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木枯らし1号とは・・・定義はあるのか・・・

2017年11月01日 09時05分19秒 | 独り言・社会・ニュース

去る10月30日に東京と近畿に「木枯らし1号」が吹いたと気象庁が発表しました。
木枯らし1号は、「冬を告げる風」と言われていますが、果たして、どのようなものなのでしょうか・・・

 

気象庁では、木枯らし1号とは、10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8m/s以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定しています。

    

これを季節の風物詩として冬の到来という意味合いがあります。

しかし、この木枯らし1号は、東京と近畿地方だけにしか発表していません。
これは、人口が多くて話題性があることなどから、気象庁では、それ以外の地方では発表していないということです。

この木枯らしには、科学的な基準はないそうです。
所が、東京と近畿では基準が若干違うようです。

風速や気圧配置は同じですが、時期がちがうようです。
東京が10月半ばから11月末ですが、近畿は霜降(10月23日~24日)から冬至(12月22日前後)までの期間だそうですが、なぜこのように違うのか分かりません。

        

では2号、3号はあるのでしょうか・・・
気象庁では把握しているようですが、発表はしていないようです。

木枯らし1号が吹かない年もありました。
今年は、東京、近畿とも同じ日でしたが、多くの年では、違う日に発表されており、
昨年(2016年)では、東京は11月9日、近畿では10月29日でした。

1992年の近畿地方では木枯らし1号の発生せずと記録されています。