Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

PEPE 閉店

2013年02月27日 | 日記・エッセイ・コラム

昼に突然電話がなった。

「今月一杯で店を閉めることにした。儂も肩が痛くて上のほうの

掃除が出来ん。女房も心臓の調子が悪いし・・・」といきなり言われた。

「えっ」と沈黙してしまった。

「居抜きで店を譲る人も探したが、誰もやってくれんし、解体して

引き渡しになる。〇〇工務店と不動産屋と打ち合わせをするけど、

店は今週中ぐらいまでかな」

「それまでには絶対にいきます。」

他に少し話をして電話を切った。

 

ビストロPEPE、事務所で設計監理をした店舗である。

http://blog.goo.ne.jp/gen1724/d/20100605

残念だが、体調がよろしくないようであり、仕方がない。

以前から、もうしんどいので閉めようと思っているといわれていた。

よくぞここまで頑張って店をやってきたと思う反面、あれほど

元気だったマスターもやめる時が来るのだという寂しさが

こみあげてくる。

 

不思議な縁で知り合ったマスターだが、「設計するときは必ず

頼むからな」といわれていた。が、事務所を引越し、ご無沙汰して

いたにもかかわらず、ある日 電話がかかってきて 

「おう、元気か。新しい店をやるぞ。約束してたからな。頼んだぞ。」

と依頼された。

 

70歳を超える年齢にもなんのその、店の引越しからオープンまで

そして新たな土地で一から奥さんと二人三脚でがんばってきた。

料理をつくるのに生きがいを感じておられるのがよくわかる人である。

 

本当にお疲れ様でした。

最後は笑顔で美味しい料理を食べに行こうと思います。

 


日々

2013年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム

なんと月日の経つのが早いのか、と思うようになってきているが

最近は もっと、そういう思いが強くなってきた。

 

「20歳の1年は20分の1である。60歳の1年は60分の1である。」

(ポール・ジャネー:フランスの哲学者、作家)

まさにこういう感じで1年が年々早くなっていくような気がする。

だから20歳のころに比べると今は倍以上早く感じてることになる。

 

実際は同じ時間なんですけどね~。

ただ、やらなければならないことは確実に多くなっているので

そういうことが時間を早く感じることにつながっているのかも

知れない。

 

そうはいいながらも、実際にはくさんのことを成し遂げている人も

いるので素直にすごいと思う。怠け者の自分にはなかなかできない。

 

今日は、専門学校時代に教わった恩師の誕生日である。

もう定年も過ぎて退職されているが、今でも地域のNPOで

ご活躍されている。

 

先生には、ボクが建築の道に進む決心をすることへの背中を

押していただいたと思っています。

覚えていらっしゃらないでしょうが、普通科から建築の学校に行き

建築のことが全然わからない学生時代のことです。

課題を提出して複数の先生から評価を聞くときに 

「この気持ちはわかるなぁ~表現はともかく発想は面白い」など

他の先生が評価してもらえないときに評価してもらえた一言で、

建築に興味を持ち、気持ちも前向きになったことを覚えています。

 

卒業設計も担当していただき、卒業後もお世話になり、

何度も家に遊びに行ったりしました。

先生にとっては何気ない一言だったと思いますが、

若い時代は一言でいろいろな影響を受けるのですね。

 

話は途中ですっかり変わってしまいましたが、

T先生、「お誕生日、おめでとうございます!!!」