽しむ『新装版 柴田元幸ハイブ・リット』 編集部編… 010

音声の活用方法 編集部編… 012

●Story 1 TRACK002-010
HAPPY BIRTHDAY by Barry Yourgrau
ハッピー・バースデイ/バリー・ユアグロー… 013

[Story 2 TRACK011-060
FOLIE A DEUX by Rebecca Brown
私たちがやったこと/レベッカ・ブラウン… 021

[Story 3 TRACK061-107
THE GREAT DIVORCE by Kelly Link
大いなる離婚/ケリー・リンク… 067

[Story 4 TRACK108-122
PET MILK by Stuart Dybek
ペット・ミルク/スチュアート・ダイベック… 111

[Story 5 TRACK123-138
SNOWMEN by Steven Millhauser
雪人間/スティーヴン・ミルハウザー… 129

[Story 6 TRACK139-164
AUGGIE WREN'S CHRISTMAS STORY by Paul Auster
オーギー・レンのクリスマス・ストーリー/ポール・オースター… 155

著者・訳者紹介… 182
初出一覧・コピーライト… 183
関連商品を見る:
「ハイブ・リット」シリーズ
柴田元幸 プロフィール
1954年東京都生まれ。東京大学名誉教授。著書に『翻訳教室』『アメリカン・ナルシス』『ケンブリッジ・サーカス』、村上春樹との共著に『本当の翻訳の話をしよう』などがある。本書掲載の作家以外にも、スティーヴ・エリクソン(『ゼロヴィル』)、マーク・トウェイン(『ハックルベリー・フィンの冒けん』)、ジャック・ロンドン(『火を熾す』)など、現代・古典の多数の作家作品を翻訳。雑誌『MONKEY』責任編集。本書ではAnimals、Objectsの章の翻訳と監訳を務めた。

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バリー・ユアグロー プロフィール
1949年南アフリカ生まれ。59年にアメリカ移住。『一人の男が飛行機から飛び降りる』(A Man Jumps out of an Airplane, 1984:邦訳96年)や本書掲載「ハッピー・バースデイ」収載の『たちの悪い話』(NASTYbook, 2005:邦訳07年)など、奇抜な設定でありながら、ときに愉快でときに悲しい、妙な現実味を感じさせる短篇を得意とする。

レベッカ・ブラウン プロフィール
1956年カリフォルニア州生まれ。本書掲載作を収録した『私たちがやったこと』(Annie Oakley's Girl, 1993:邦訳2002年)をはじめとして「幻想レズビアン小説作家」(柴田)とでも呼ぶべき作風の作品が多い。『体の贈り物』(The Gifts of the Body, 1995:邦訳2001年)、『家庭の医学』(邦訳2002年)など死をリアリズムで描いた作品もある。

ケリー・リンク プロフィール
1969年フロリダ州生まれ。95年にデビュー後、世界幻想文学大賞(「スペシャリストの帽子」99年)やネビュラ賞(「ルイーズのゴースト」2001年)などさまざまな文学賞を受賞。本書掲載作のようにゾンビを登場させるというシュールな設定ながら、リアルな日常的情景を描く絶妙なセンスを持つ。夫と出版社スモール・ビア・プレスを共同経営している。

スチュアート・ダイベック プロフィール
1942年イリノイ州生まれ。『シカゴ育ち』(The Coast of Chicago, 1990)、『僕はマゼランと旅した』(I Sailed with Magellan, 2003)といった、生まれ育った50年代のシカゴの下町を舞台にした連作短篇を発表。本書掲載作「ペット・ミルク」をはじめとして、すぐれた短篇に贈られるO・ヘンリー賞を4度受賞している。

スティーヴン・ミルハウザー プロフィール
1943年ニューヨーク州生まれ。本書掲載作収録の『イン・ザ・ペニー・アーケード』(In the Penny Arcade, 1986)、表題作でO・ヘンリー賞を受賞した『ナイフ投げ師』(The Knife Thrower, 1998年)など、現代アメリカでは稀な耽美的・ロマン主義的な作風で知られる。子供と芸術家を主人公に据えた物語が多い。大学で教鞭も執っている。

