Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

オカン外出作戦―2

2014年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム
オカンの外出作戦は、京都K五山の送り火の8月16日に遂行された。
今回はトイレに難のある店舗ではなくて、少々手こずっても家という場所で
みんなで迎えようということで妹のマンションに決定~。
ワンフロア―で完結されるマンションはそれなりにバリアフリーなんですね。
さずがにトイレに行くには少々苦労しましたが。。。
 
孫5人、子供(義理の子供含む)6人に囲まれて、常に笑顔のオカンであった。
オヤジも今回は参加で、文句を言いながら楽しそうであった。
そんな親父が、何を思ったか、涙ぐむシーンがあり、回りはシーンとなったのだが。
オカンの回復した姿をみてジーンときたようだ。
日頃は口げんかばかりしているが、思うところはあるようだ。
見ているこっちが影響されるので、もっと堂々と泣いてもらえればいいのだが。。。
 
認知症であるオカンはどこまで覚えているか、わかりません。
ただ、その時だけでも笑顔でいてもらえれば、外出してよかったと思っています。
家に帰りたいという気持ちは変わらないようです。そのモチベーションがリハビリの
モチベーションに変わるようです。
 
手すりを持っての横歩きは、4~5m歩けるようになりました。
これをきっかけに妹は介護施設にパパートで行くようになりました。
一人の人間の影響で周りの人は変化していくようです。
そんなことは全く感じていないようですが~。
 
人は意識しないところで、人に影響を与えています。
自分一人ではないのです。必ず、誰かの影響を受けています。
孤独とは、独りよがりの思いではないでしょうか。



建築関係の方々へのセミナーのお知らせ

2014年08月28日 | ケンチク ウラ話
今日は、建築関係の方々へのセミナーのお知らせです。
 
ドイツからマイスターを読んでの㈱プラネットジャパンのセミナーです。
プラネットジャパンは、木材の塗料から漆喰まで内装材のメーカーです。
本社ビルは、Gen建築設計所ともう1社でも協同設計の建物です。
 
日程と時間は添付資料を見てください。
場所は 東三国より徒歩10分かからないぐらいです。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92532-0006+%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%8C%BA%E8%A5%BF%E4%B8%89%E5%9B%BD%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%92%EF%BC%90+%EF%BC%B0%EF%BD%8C%EF%BD%81%EF%BD%8E%EF%BD%85%EF%BD%94%EF%BC%AA%EF%BD%81%EF%BD%90%EF%BD%81%EF%BD%8E/@34.7426012,135.4950205,17z/data=!4m2!3m1!1s0x6000e4521ea08035:0x56069c0e99b34403

プラネットジャパンのHPです。
http://www.planetjapan.co.jp/

 
もし、お時間があれば、建物見るのも兼ねて(隅々までご案内します)どうですか。
内装にはプラネットの材料をいろんな方法で使っています。屋上庭園も見ものです。

予約制なので、9月1日までにメールいただければ、一緒に申込みしておきます。

よろしくお願いします。

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ウサギとカメの話

2014年08月27日 | うんちく・小ネタ
ウサギとカメの話は有名で、余裕で、足の速いウサギが足の遅いカメが競争し、
最終的にはカメが早くゴールし、勝利する話です。
 
ツイッターかブログが何かで見たのですが(忘れました)、あるサラリーマンの
上司と部下の会話というものをみました。なかなか面白い話だったので
ブログにアップしておきます。
 
上司 「ウサギとカメ」の話を知っているよね。なぜウサギが負けてカメが勝ったと思う?」
 
部下 「ウサギが余裕をみせてさぼったから、その間にカメが先にゴールしたんですよね。」
 
上司 「もう少し視点を変えて考えてみよう。なぜウサギが負けた?」
 
部下 「ウサギが寝てしまったからじゃあ、ないんですか?」
 
上司 「こう考えたらどうだろう。ウサギはカメを見ていて、カメはゴールを見ていたから
     カメが勝ったのさ。その違いが勝敗を分けたんだよ。」
 

そうきたか!と思ったのでアップしました。
 



残暑お見舞い申し上げます!

2014年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム
残暑お見舞い申し上げます。
 
台風11号も日本海へ抜けましたが、各地に被害があったかと思います。
お見舞い申し上げます。
雨の多い台風で、農作物などの被害がこれからあらわれてくるかと思います。
めげずにがんばりましょう。
こんな時期に台風が連続してくるとは、思ってもみませんでした。
温暖化というよりも何か地球に変動が起きているのでしょう。
自然には人間の力は及ばないとつくづく感じます。
 
まだまだ暑い日が続くと思いますが、皆さまご自愛ください。



居心地のいい家

2014年08月07日 | うんちく・小ネタ
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毎日新聞の本日(8月7日(木曜日))の関西版、夕刊にコラムが載りました。
600字程度ということで書いたのですが、書き始めるとオーバーしてしまい、
かなりはしょりさしたが、良かったら読んでみてください。
夕刊はなんと50円です(笑) 以下に載せたコラムをアップしておきます。
 
  
居心地のいい家

                         Gen建築設計所  辻元 寿
  
一言で「どんな家がいい家か」と聞かれると、「居心地のいい家」だと答えます。
最近の家は、性能面が重要視され、数値化されて比較できるようになってきました。
 
しかし、例えば、人間で考えた場合、健康診断の数値が良いからといって、その人が
いい人かどうかまでは、わかりません。同じように家の性能の数値が良いからといって、
その家が本当にいい家かどうかという判断は難しいと思います。
 
いい家というのは、性能だけでなく、「居心地のよさ」が左右するのではないでしょうか。
勿論、基本的な性能は確保しての話になりますが、過剰に性能を上げるよりも
「居心地のいい家」を目指した方が、気持ちのいい、愛着ある家になります。
 
自分らしく生きていくためにライフスタイルを確認し、家に反映するのは基本的なことですが、
「居心地のいい家」とは、それ以外のことも充実させないといけません。
 
それは、「距離感と素材感」にあるのです。「距離感」というのは形になって表れます。
インテリアや室と室の距離感の良さというのは、人は敏感に感じるものです。
そして家全体の「素材」をどうするかによって、人は五感を通じて心地よさを感じます。
数値では表れないところに、自分でこだわったところに、家の魅力を感じます。
それらを充実させることにより、「居心地のいい家」になるのです。