今年もプロ野球のキャンプインが10日後に迫ってきました。
80周年という記念すべき今年は、どのような戦い方をするのでしょうか・・・
今年は、外部からの補強が出来ませんでした。
が、それこそ若手の底上げなど、今まで出来ていないと言われている育成に取り組む良い機会なのです。
良く言われていることの一つに、タイガースの若手はドングリの背比べですが、一つの契機で大化けする素養のある選手も多いことも事実です。
鳥谷の残留が今年、一番の補強と言われていますが、確かに内野手として中島が取れなかったことがここにきて結果論として、良かったとも言えますが、実態は失敗に終わったと言えます。。
なにより、補強が必要なのは投手陣だったのではないでしょうか・・・
投手陣の失点は、セ・リーグ4位の614点、防御率は3.88のリーグ5位で、決して良くありません。
山井、宮西、成瀬、金子とFA権を行使する可能性のある投手の獲得を目指したのですが、悉く失敗に終わりました。
ということで、今年は、今の戦力アップを図る以外、昨年の成績を超えることは出来ません。
能見投手 藤浪投手
昨年の実績から先発として、
能見、9勝13敗 防御率 3.99. 藤浪、11勝8敗 3.53
岩貞、1勝4敗 4.60 岩田、 9勝8敗 2.54
メッセンジャー 13勝10敗 3.20 岩崎、 5勝4敗 3.56
の6人に頼わざるを得ません。
ここにドラフト加入の横山や石崎に期待したいのですが、横山は開幕に間に合わないと報じられています。
よって、昨年の先発投手に、昨年以上の上積みすることが、今期の命運を決めるのではないでしょうか?
中継ぎ陣については、福原、安藤、加藤の高齢化が心配です。
昨年の実績から、福原、4勝6敗42HP 防御率 4.05 安藤、6勝2敗29HP 3.80 加藤、3勝0敗13HP 4.56 と防御率が良くありません。
クローザーの呉については、昨年2勝4敗39S 防御率 1.76で、1年目としては上々の成績でしたが、2年目は、果たして同様の成績が収められるか、相手も研究してくることは必至で、また来年は大リーグとも言われている中、中継ぎと同様、クローザーの育成も今年は重要な年になります。
そこで、松田や高宮などの成長が急務です。
その他、先発も含めて、榎田、藤原、秋山の復活が待たれるのと同時に、これらに続く投手が出てくることによって投手陣がより厚みがまします。
幸いなことに、左投手が多く、左腕投手王国を築くことによって益々投手層も厚くなると思います。
野手陣については後日に・・・・