Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

監理と管理

2007年01月31日 | ブログ

昨日は「とよなか暮らしのポータルサイト」の現況報告会があり、出席してきました。というか一応このプロジェクトの委員長になっておりますので・・・。詳しくは ゆにばっぷのブログ http://blog.zaq.ne.jp/bappu/ を見て下さい。

さて、前回は「構造」のことについて少しふれましたが、今回は「じゃあ、構造のチェックって誰がするの?」という話を少~し。現場での立場を明確にするために覚えておきたい言葉に「現場監理」と「現場管理」というものがあります。両方とも「カンリ」なのですが、立場も仕事もまったく異なります。

「現場監理」というのは、普通 設計事務所が行う業務です。現場が図面通りに進んでいるかどうかをチェックしたり、現場で間違いがあれば是正するように指示したり、クライアント(建築主)の代わりに現場と打合せをしてチェックしていくという立場の業務のことを指します。だから「構造のチェック」などは「監理」業務の一つなのです。

もう一つの「現場管理」とは 簡単にいいますと現場監督の仕事(工務店)のことをいいます。現場の工程表を作成し、それに応じて職人を手配したり、モノを発注したり、工事金額の交渉をしたり等々、まさに工務店の仕事のことをさします。また、設計事務所が工事に関わっていない場合、現場監督が代わって現場をチェックすることになります。

では少し考えて見ましょう!工事が進んで仮に何かまずいことが発生したとします。このときに「現場監理」として設計事務所が入っておらず、現場監督と職人だけでの「現場管理」の場合、しっかり是正されるでしょうか?建物の中には隠れてしまって見えないところがたくさんあります。ふたをしてしまうとわからない。この時に第三者の立場として「現場監理」をしていてしっかりチェックしてもらったほうが安心ではないでしょうか。それが結果的には建物の安全にもつかがると思います。

もちろん、しっかり現場監理をしてキチンといた建物を施工している工務店はたくさんあります。先ほど書いたのは極端な例ですが、欠陥住宅や悪質リフォームなどその数は増える一方なので設計事務所をもっと活用して安心安全な建物を確保しましょうという設計事務所のつぶやきです。(笑)

最近は耐震偽造などで建築業界の信用はガタ落ちです。モラルの問題であり、情けないの一言です。構造設計者はもちろん悪いのですが、確認申請のずさんさ等、いろいろ言われていますが、あまりにも酷いものなどは現場も少し感ずいていたのではないか?という疑問もあります。結局、経済(お金)に流されて本来の「モノづくり」の心を忘れてしまった人たちなのでしょう。

多くの建築関係者は まじめにコツコツ仕事をしています。


構造

2007年01月29日 | ブログ

土曜日はブログ更新のはずが、「サイトが見つかりません」という画面が出てきて。せっかく書いた記事が消えてしまった。どういうこと?というかんじ。一気に気持ちが急降下・・・。今日は気持ちを切り替えてブログを書いています。

日曜日は住宅のプランの打合せ。それが終わって「見える家づくり集団」の見学会の担当だったので伊丹へ。完成後、住まれている方のご好意で見学会をさせていただきました。施工した工務店の見学会でもあり、他の団体の見学会でもあり、ゴチャゴチャまぜまぜの異例の見学会でありましたが、混乱もなく無事に終了。かなり熱心な方が多く、いろいろと質問も多くでました。ボクはホワイトボードに図をかいて説明したりしました。ちょっとプロっぽいでしょう(笑) そうそう、2月3日(土)に宝塚で構造(骨組み)の見学会がありますので、時間のある方はどうですか~。詳しくは http://mieruiezukuri.com/ まで。ボクも近いので時間があれば参加しようと思っています。

