Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

明日からは4月なのだ。

2018年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム

今日も快晴、非常にいい天気なのである。
こんな日は外にでて風と日差しを浴び
ながら散歩でもしたい。そこに満開の
サクラがあればなんと気持ちの良い景色
だろうということは想像つくのである。
 
あるのであるが、仕事もある。仕事がある
ことは幸せであるので、幸せを満喫する
ためにも仕事をするのである。
 
ということは外に出かけている場合では
ないのであって、インドアで閉じこもらな
ければならない。閉じこもって引きこもっ
て仕事をしているのはいいのだけれど、
コンピューターでソフトを使って図面を
書いているのであるが、データを保存しよう
としたら拒否されて消えた。
 
消えたのである。焦って、落ち着いて、もう
一度いろいろと調べたら遠くの方に自動保存
されていたデータがあった。
自動保存は作業時間が決めてあって、10分
とか20分おきに自動保存する。
 
でも設定がいつの間にか30分になっていて、
30分前の作業状態に戻る。もう一度、やらな
ければならない。一からやり直すことを思うと
マシなのだが、モチベーションが下がる。
 
ということで気分転換に違う作業をする。
それが今日はブログということで、何の内容も
ないブログになり、申し訳ないのであるが、
これも日常の記録ということなのである。
こんな日もある。ゴメンナサイ。
 
そして3月は最終日を迎えて、明日からは
4月なのだ。そして、世の中でいう新年度が
始まる。ボクはあまり関係ないのであるが、
何となく、世間に身を任せて新年度という
新しい波に乗るのだ。
 
さあ、明日からは4月!ガンバロウ。
 


花見の思い出

2018年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

連日の良すぎる天気のために桜が満開で
今度の週末が一番花見に良さそうな日に
なりそうだ。これだけの快晴だとみんな
外に出たくなるから太陽は偉大なのだ。
 
花見シーズン真っ盛りで思い出すのが、
20才頃に行った、多分、初めての
友人との酒盛り付き花見である。
 
高校時代の悪友が思いついたように、
「そうだ、花見に行こう。」ということに
突如なり、「花見と言えば、円山公園なの
である。」と京都の若人は無言で頷き、
祇園の円山公園へ向かうのであった。
 
しかし、悲しいことに場所取りなどという
発想はなく、みんなでウロウロしていて、
結局、公衆便所の横という誰もが避ける
ような場所しか空いていなかった。
 
それでも、どうにか、こうにか、花見は
開催され、持ち込んだアルコールで程よく
酔いかけたころ、隣にいたヤンチャそうな
お兄さんグループの一人が乱入してきた。
 
「勝負、勝負!」と言って缶酎ハイのよう
なものを片手に持ち叫び、乱入してきた。
酒の初心者だった僕たちは恐れおののいて
いたが、その中で冷静だった悪友がひっそり
耳打ちしてきた。
 
「これに水をいっぱい入れてきてくれ。」と。
それは紛れもなく1升ビンであり、ボクは
友人と一緒にトイレに駆け込み、2~3回、
1升ビンを洗い、最後に水を並々入れて
ひっそり持ち込んだ。
 
そして勝負は始まった。隣のヤンチャそうな
お兄さん達のグループも見守る中、勝負を
見とどけた。皆が息を飲んだ瞬間である。
 
友人は1升ビンに入った水を一気に飲み干し
「おぉ~」というみんなの驚きに、ボク達は
笑いをこらえながら拍手した。そして勝負は
一目瞭然で悪友に軍配が上がった。
 
見事であった。誇らしげであった。(笑)
勝負に負けたお兄さんは、「参りました。」
と潔く、その場を立ち去った。その後、
みんなは、笑いをこらえるのに必死だった。
 
日本酒をお猪口に1杯飲むだけで、酔って
しまう友人は水なら任せろと自信満々で
挑んだ勝負であった。何事もなく、安心した
ボクたちはその後も楽しく花見を満喫した。
 
ちなみに1升ビンは洗っておかないと、
残っている日本酒だけでも酔ってしまう
ぐらい酒には弱かったということも付け
加えておく。
 
一応、モノゴトは発想と工夫で解決する
こともあるという貴重な経験であった。(笑)
 



「けいちか」と「ちりつも」について考えた。

2018年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

よく似た意味の言葉に「継続は力なり」と
「塵も積もれば山となる」という言葉がある。
前者は継続すれば目標が達成できるよ~、
という感じで後者は小さなことの積み重ねが
気が付いたらこんなに大きくなっちゃった、
みたいな感じかな。
 
間違っているかもしれないけど、そんな感じで
理解している。そんでもって世の中はどうも
「継続は力なり」(長いので、「けいちか」と
略す)のイメージはいいのであるが、「塵も積も
れば山となる」(こちらも略して「ちりやま」)
の方は、良いイメージと悪いイメージの両方が
ある。
 
「けいちか」は、さあ、やるぞっと言わんばかりに
張りきっている感じであって、周りも応援して
くれる、そんな積極的やる気満々タイプなのだ。
それに比べて「ちりつも」は、まあ、こんなもんで
ええやろー、無理せんと好きなようにやるよ~
みたいなゆるい感じで力が抜けている。
 
「けいちか」は力を求めるということで、結果を
大切にする。「ちりやま」は知らぬ間にこんなに
なったのか、という意外性があるのである。
 
本来の意味は置いておいて、二つの言葉に対する
ボクのイメージはそんな感じなのである。
若い頃は張りきって「けいちか」目指して空回り
してきたが(笑)、年を重ねると予期せぬ結果が
ウレシイ「ちりつも」を好むようになった。
 
