ゴッホも私も貧しいからジャガイモ好きです(2007.3.16)

2007-03-16 17:20:51 | Weblog

 *日経に、ゴッホの暗い絵です。

昨日の日経朝刊、最後のページ文化面に、ゴッホの絵が紹介されていました。
美術館・美術展好きなのですが、誰かと連れ立っていくと、連れが嫌がるほど、会場を走りぬけるごとく“速い”のです。
そうして、売店(スベニール・ショップ)で待っているのです。

*タイトルは、ポテト・イーターです。

前に書いたと思いますが、気になった絵の絵はがきを、必ず1枚か2枚買うのです。 この“くら~い”絵の、絵はがきを買っていたのです。なぜ買ったのかわかりません。ゴッホの絵です。
日本語のタイトルは、“馬鈴薯を食べる人々”。英語では,“potato eater(ポテト・イーター)”と絵はがきに書いてあります。この暗い絵に、タイトルがポテト・イーターという軽さがいいのです。ゴッホは、オランダ人で正確にはオランダ語でしょうが、読めません。

日経には、こう解説してあります。
<薄暗いランプの下で農民一家が夕食をとっている。取り皿もなくジャガイモを茹(ゆ)でただけの大皿をフォークでつついている。画面右端の女性はコーヒーを注ぎ、隣の男は黙って椀を差し出す。・・・・・・この一家には、ほとんど会話らしきものなく、・・・・・家族そろって食べることができるということだけで充足し、自然のめぐみと神に感謝しているのである>・・・・・・ほんまかいな?

今日のブログは、ゴッホの絵を解説・評論するためではありません。
私は、ジャガイモが大好きです、といいたいだけなのです。

どうもジャガイモには、世間は、貧しい人の食事を連想するようですが、私はジャガイモが大好きです。コロッケ(点のような肉入りの)でも。ポテトサラダでも、ポテトフライでも、大好きです。

*ネパールの、エッグ&ポテトです。

一番好きと言えるのは、ヒマラヤを見ながらフラフラしていた頃の、小屋のエッグ&ポテトです。ただの玉子焼とジャガイモの油炒めなのです。何味か、知らないのですが、おいしいのです。ボリュームもたっぷり。1週間くらい、ほぼ三度三度、それだけ食べていました。全く問題なしです。
日本人は誰もいなく、恥ずかしくも全くありません。ここで書くことが、多少恥ずかしいですね。

私、自炊歴ありです。今でも“かなり”やります。
ジャガイモは、皮をむくのが、面倒だと思っていたら、“生協(?)”に便利ツールがありました。

*ただの紙の箱だから作れます。

写真の、ただの紙の箱(ゴキ*リ・ホイホイみたい)の中に、洗ったジャガイモを2,3個入れ、電子レンジでチンすれば、出来上がります。ジャガバタなんてすぐできます。その後、皮も、つるっとむけますから、ポテトサラダなんて、実に簡単にできます。

たぶん、皆さん、とっくに知っているのでしょうね。

 【おまけ】

*今日(3月16日)の朝日新聞一面<折々のうた>に紹介されていた短歌です。

 “ミンク着し 女が馬鈴薯(ばれいしょ)はかり売りしてをり 時雨(しぐれ)のパリの朝市” ;山川澄子

・・・・・パリの朝市で、おかみさんが、ミンクを着て、ジャガイモの計り売りをしている・・・・・ジャガイモは、やはり不思議な食べ物です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