ポール・オースター プロフィール
1947年ニュージャージー州生まれ。1985年から86年にかけて発表した、ニューヨークを舞台とした作品をまとめた「ニューヨーク三部作」で高く評価される。本書掲載作にインスピレーションを得た映画監督ウェイン・ワンが手がけた『スモーク』や、自身でも監督した『ルル・オン・ザ・ブリッジ』など映画との関わりも深い。

 https://ec.alc.co.jp/book/7019059/


PAPAL PROCLAIM(2)

2019-12-05 08:19:26 | P

 ローマ・カトリック教会のフランシス教皇が先日来日し、被爆地の長崎と広島で講演した。

 本日のGetUpEnglishdでもその際の教皇のコメントの一部を紹介する。

 In a world where millions of children and families live in inhumane conditions, the money squandered and the fortunes made through the manufacture, maintenance and sale of ever more destructive weapons, are an affront crying out to heaven.

「数百万人の子供たちと家族が非人間的状況に置かれるなか、お金が無駄使いされ、財産がかつてない破壊的な兵器の製造と維持と販売に使われるのは、天に対する明白な冒涜です」

 squanderは「(金・時など)を無駄使いする」

 affrontは「公然たる[故意の]侮辱、無礼」

  このあたりはぜひ覚えておきたい。

 昨日のGetUpEnglishの記事はうまくUPされていなかったようで、大変失礼しました。


PAPAL PROCLAIM

2019-12-04 08:59:47 | P

 ローマ・カトリック教会のフランシス教皇が先日来日し、被爆地の長崎と広島で講演した。

 本日のGetUpEnglishはその際の教皇のコメントの一部を紹介する。

 https://www.reuters.com/article/us-pope-japan/pope-urges-abolition-of-nuclear-weapons-at-japans-ground-zeros-idUSKBN1XX0PG

Practical Example

 He restated his support for a 2017 treaty to ban nuclear weapons that was agreed by nearly two-thirds of U.N. members but opposed by big nuclear powers who say it could undermine nuclear deterrence, which they credit with averting conventional war.

 教皇は2017年の核兵器廃絶条約支援をふたたび明らかにした。条約は国連加盟国の3分の2の賛同を得ているが、通常の戦争は核兵器威嚇による抑止力によって回避されているのであり、この条約はこの力を弱めるとして核所有大国は反対している。

  undermine(徐々に弱まる), deterrence(威嚇により思いとどまらせること、抑止、[核兵器などの保有による](戦争)抑止(力))などは覚えておこう

○Practical Example

  続けて教皇は言う。

◎Extra Example

 “Our world is marked by a perverse dichotomy that tries to defend and ensure stability and peace through a sense of security sustained by a mentality of fear and mistrust,” he said in a somber voice, amid driving rain and strong wind.

「奇妙にねじくれて分裂したわたしたちの世界が目指しているのは、恐怖と不信感の精神が支える安全を通して、安定と平和を防衛し、実現することです」

 dichotomyは「(正反対なものへの)二分(法)」

 タイトルのpapal proclamationは「教皇の宣言」

  2019年12月4日のGetUpEnglishのこの記事はうまくUPされていなかったようで、大変申し訳ございませんでした。

 このサイトの更新が止まった時は管理人に何かあったかもしれませんので、その場合はあらゆる神々に無事をお祈りください。


PLAY UP TO...

2019-10-18 08:33:25 | P

 play up to...は「…に助演[助力]する、支持する、後援する」であるが、口語表現では「…にこびへつらう、ごまをする、つけこむ」の意味で使われる。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

  It's disgraceful the way that woman plays up to Mr. Stake just because he's a rich man.

「あの女、スタークさんが金持ちだというだけでご機嫌とりをしたりして、恥さらしだわ」

●Extra Pont

  もう一例。

◎Extra Example

  I don’ like the woman because she often carries favor with people in power.  Recently, she has been playing up to the influential author so that she would publish her book.

「あの女は権力のある男性のご機嫌を取ることが多いのできらいだ。最近は影響力のある作家に媚を売って、自分の本を出版してもらおうとしている」

 


PORT OF CALL

2019-10-15 08:14:08 | P

 port of callは「しばしば立ち寄る所、行きつけの場所」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 Anti Hebringun is one of his regular ports of call.

