昨夜、現役時代の知りあいの新聞各社カメラマンとの飲み会に出かけました。
上京(!)ですし、早めに出かけようと思っていたのですが、休館日の正風館(庄和町、現春日部市)の前で立ち話をしてしまい、あわてて飛び出すことになりました。
それでも、いつもの古レコード屋と古本屋には立ち寄らねばなりません。定期的にチェックしていてこそ、何か掘り出し物が見つかるのです。
新宿の“新宿レコード”は、あちこちにありますが、本店です。私が現役の頃には、“ルーツとかトラディショナル・ミュージック”売り場は、御茶ノ水にあって便利だったのですが、今は新宿の本店内です。カントリー・フォーク・ブルースというジャンルのために、私が定期的にチェックしているのは、今はここだけです。
ゆっくり見る時間はありません。探している分野が決まっているから、ぱっぱっと見て、今日はCD一枚だけお買い上げです。そして、他にレコード2枚をみつけました。内緒です。ここに書くと売れてしまう。飲み屋に持っていけないので、存在の確認だけです。
私の、このブログに検索で入って下さる人たちの、検索項目に、CDラックやレコードラックがあります。12月に書いたものですが、<ここです>。 今でも、その検索であたることがあるようです。
それだけCDやレコードの保存棚を探している人が多い、あるいは、いいものがない、というところでしょうか。
この新宿レコード(本店)のラックなどは充実しています。まさにプロのレコード屋さんが買う商品です。ネット(通信)販売もしています<ここです>が、買ったことはありません。
小雨が振り出したけど、傘を出さずに暖かくぬれて歩きました。
渋谷では、古本屋というより、最近お好みのブックカフェ“フライング・ブックス”です。品揃えが私の好みなのです。60,70年代の世界。アメリカ・ビート世界、精神世界、旅、民俗文化、写真集、そして見ませんが古雑誌の山があります。
いくつか目をつけている本があるのです。きっと売れないでしょうから、ひとつだけ書いてもいいでしょう。ボブ・ディランの訳詩をしてこられた片桐ユズルさん訳の“ビート詩集”です。ガラスケースの中にあって、ちょっと高いですよ。
この店は、ときどき渋谷でイベントをやっています。この3月には、60、70年代の“サイケデリック・ロック・ポスター展”です。ロックのコンサートのポスターが、皆サイケ調だった時代が懐かしい。
*ニュース・レターの右下の、ロック・ポスター集(ポケット版)を持っていました。
フライング・ブックスのWEBは、<ここ>です。
この店のニュース・レター<Flying Buzz>が休刊になるそう、残念ですね、山路さん。
【おまけ】
* この日、新宿レコードで買ったCDは、“DYLAN COUNTRY”(Shout DK37487)<2004年>2290円、です。
*いつもやってるジャズでなくカントリーソングが大好きです。ギターコードもやさしいし、アフタービートで悩まなくてもいい。
*ボブ・ディランのレコードは全部持っていますが、知らなかったし、Amazonでも見なかったCDです。ディランの曲を、アメリカのカントリーシンガーが歌っているCDで、一曲だけ、Nashville Skyline Ragは、ディランも歌っています。
ディラン自身がカントリーロックを歌っていた時代、1970年頃が、今でも一番好きですね。
* 夜の飲み会は、博多が本店の“慶州鍋処 いずみ田”の中目黒店です。博多ですから、からし味というか、キムチ味です。鍋も美味しく、飲み会も盛り上がりました。
* そして今夜は、昨日のブログで紹介した博多の“いわし明太”を食べます。2日連続の“博多味”となります。