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少し疲れた田舎爺の日常をつづる

プリント基板を作る Ⅰ

2008-02-26 | DIY・ものづくり

 

これから、何回かのブログ記事で、プリント基板 (簡易的な感光基板)を作る。

今日は、元となる フィルムの作成まで・・・ ( 最近は あまりやらない方法である。)

これは、表面実装 部品を使ったとても簡単な回路のパターンを、Windows の’ペイント’で描いたものである。

Img_pat_0

20mm×25mmの小さな基板に、小さなマイコンを載せた。9枚を一度に作る。
パターンの文字が裏返しになっているが、印刷したインク側を、感光基板に 密着させるため、このようにする。フィルムの厚みを考えてのことである。

パターンを描く前に、当然 設計や部品の選択を済ませておく。設計は、過去の’しょぼい経験’から あらゆる知恵を搾り出して、いろいろな 考慮をしておかなければならないのだが・・・ マア 硬いことは考えず、適当に設計しておいても、二、三度修正するつもりなら、何とでもなる。これで生活する場合は、そうは行かないのであるが・・・。

これを、透明なフィルムに 印刷するのだが、染料系のインク より、顔料系のインクの方が、プロジェクター用紙などには、乗りが良い。

最近のプリンターは、良く出来ていて、写真などのプリントは、楽に出来るようなっているのだが、寸法精度が必要なこの手の使い勝手が悪い。それでも、プリントのプロパティーを いじくりまわせば、何とかなる。

相当時間がかかったが、最近導入した顔料インクのプリンターで、何とか パターンを作ることが出来た。

Img_3332_1

いつまでも、ブログで遊んでいるわけには行かない。次は このフィルムを使って、感光基板に 露光をしなければいけない。

ポジ感光基板がどこかにあったはず・・。見つけたのはこれ・・・。

Img_3331_1

ガラス コンポジット基板 1.0mm なのだが、よくみると 賞味期限?が、2年前に切れている。
マア良いだろう。やってみなけりゃ わからない・・・。

この基板は、製造日の1年後を、’有効期限’ としているようだから、この近くの部品屋さん(三島や沼津)で、買うと 大変・・、 ほとんどが 期限切れである。たいして売れない 材料なのである。日当たりの良い店頭に置いて、縦に飾って 売ってたりするのは、買ってはいけない。
お店の人は、プロフェッショナル だから、余計なことは 言わないが・・・ 他の部品の購入に行く機会が 自然と減っていく。( 自己防衛 という点からは、どこかの国の’冷凍ギョーザ’とおなじ?・・。)
秋葉原のパーツ店の通販を利用するが、せいぜい半年ぐらいの ’短い命’である。