Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

暖冬?

2009年02月23日 | ブログ

コンクリート打ち放し(断熱材なし)の事務所に約12年間いました。そして今の事務所はALC版の外壁にタイル貼。室内側は多分、吹き付けの発泡ウレタンぐらいの性能の断熱材だと思われる。コンクリートの熱貫流率(材料の熱の通しやすさ)はALC版の約10倍。ALC版のほうが熱を通しにくいということは 断熱(熱を断つ)性能がよいということ。熱を通しにくいということです。

 

まあ、数字的にはどうでもいいのだが、コンクリート打ち放しの室内に12年間慣らされた身体は断熱材入りの建物の中ではすごく暖かさを感じる。体感温度が寒さに慣らされていたのが、それなりに断熱が効いて、空調をかけるとまたたく間に暖かさを感じて途中でエアコンを切ってしまうのだ。暑く感じてしまう~。

 

コンクリート打ち放しで鍛えられた感覚はすぐになくなってしまうかも知れないが、今年はまだ感覚が残っているらしく、どうも今年の冬は暖かい。個人的には過ごしやすい冬なのです。断熱性能というのがいかに生活に大切であるかを改めて感じています。

ただ、それを辛抱してでも魅力ある材料としてのコンクリートという素材は存在感がありますが・・・。そういう意味で素材としての魅力があり、性能もいいという意味では無垢の木材が一番なのではないだろうか。。。


あと2ヶ月

2009年02月19日 | スポーツ

1月18日に10km走って以来、すっかり不摂生な生活を送るようになってしまった。

2ヶ月後の4月19日には ハーフマラソンに挑戦のはず、はず、はず・・・。

不摂生な生活が板についているボクとしては この生活からなかなか離れられない。イカン、いかん、遺憾。何とかして身体を鍛えなおさなければ。

そして、あの充実感?苦しさ?を 再び味あわなければ。

まずは小さなことから始めよう~。最初は歩くことからだ。そう思って、外を見ると雨・・・。

いきなりの挫折である。

明日こそ・・・自信はない。。。


成績付け

2009年02月19日 | ブログ

専門学校の成績の締め切りが今日だったので、火曜日に試験の採点に行ってきた。個人情報の問題があり、持ち帰って採点できないので、学校に行かなければいけない。ボクは設計製図のほかに建築計画(1年)と建築施工法(2年:木造住宅に特化)の2科目を担当している。

 

この科目は他の先生方と重なるクラスがないので、ボクが勝手に試験問題をつくり、採点をする。2教科とも、今年初めて担当するので 授業の準備が大変だった。そのぶん、試験問題はちょっと面白くしようといづれの教科も最後の問題に 「この授業の感想を述べよ。今後の参考にします」 という記述式?の問題を入れた。モチロン、なにか書けば点数がもらえるというオマケ的問題である。

 

まあ、いろいろと書いてくれます。中には真面目に 「建築の大変さが少しはわかったような気がします」 「これからもがんばります」 など嬉しい感想を書いてくれた人もいますが、意外だったのは2年生の感想~。専門学校は2年制なので、彼らはもう卒業ということもあったのでしょうが、「先生の授業は・・・他の授業と違い、あまり教科書に乗っ取っていなくて・・・」 「・・・略・・・これからもがんばってください」 ???

 

一応、教科書に乗っ取って授業を進めていました。ただ、教科書のページ数が少ないので そのままやってしまうと1年間時間がもたないので 回り道をしながら何とか興味が涌くように実際の現場の話しなど入れながらやっていたのですが、どうも他とは違った授業の印象になったようで。。。

そして、・・・これからもがんばってください・・・これって教えてもらった人に使う言葉だろうかとふと疑問に感じる。2つとも、1/4ぐらいの学生が書いていた。威厳がないのであろうか。。。

 

不真面目といわれるかも知れませんが、ボクがつくった問題で一番答えが面白かったのが、 「この授業の感想を述べよ。」 これですね~。回答にバリエーションがあり、非常に楽しく採点させていただきました。


