昨日1月26日朝日新聞夕刊2面です。大きな扱いです、<読者が決める「日本一は?」>です。行きたい日光街道の宿場・読者アンケート。回答総数4759人の結果が発表されていました。
1位;今市(栃木)、人気の日光杉並木があって、日光街道のシンボルのような街で、日光にも近いし当然でしょう。
2位;宇都宮(栃木)、3位;草加(埼玉)。担当記者は、餃子の宿・宇都宮、草加せんべい、が票につながった、と書いています。
4位;古河(茨城)、私の好きな街でもあります。いい古本屋があります。
5位;千住(東京)、お江戸だし、猥雑感が落ち着きます。6位;小金井(栃木)、
そして、 7位;越ヶ谷(埼玉)です。以下、8位;小山、9位;徳次郎、10位;雀宮(いずれも栃木県、行ったことがありません)
わが春日部市、“日光街道の古くからの宿場街”とうたうことがある春日部市が出てこないのです。昨日、日光街道の通りに面したロビンソン・デパート1階の“アフターヌーン・カフェ”で4人でお茶しながら、この界隈歴史散歩、賑わいの街づくりを話題に、長い間しゃべっていたのです。
この朝日新聞の記事には、やはりそうか、と沈んでしまいます。 草加・越谷にあって春日部にないものは、なんでしょう。
でも、この頃、接する商工会の人にしても、役所の人にしても、皆さんの意気を感ずることが多いのです。
*今は、この風景すらありません。日光街道粕壁宿で(2006年10月23日のブログに掲載)
松尾芭蕉が<奥の細道>の旅で、千住を発って第一目の宿は、春日部の東陽寺だろうといわれています。でも<奥の細道>に、<草加>の名はでてくるけど、かすかべ(粕壁)宿の名はでてきません。コンクリートの東陽寺にその雰囲気を感ずることはできません。ロビンソン・デパート前の日光街道にいくつか残っていた白壁、土蔵は、今やすっかり姿を消しました。ずっと歩いて、寺町あたりも、ランドマーク・タワーといわれるマンション・春日部繁栄の象徴に変わりました。右に折れ、川をわたって観音院に。“円空”手彫りの仏像あると聞いて、円空仏を拝もうとしても、実は博物館に寄託展示されてしまっているのです。
【おまけ】
*このパンフレットは、学生さん、若い人が動いていることが感じられます。
*今、東武電車の駅に、きれいな、人を街に呼ぶパンフレットが置いてあります。羽生市のガイドマップ<ぷらって羽生>です。立教大学の学生たちが作ったようです。<武蔵野銀行・立教大学観光学部、産学連携事業=埼玉・地域交流フットパスプロジェクト>の仕事です。前年は、<ぷらって幸手>幸手市のガイドマップを作っていました。
*ガンバレ春日部と思ってしまいます。ああ、<ぷらっと春日部>(だったかな)も、あったように思いますが、全然違うしろもの、建物です。
*今日の日経<県内の地域商品券健闘の記事>トップに春日部のガンバリが出てきます。
*春日部に住む人たちの後味が悪いと思いますので、春日部、商工会も頑張っているというニュースを紹介しておきます。今日(1月27日付)日本経済新聞(31面)埼玉面です。皆が、持ち場持ち場でせいっぱいやっているのです。
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