「アンチヘブリンガンは彼の行きつけの店の1つだ」

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13046054/

●Extra Point

  比喩的な意味で使われることもあるので、注意しよう。

 現在翻訳中の本に、この表現があった。

◎Extra Example

  Simon knew where to go next. There was a particular volume on his shelf which many dealers have, and which is often a first port of call for researching the history of potentially important unknown paintings. One day in 2006 or 2007 – he can’t remember which year exactly – Simon pulled out his copy of the Walpole Society Journal, 1972.

 サイモンは次にどこへ行くべきかわかっていた。多くの美術商と同じように彼も自宅の棚に特別な本を揃えていたし、それが重要な知られざる絵数点の歴史を調べる上で最初の拠りどころとなった。二〇〇六年か二〇〇七年のある日――サイモン自身もその年をはっきり覚えていない――、一九七二年発刊の『ウォルポール・ソサエティ・ジャーナル』を引っ張り出してみた。

 原文も流れるように書かれているので、訳文も切らずに一気に読ませるようにしたい。次の文とのつながりを考えて訳文を作ることが重要だ。

 

 

 


PROFUSION

2019-10-11 08:16:48 | P

 profusionは「豊富、濫費、ぜいたく」a profusion of...(多量[多数]の…、たくさんの…)の形でよく使われる。

 現在、鋭意翻訳中の本に、この表現があった。

○Practical Example

In the almost four decades since Marvellous Works, Kemp has published a profusion of scholarly articles and catalogue essays about the intersection of science and art in the work of Leonardo and in the broader Renaissance culture.

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 自然と人間の驚くべき諸作』出版からほぼ40年のあいだに、ケンプはダ・ヴィンチの作品およびルネッサンス文化の境界線で交差する化学と芸術について膨大な学術論文やカタログ・エッセイを発表している」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

  This tree in Kita-Senju puts forth a profusion of blossoms every spring.

「北千住のこの木は、毎春おびただしい数の花を咲かせる」

 


ON THE SAME PAGE

2019-09-26 08:42:43 | P

 on the same pageで、「(複数の人・グループが)同じ考え[意向]である」

○Practical Example

 After Mr. K’s translation workshop, we will go out drinking at his favorite bar “Aoyama Shokudo.”  Is everyone on the same page?

「K先生の翻訳教室のあと、みんなで先生の好きな居酒屋、青山食堂に飲みに行く。みんなそれでいい?」

●Extra Point

  もう一例。次のような言い方もする。

◎Extra Example

  It was an effort to get all of us Avengers all on the same page.

「アベンジャーズをひとつにまとめるのはひと苦労だった」

 


BE PRESSED FOR...

2019-09-11 08:01:47 | P

 be pressed for..で、「「(…なくて)非常に苦労している、困窮している、あえいでいる」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

 When she asked me why I have been doing too much job, I was hard pressed for an answer.

 なぜそんなに仕事をするのかと彼女に聞かれ、答えに窮した。

●Extra Point

 もう一例。

◎Extra Example

 "Did you find the solution?"

 "Yes, though I was pretty hard pressed for a time."

「解決策は見つかったの?」

「ああ、でもしばらくのあいだ、かなり四苦八苦したよ」

 ☆Extra Extra Point

 時間を目的語にして、次のように使われることがある。

★Extra Extra Eample

 "Can I talk you about the new project?"

 "I’m sorry, but I can’t chat for long.  I’m pressed for time right now.  I need to go to nursey school to pick up Aiko, my daughter."

「新しいプロジェクトについて話せる?」

「ごめんね、長くは無理かも。いまは時間がかなり押していて、娘の愛子を保育圏に迎えに行かないといけないの」


TO MAKE A FINAL PUSH

2019-09-09 08:51:25 | P

 make a final pushは「最後のひと踏ん張りをする」

  よく聞く言い方なので、ぜひ日常会話で使えるようにしておこう。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

 "My sons are now struggling to make a final push to complete his summer vacation assignments."

 "Both of them are good boys, Ayako."

 「息子たちは今夏休むの宿題の追い込みで四苦八苦してるの」

「ふたりともいい子だよ、彩子」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

 "After a year's work, Hiromi is making a final push to finish the translation project by the end of this month.”

「その翻訳プロジェクトに携わって1年経ち、ひろみは今月中に完了させるべく追い込みにかかっている」