Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

南海トラフでM8~9級の地震確率が高まった

2018年02月10日 | 日記

日本は地震活動期に入ってと言われている。
そして地震予知をするのであるが、ことごとく
当たらない。東日本大震災はノーマークであった。
 
ただし、南海大震災は歴史的に観ても定期的に
起こっている地震であって、確率的には高い。
その南海トラフでマグニチュード(M)8~9級の
地震が今後30年以内に起きる確率が70%程度
から70~80%となった。
 
この確率は高いのであるが、ここ数十年で日本で
起きている地震を考えれば、対策を練っておかな
ければいけない。建築の設計に関わっているものと
しては、なおさらである。
 
生活している方も、耐震診断を行うべきだと思うが、
どうしても無理な方もおられる。そういう方は、
災害に備えて、災害グッズという最低限のものが
入ったリュックなども売っているので参考にして
いただきたい。
 
家についても耐震補強出来ないのであれば、モノを
整理するだけで変わってくると思う。
モノが倒れてくるのを想定して、その場所に就寝しない、
扉が開くように考えて設置する、避難経路の確保、
家具転倒防止、等々、出来ることはたくさんある。
 
そして一部屋だけでもいいので、非常時に避難できる
スペースというのも確保したい。震災の時に構造の梁が
倒れてきたが、その隙間で助かった人もいる。
そういう、小さくてもいいから避難できるようなところが
あった方がいい。
 
台湾でも地震があったばかりだが、列島である日本は
地震国であり、そもそも列島とはプレートの狭間であるから
列島というものが出来たのであって、日本そのものが
どこで地震があってもおかしくない国なのである。