力が抜けてきたというか、力が入らないというか、
かっこよくいえば、力の加減を知ったのだ(笑)
だから、出来るだけ、がんばらない様にして
出来る範囲で無理せず続けていくことが大切な
気がしている年頃なのである。。。


「湯の華廊」へ行ってきた。

2018年03月28日 | 温泉・銭湯

日曜日の夜、またもやスーパー銭湯なるのもへ
行ってきたので忘れないうちに書いておく。
なんだか、このブログはそんなことばかり、
アップしているような気がするが、週に1回
ぐらいのことなので、気にせずに書いておく。 
 
19時くらいに車で行ってきたのが、「つかしん」
というショッピングセンターの中にある。
そこは菜園仲間のオススメである、「湯の華廊」
というところだ。場所は、尼崎市にあるのだ。
ここの露天風呂も「源泉かけ流し」という贅沢な
温泉である。
 
アプローチは片側に足湯が配置されており、
温泉に来ましたよ、ということをアピールして
いて、受付から温泉までのスロープ状の長い
廊下をワクワクしながら歩き、脱衣室の入口に
入っていく。話はそれるが、長い廊下というのは、
歩いている間に考える間があるので気持ちを
高ぶらせてくれるのである。
 
配置してある浴槽等は他と変わりないが、
「湯の華廊」の大きな特徴の1つは、露天風呂で
ある。岩がテーマであると思われ、岩をふんだん
に使った岩風呂がメインであり、その岩が温泉に
よってグレー色が黄土色の艶ありに変色しており、
温泉の効果を岩に見て取れる。
 
そしてメインの岩風呂は大きいのである。しかも
屋根がかかっていない。屋根がないので上空を
飛ぶ飛行機が見え、何よりも月が美しく見える。
この日は見上げると半月がキレイに見えた。
 
ただし、屋根がないので日中の日差しが眩しかっ
たり、雨の日の温度調整など支障がありそうで、
一辺が2mぐらいの正方形のパラソルが3本置いて
あった。良い天気で夜ならば閉じていてもいいの
であるが忙しいのか、開いたままであった。
空をみるには支障がない程度なのでいいのである。
 
尼崎市といえば、阪神タイガースのファンが多い
地域である。阪神ファンと言えば、熱い人が多く、
ボク的には「中川家」の阪神ファンの物まねを
思い出す。(笑)
 
そのせいかどうか、どうも入浴している人たちは、
他所に比べて、湯船にサッと入ってサッと出て
いくようなのだ。なので岩風呂内は空いていた。
熱い阪神ファンは、さっさと風呂に入って、風呂
上がりのビールを飲もうという魂胆なのかも知れ
ない。愛すべき人たちである。そして、ここは
自転車の利用率が高いように思う。
 
もう一つの特徴は、ナノ・高炭酸泉である。
内風呂のメインのお風呂である。詳しくは
書かないが、非常に身体に良さそうで、しかも
低温であるので長い間、人がじーっとしている。
高血圧にも炭酸泉はいいのであって、ボクは
好んで入る。
 
そして「つかしん」である。久々に行って記憶に
あるイメージと違って、大きなところであった。
しかし、21時までということで、ウロウロして
いる間に閉店になってしまって、今度は時間に
余裕を持ってじっくり、こってりみてやろうと
いう気になるところであった。
 
尼崎という土地柄か、わからないが、食べ物が
安かった。八百屋でプチトマトだけしか買えな
かったが、とてもリーズナブルで美味しかった。
尼崎侮れず、という感じなのである。 
 



NNNドキュメント「山が動く」をみた。(その2)

2018年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、スギ花粉の話を書いていたら今日の朝刊に
「花粉症対策スギ」という花粉がゼロか微量の
スギが徐々に広がっているという記事が載って
いた。何というか、技術は進歩していくのだなあ。
  
さて、昨日の続きである。
 
林業も後継者不足ということであるが、若い人が
立ち上がって林業を変えていく、というような
内容なのである。その中でも機械化することに
より、人材不足を補うという紹介がされていた。
ハーベスタという高性能林業機械なのであるが、
なんと7日かかって作業していたことが半日に
短縮されるというスゴイ機械なのだ。
 
他にも、林業の実情は収益の約1/4が実際に
木を売って儲かる金額で他は補助金から出ている、
という補助金頼りの産業の実態が明らかに
されていた。なので所有者は山に手をつけない。
 
木を切るにはそれを運ぶ道路がいるのであるが、
それが整備されていないがため、効率的に運べ
ない。ということで道をつくることから始まる。
今さらと思うかもしれないが、今までは儲かって
いたので、どうにかなっていたのだ。
 
山の取り組みとしては、山の木をみてもらい、
その木で家を建てる活動や、地域お越し協力
隊員をつくって林業をもりあげる。小学生に
林業体験教室のようなもので興味を持ってもらう。
そういう地道な活動の成果として十津川村の
木を使った住宅が年間40棟を越え、売り上げ
も2年で2倍を超えたという。
 
ボクらも山と一緒に活動したこともあり、そう
いう材料が見える家を建てるととても喜んで
もらえた。これには山近くに製材所が必要であり、
十津川村も新たにつくっていた。
 
日本の国土にとって、山はとても重要なのである。
再生可能エネルギーをしての木材をもっと使って
地産地消の家をつくるということが見直されて
欲しいと思う。木をたくさん使った家というのは
安らぎをもった家になるのである。
 
というようなことを思いつつ、眠るのであった。