Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

菜園と住宅(3)

2021年12月25日 | 菜園生活

最初に「ここを使ってね」と言われた土地は、長い農道を通って行きついた土地で、今よりも

下の方の土地でした。しかし、ボクたちは、初めての菜園ということで、興奮気味に見学して

広さのみをみる程度の知識のなさでした。今から思えば、水の確保をどうするか、イノシシや

野生動物に対してどう防御するかなど、何も思わないで土の見える土地だけで喜んでいました。

 

事情は分からないのですが、その後、違う土地を紹介されました。「こちらに変わりました」と

いうことで今の菜園に決まりました。これも言われるがままに、わかりましたと言う感じで何も

思わず、言われるがままに菜園に挑戦ということになりました。

 

今から思えば、ここがすごく良くて、最初に紹介されていた 土地ならば続かなかったと思います。

今の土地は、水瓶があり、野生胴部に対しても熱鉄線で囲まれいて、とても恵まれた土地でした。

道路からも近く、野生動物が近づける環境ではありません。ただ、鳥だけは防ぎようがないので

被害を受けることになりますが。。。

 

菜園のスタートは、とても華やかでした。(笑) 耕運機で耕し、メンバーの子供たちも参加し、

BBQを開催し、和気あいあいと期待を膨らませながらのスタートでした。

皆で農機具を持ち合わせて、どこから来たのか、スコップ、シャベル、鍬、三角ホ―等々、道具も

揃いました。皆でお金を出し合い、物入れを購入し、農作業の必要なものはそろいました。

 

そして野菜の育て方は「自然農」というやり方をする方針が決まり、無農薬、無肥料で育てようと

いう方針が決まり、自然農で栽培することになりました。これが難しいのですが、作るなら、安心

安全な食べ物をつくろうということになりました。

 

もう少し、農業のことをアップする予定です。次回は「自然農」のことを少し詳しく書いてみます。


菜園と住宅(2)

2021年12月18日 | 菜園生活

日本版ダーチャの生活スタルをメンバーが「郊外楽園スタイル」と名付け、可能性を

探る作業から入りました。もう10年以上前の話ですが、西宮名塩の近郊では

区画面積が大きいのですが、空き家が多い地域でした。

ところどころの住宅では、小さな菜園をしながら生活されているようなところも

みられましたが、今でいう空き家率の大きな地域でした。

 

○○台などと名前がついていて、確かに多くの人が住んでいた跡はあるのですが、

すっかりさびれた感じの町になっていて、ここがこれから発展していくような

雰囲気は全くなく、どうなっていくのだろうかという感じでありました。

こういう場所にこそ、「郊外楽園スタイル」に最適な土地だと感じ、とても可能性を

感じたのですが、力不足か、時代にあっていなかったのか、実現することはありませんでした。

少し、原因を考えてみました。すぐに思いつくのは3つほどありました。

 

1つには通勤ということがネックだったと思われます。やはり、鉄道の駅が近くになく、

仕事面で現役を退いた方なら可能ですが、そういう人が住まうというイメージができない

時代だったと思います。コロナ禍を経験した現在なら、テレワークも可能ですし、

実際に郊外で広い敷地の不動産を購入している人も増えましたから、可能性は広がって

いると感じます。

 

2つ目は店舗や病院など生活に必要な施設が揃っていないので生活するのに不便を

感じるということです。これに関しては、郊外には、道の駅など個性的な店舗ができたり、

医療体制も確立されてきているので問題はないと思います。小さな診療所、所謂、

町医者から大きな病院へ受け入れてもらうシステムが確立されました。

逆に大きな病院へいきなり行けない時代になりました。

 

介護関係についても地域包括センターなどが充実してきており、地域でバクアップする

体制が整ってきています。出来るだけ、在宅で、住み慣れた地域で住み続けることを

フォローするような体制が整っています。

 

3つ目は菜園をするということが特別な時代だったと思います。家で野菜を育てるなんて

地方の生活で都会の近くでそんな生活をしようとは思わなかった。そんな感じでしょうか。

今でこそ、家庭菜園などと呼ばれ、自宅のバルコニーや、プランターで野菜を育てる人が

多くなりましたが、当時はそういうことをしている人は少なかったと思います。

今は、その魅力に気づいた人が多くなり、家庭菜園を趣味にする人が増えました。

NHKは日曜日の朝8時から「やさいの時間」という番組をやっていて、結構な人が

見ています。興味を持っている人が多い証です。ボクもほぼ毎週見ています。

 

そんな感じで当時は受け入れられなかったことが、変わってきたかな、というのが感想です。

ここには生活スタイルを変える大きな可能性を感じています。

 