暮らしの安全・安心フェアーのお知らせ

2009年02月16日 | NPO活動

ゆのばっぷのメンバーとして関わってきた 「住まい力」向上プロジェクト

どんなものなのか、なぜ必要なのか、豊中市の8課と協働事業としてどのような活動をしているのか、等々、このブログではあまり紹介できなかったことを今回のフェアーを通じてご紹介できます。僕は2日間とも終日いますので是非、遊びに来てください~。

1e381a1e38289e38197e8a1a8 暮らしの安心・安全フェアー (FJCタウンミーティングin大阪)

日時 : 3月7日(土)、8日(日) AM10:00~PM5:00

場所 : 豊中千里文化センター(愛称:コラボ) 千里中央駅すぐ

      大阪府豊中市新千里東町1丁目2番2号 北大阪急行「千里中王」駅

1e381a1e38289e38197e8a38f7ce472 開催主旨 : このフェアーは、「協働事業提案制度」に基づいて提案され成案化された、市民公益活動団体と豊中市が協働している事業「住まい力」向上プロジェクトの一環として開催されています。

「楽しみ」をきっかけにし、「体験」を通して、現在、安心・安全に暮らすことに問題を抱えている人からそうでない人まで、一人でも多くの方々に「住まい力」の重要性に気付いていただき、住み慣れた地域でいつまでも安心・安全に暮らし続けられることの一助となることを目指しています。

難しそうなことを書いていますが、楽しむためにいろいろと仕掛けを考えています。保存食を試食してみたり、DIYとして電動工具を実際に使ってみたり等々、体験できる面白いことを企画しています。他にもバルーンアート(例:風船で犬をつくる)、草花クラフト(葉でモノを作る)など楽しめる企画満載です。ぜひ、参加してみてください。

たまたま、近くにいてふらっと寄るもの大歓迎です。そのときには 「Genさんは誰?」といってもらえれば通じます~。(笑)


マッサン

2009年02月14日 | うんちく・小ネタ

今日は、ぽかぽかと暖かくとても過ごしやすい小春日和であった。昼過ぎに事務所に帰ってきて思わず窓全開~玄関のドアも開けて風を通す。いやあ、実に気持ちがいい~。

と思っていたら、春一番のような突風がふいた。「グァシャ!」とへんな音が聞こえたので 何げなく音のした外のほうを見た。ん?なんだ?あ~~~~~。窓の外を見た。。。事務所は5階である。

カーナーこと「金のなる木¥」が地上に舞い降りていた。舞い降りたというよりも急行落下された。側溝のコンクリートの蓋の上に直撃・・・。鉢と「金のなる木」は離れ離れになっていた。ビニール袋片手にあわてて下に降り、「金のなる木」をビニール袋へ。ついでにそこら辺りに落ちている葉と土も袋に・・・。鉢はプラスチックだったので無傷。「金のなる木」は根を三分の一ほど切り裂かれ、葉も何枚か削ぎ落ち、幹についている葉もヒビが・・・。全治どれくらいかわからない。

 

なんと縁起が悪いのか。というか2日に事務所に来たばかりなのに・・・。それにしても下は歩道。人通りは少ないといっても誰もいなくてよかった。不幸中の幸いだ。とにかく、「金のなる木」のパーツを全て拾い上げ、事務所のベランダに一時避難させて土を買いにいく。よく?普通?に考えたら網戸さえしていればこんなことにはならないのだ。あまりにも開放的だったので網戸を閉めるというのを思いつかなかった。。。

 

090214_161850 「金のなる木」よ~がんばれ!、と思いながら、新しい鉢と土を買いにいったときに目に付いたのが、ドラセナ・フラグランス マッサンゲアーナ:Massangeana (別名 幸福の木、マッサン、ニオイセンネンボク) である。思わず、縁起をよくしようと・・・買ってしまった。写真のように見事になにも緑が見えない。。。ただの木の枝。なんとなく、何かの墓のよう・・。果たしてここから葉がはえてくるのか、そんな気配すらないので緑がみえたら生きている証拠だ。 

「金のなる木」の回復を信じながら、「幸福の木」の成長に期待する。

もう二度と、植物が窓から舞い降りることはないだろう~。何事もなくて本当によかったのだ。