木造の構造見学会などはあまり開催されていませんが、一度くらい見ておくのも面白いと思います。木造住宅の構造は日本に昔からある工法の「在来工法」(柱と梁でつくられる家)と輸入された工法の「ツーバイフォー工法」(壁でもたせる家)に大きく分かれます。震災直後、「2×4(ツーバイフォー)工法」の住宅がたくさん残ったので「2×4」の住宅のほうが強いなど言われましたが、「在来工法」は老築化が進んでいたこと(シロアリ、腐朽菌等により構造部の損傷)、昔からある工法なので規制がゆるかったこと、特に昔の建物は敷地が狭く南に大きな開口部を設ける住宅では不利になる等々、それに比べて「2×4工法」は比較的新しい建物が多い、規制が厳しかった等々の理由により「在来工法」の倒壊率が高かったようです。

これを踏まえ、建築基準法もかわり規制も厳しくなりましたが、それよりも実際につくっている人たち(設計事務所、工務店)などから丈夫な家づくりのための様々な試みがされるようになりました。震災までの「在来工法」を「木造り」、震災から以降の「在来工法」を「木構造」と区別して呼ぶ場合もあります。・・・こんなことを書いていると長々となるので今の現状を一言で書きますと、「在来工法」も耐震性を十二分に持たすことができる工法である、ということです。そして、国産材を使うことによって環境へもよい影響を及ぼし、住む人にも安らぎを与えられる住宅ができるというメリットがあります。このあたりのことはいづれ詳しく書きたいと思います。

なんだか硬い話になりましたが、構造の話が出てきたので少し触れてみました。明日の昼からは協働事業提案の現況報告会というものがあり、まだ詰めておきたいことなどもあり・・・。なんでいつもギリギリなのだろうと思いつつ、がんばろう~~っと。


料理講習会

2007年01月25日 | ブログ

先日、大阪ガスの「料理講習会」にいってきました。大阪ガスのガラストップコンロのよさを設計事務所にわかってもらおうという趣旨で主に男性に参加してもらうというものです。定員に足りていないので「一緒にいかへんか」という誘いがあり、F事務所のFさんと一緒に参加。男性ばかりだと思っていたのに・・・男性は数えるほど。これは一緒に料理をするとなると少々プレッシャーがかかる・・・。

最初に挨拶があり、その次に「ガスコンロ VS IHヒーター」の料理勝負のビデオをみました。料理は卵焼きに始まり卵焼きに終わるといわれるからかどうか、卵焼き勝負のビデオでした。結果は大阪ガスのビデオなので想像におまかせします。このときにふ~んと思ったのが天ぷら油による火災の原因。火災の原因のほとんどは油に火がうつるのではなく、油の温度が原因。370度になると油自体から発火するようです。天ぷら料理のときは温度にご注意を~。

いよいよ、本命の料理講習会の始まり~。メニューは 1.小松菜とエリンギのゴマ酢和え 2.豚ヒレ肉の鍬焼き 3.白菜の包み蒸し 豆乳あん 4.鮭と豆腐の清汁 5.黒大豆入り炊き込みご飯

先生が一通り前で解説を加えながら実際に作っていきます。3分間クッキングの連続という感じで次々に解説がおわり、早速、グループに分かれて実践。8人が3テーブル、9人が1テーブルで合計 4テーブルで料理バトルの始まり。2人一組で1つの料理を人数分仕上げます。難しそうですが、出汁などあらかじめつくってあるのが多いので切ったり、ゆでたり、焼いたりと作業はいたって簡単。味付けもしてあるようなものなのでスムーズに調理は終了。

P506ic0010223940 一緒にいったFさんとは「小松菜とエリンギのゴマ酢和え」をつくりました。写真の真中下のものです。和えものの盛りつけのコツは立てるように盛りつけするのです。酢が入っていると青ものは色が変わるので食べる直前に和えて盛りつけします。そうそう、このときにキノコ類は水で洗うとダメ~だとと言うことを初めて知りました。以前、レストランで食べたマッシュルームのサラダは洗ってなかったのか?という疑問がわきましたが・・・これはナマのマッシュルームをスライスしてオリーブオイルをかけて塩コショウ少々かけるというまったく簡単なものですが結構おいしいのです。