名塩の近郊の住宅地を見て廻っていたころ、メンバーの知り合いの不動産屋の方が菜園を

できる土地が見つかったという情報があり、メンバーみんなで土地を見にいって初めて臨む

菜園というものにワクワクしながら見にいったのが最初の菜園へのアプローチです。

その辺りは次回にアップしたいと思います。

 


本日の収穫(20180609)

2018年06月10日 | 菜園生活

昨日は昼に打合せがあったので、終わった後、天気が
いいので六甲菜園に行ってきた。最近は日が長いので
遅くまで作業できる。とりあえずは 収穫の写真。
 

 
玉ねぎはターザン、大根は三太郎という品種。今年の
玉ねぎは大収穫であった。小さいのは種から育てたも
の。大きいのは苗から育てたもの。大根は大きくなる
予定であったが、これ以上大きくなりそうにないので
花が咲く前に収穫。
 
豆類の棚を整理して新しく胡瓜とハヤトウリ用に棚を
移設して豆は処分。一部はゴーヤ用に残す。
 

 
大根は洗うと真っ白に輝く。大根足などというのは実は
褒め言葉なのではないかと思うほどキレイなのだ。
 

 
そろそろカエルがみられる季節になってきた。カエルの
曲線美とぬるっとした艶感が好きである。アマガエルは
その象徴かも知れない。
 

 
最後に奥のプロ農家さんの畑。手前には垂直に伸びたネギ、
奥には倒れた玉ねぎの水平の対比が美しい。玉ねぎは収穫
の時期を自ら倒れて知らせてくれる。
 


メモ(肥料について)

2018年04月25日 | 菜園生活

後で見直せるように、ちょっとしたメモ程度のことを
書いておく。
野菜が育つには3大要素と呼ばれる大切な成分がある。
以下の3つである。
 
窒素(N):タンパク質を作り緑葉素の元になる成分で、
葉や茎を育てる。
リン酸(P):植物の細胞質の成分になり、花と果実を
育てる。
カリウム(K):植物全体の育成に大きな役割のある成分で、
根や茎を育て、 病気や害虫に対する抵抗力をあげる。
 
これらを補うために肥料というものがあり、肥料は大きく
2種類に分かれる。
 
有機肥料:油かすや鶏糞、牛糞、魚粉や骨粉など、天然の
養分からなる肥料。特徴は遅効性(ゆっくり効く)があり、
肥料負けなどは少ないが、効果がはっきりしないものもあ
る。また、臭いが発生するものも多い。
腐葉土などでは、しっかり発酵していないものが売られて
いることもある。そうなると逆効果になる場合もある。
 
無機肥料:化成肥料や化学肥料と呼ばれる。化学的に合成
された養分からなる肥料で、成分量が高く、速効性(すぐ
に効果が表れる)があるものが多い。臭いは気にならない。
三大要素を混合し形成した「化成肥料」で、N5:P5:
K5などと成分がかかれている。数字が大きいほど濃度が
高いものを示す。与えすぎると肥料負けしてしまう。
 
プロの農家の方などは肥料を使い分けて、大きく美味しい
野菜を目指すが、趣味程度ならどうなのだろう。
育てる側がどこに重点を置くかで決まる。なので無肥料と
いう考え方もある。化学的にはどうすればよく育つのかは
ハッキリしているようだが、天候にも左右されるので、
絶対ということはない。
 
なんとなくのイメージであるが、調理された食べ物が
有機肥料であり、サプリメントや栄養ドリンクが無機肥料
のような感じなのである。
まあ、いい土であれば何もしなくてもいいのであるが、
野菜が育つうえで必要な養分を摂取すると土の中の養分が
なくなっていくのである。どうやって補充していくかと
いうことになる。
 
メモなので結論はないのである。(笑)
 


家庭栽培用椎茸菌床

2012年11月03日 | 菜園生活

面白そうなので買ってみた。

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普通は1200円らしいが、今回は1050円。ホンマか?

帰ってすぐに箱から出す。

 

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でかい! 密閉されているが、中はみすみすしい。

 

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これが椎茸?この菌床で大小合わせて200本ぐらいとれるらしい。

 

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上から見る。

 

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アップ写真。ちょいピンボケ。。。

 

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最終的には4本の棒をたて、ビニールを被せて湿度を保つ。

2~3日でたくさん芽がでてき、1週間~10日で美味しい椎茸が

採れるらしい。期待大!

間引きした椎茸はみそ汁などに入れて大きいのを収穫するよう。

 

結果はブログでアップします。ご期待を~。