fu爺 goo

少し疲れた田舎爺の日常をつづる

海上交通のルール

2008-02-22 | うんちく・小ネタ

 

痛ましい 海難事故のニュースが・・

海上交通のルールは知らない。どこにでも 法律で決められた以外に 習慣的に 行われている、’ルール’があったりするが、大きな船 と、小回りの効く 小さな船 の間にも、一般的に ’同じルール’が適用できるのか?。
*** 緊急のときは ’適切’な判断をする。***  などという、’逃げの 一文’ がたぶん、あると思う。

 

Img_1274_1

これは、昨年五月 伊良湖で フェリー( 伊良湖?鳥羽 )に 乗るときの写真。
朝 3:40 に、御殿場を出たから、始発の1時間ちかく前に 到着してしまったのだが・・

Img_1284_1

先の方に見える 大きな船、 少し前から気になっていたが どうやら 進路が交差しているようだ。
前方の島は、三島由紀夫 ’潮騒’の舞台 ’神島’。

Img_1286_1

こちら 伊勢湾フェリー は、減速して 左に 大きく舵を切ったが、先方は 何もした様子が無い・・・。( これは、舵を切った後 )

Img_2722_1

後ろ側に回りこむ。

先方からは、フェリーが右舷側に見えるはずだから、本当は速度を落とし 右側に舵を切る?。 フェリーは速度を変えず、直進しなければならない? から、 これは どうやら’海上衝突予防法’の 緊急の場合の 対応であって、明らかに、先方の大きな船が、進路を譲らない違反をおかした のだと思う。が・・ しかし である。 フェリーが、法律どうり 進んでいたら・・ 。

Img_2723_1

これでも 結構な距離はあったのだと思う・・。 その後 何事も無かったように 進路を戻し 鳥羽 に向かったのである。
こんなに良い視界だから、こんなことがあるのかもしれない。まさか 夜中には 無いと思うが・・、良い気分ではない。

操舵室では、どうだったか知らないが、船上では 乗客が 驚いた様子もなく、みんな 幸せそうに 船を眺めていたようだ。( 優秀な船長さん に 感謝しながら 船を降りた。)

TVで、元海上自衛隊の かなりの幹部だったという人が、’大きな船は 簡単に止まったり曲がったり出来ない’ なんてことを言ってた。 イージス艦 って?そーなの?。( この国に 配備されると、’魚雷’にも ’テロ’にも、無防備な ことを、世界中に 知らしめたのですよ・・ この責任を どこに転化し 誰が責任をとるのか 注目したいものだ。)

ニュースを見てたら、どの船も GPSがあるようだから、’港湾管理センター?’かどこかに、現在位置の情報を送るようにして、そのセンターにおいた コンピュータで進路予測をして、決められた時間内に、接近する可能性を 解析し、各船舶に警報を送るようなシステムを作ればよいと思うが、多分 イージス艦は 自身の ソナー や レーダー だけで、’見張り員’なんか無しで これが出来るから、参加しないだろうな・・・。