すべての料理がそろい、ビールで乾杯。ぜ~んぶ、美味しかったのですね~。ワインもでてきたのですが、誰も飲まないので一人手酌で半分くらい飲み干しました。こんなのもたまにはいいですね~。なかなか楽しかったですです。


子供のセリフ

2007年01月22日 | ブログ

子「はだかんぼうでパンツイッチョウでたたかうのは なーんだ?」  親「プロレス!」  子「こたえはシーエムのあと~」  親「・・・・・」

親「さあ、ばんごはん食べよ~」  子「ビールは一本までね」  親「・・・・・」

子「たばこすったらビョウキになるよ」  親「ふ~ん、すってないやん」  子「すわへんていって、まえもすったしなあ~」  子「もう、すでにビョウキになってるかも~」  親「・・・・・」

親「今日は成人の日やね~。○○ちゃん(親戚の子)成人式やね~」  子「おとうさん、それまでいきてるかなあ~」  親「・・・・・」

親「○○(子供の名前)、○○、わかってんのか!」  子「はい、はい、よ~く、よ~くわかっております」  親「・・・・・」

親「いまの店、まずかったなあ~」  子「みせがきれいなだけやん」  子「あれでもプロか!」  親「・・・・・」

親「これ、だれの?」  子「それ、オラの~(ドラゴンボールのゴクウのまね:方言ではありません)」  親「・・・・・」(かっこわる~:本人はかっこいいつもり・・・)

8才と6才の子供との会話です。ある一線までは怒られないとわかっている子供たちはすきなことを言う。母親には言わないのに・・・。父親の威厳が・・・。怒ったときにはよ~く言うことをきくのですが・・・。よく、じゃれあっているのがいけないのかなあ~。「これでいいのだ」ともうすぐ「元祖天才バカボンのパパ」(アニメ版の歌)と同じ年になる父親でした。


納豆

2007年01月21日 | ブログ

「あるある大事典」納豆ダイエットのデータ捏造。やっぱりというかんじ。放送されてからあちこちで納豆が品切れになる現象がおきているくらい影響力のある番組ですが、ボクはあまり信用していないので見ていませんでした。あるあるを見るならNHKの「ためしてガッテン」をみたほうがいいですね~。

でも納豆はダイエット効果は別として本当に体にいい食材なので売り切れるくらい食べられるのはいいことです。ダイエット効果が期待できなくても食べ続けるといいと思います。

さて、みなさんは納豆はどういう食べ方をしていますか?オーソドックスなのはやはり混ぜてキザミネギと卵をいれ(黄身のみ)ショウユをかけて再びマゼマゼあったかいご飯にぶっかけて食べます。今はパックで売っているものなどはショウユのかわりにタレとカラシがついているのでそのまま入れる場合が多いですね~。以前、このブログで紹介した「ごま油+ショウユ入りネギ」を入れても美味しいですよ~。

かき混ぜるのは回数が多ければ多いほど良いのでひたすら無心にかき混ぜます。朝ごはんの定番のように思われていますが、夜に食べるほうが体にいいのです。

種類も豊富に出ていますが、ボクの好きなものの一つは「黒豆納豆」。丹波の黒豆でできた納豆です。それと「小粒納豆」や「半割れ納豆」等々。オムレツに納豆を入れて「納豆オムレツ」もよく食べます。こっそり味噌汁に入れて食べるのも実は結構好きなんですね~。

それにしてもダイエット関連のことはすごい勢いで広まっていくのですね。それだけ要望が多い証拠なんでしょうけど・・・。納豆を食べてもやせられると思いますよ。結局、食べる量と消費するカロリーの問題ですから~。よ~し納豆を食べてやせてみよう!健康的だし~。