これから、何回かのブログ記事で、プリント基板 (簡易的な感光基板)を作る。
今日は、元となる フィルムの作成まで・・・ ( 最近は あまりやらない方法である。)
これは、表面実装 部品を使ったとても簡単な回路のパターンを、Windows の’ペイント’で描いたものである。
20mm×25mmの小さな基板に、小さなマイコンを載せた。9枚を一度に作る。
パターンの文字が裏返しになっているが、印刷したインク側を、感光基板に 密着させるため、このようにする。フィルムの厚みを考えてのことである。
パターンを描く前に、当然 設計や部品の選択を済ませておく。設計は、過去の’しょぼい経験’から あらゆる知恵を搾り出して、いろいろな 考慮をしておかなければならないのだが・・・ マア 硬いことは考えず、適当に設計しておいても、二、三度修正するつもりなら、何とでもなる。これで生活する場合は、そうは行かないのであるが・・・。
これを、透明なフィルムに 印刷するのだが、染料系のインク より、顔料系のインクの方が、プロジェクター用紙などには、乗りが良い。
最近のプリンターは、良く出来ていて、写真などのプリントは、楽に出来るようなっているのだが、寸法精度が必要なこの手の使い勝手が悪い。それでも、プリントのプロパティーを いじくりまわせば、何とかなる。
相当時間がかかったが、最近導入した顔料インクのプリンターで、何とか パターンを作ることが出来た。
いつまでも、ブログで遊んでいるわけには行かない。次は このフィルムを使って、感光基板に 露光をしなければいけない。
ポジ感光基板がどこかにあったはず・・。見つけたのはこれ・・・。
ガラス コンポジット基板 1.0mm なのだが、よくみると 賞味期限?が、2年前に切れている。
マア良いだろう。やってみなけりゃ わからない・・・。
この基板は、製造日の1年後を、’有効期限’ としているようだから、この近くの部品屋さん(三島や沼津)で、買うと 大変・・、 ほとんどが 期限切れである。たいして売れない 材料なのである。日当たりの良い店頭に置いて、縦に飾って 売ってたりするのは、買ってはいけない。
お店の人は、プロフェッショナル だから、余計なことは 言わないが・・・ 他の部品の購入に行く機会が 自然と減っていく。( 自己防衛 という点からは、どこかの国の’冷凍ギョーザ’とおなじ?・・。)
秋葉原のパーツ店の通販を利用するが、せいぜい半年ぐらいの ’短い命’である。