廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★映画 「DEMONLOVER」 音楽:ソニック・ユース

2005年09月04日 | MOVIE
 
ソニック・ユースがフランス映画のサウンドトラックを手掛けた、という話を聞いてからだいぶ時間が経過しました。そんな話すら忘れかけていたちょうど今年の夏、ようやくDVD化されたという情報が舞い込んで来ました。風の便りですと、なんとこの映画、フランスと日本、アメリカのハードコアポルノ業界を舞台にした産業スパイの話だとのこと。もちろん「18禁」のマークがしっかりと印字されておりました(苦笑)。内容はともかく、僕はソニック・ユースがどういう形でこの映画に参加していったのか知りたかったので思わず購入してしまいました。黒いボンデージ風の初回限定パッケージ仕様版で、価格は税込4935円の20%引きでした。こんなところでもコストパフォーマンスを追求しております(苦笑)。

で、実際に観た映画の方は可もなく不可もなくといった平均点よりもちょい上の出来でしょうか。ストーリーそのものよりもスタイリッシュな映像美の方が注目される作品かもしれません。音楽は良い意味でソニック・ユースらしさを極力排除した、ごく自然な形でBGMとして使用されておりました。これは第5のメンバーと呼ばれているジム・オルークの功績が大だと思います。もしかしたら、このサウンドトラックの仕事もジム・オルークが持ち込んで来た話だったのかもしれませんね。映像にマッチしていて全編を通してたいへんオシャレな映画に仕上がっております。

また、特典映像の中には「SY NYC 12/12/01」という、この映画の音楽セッション風景を追ったドキュメンタリー映像も約30分収録されています。これにはソニック・ユースのメンバーが全員映っておりますので、やはりファン必見の映像かもしれません。どうやって映画のワンシーンに合わせて映画音楽を仕上げていくのかが、監督とソニック・ユースのメンバーの間で話し合われながら少しずつ完成していく様子が収められいますので、とても興味深い映像になっていますね。レンタルDVDだと、もしかしたら特典映像が収録されていない可能性もありますので、興味を持たれたSYファンの方は是非、購入してご覧になってみて下さい!!オススメですよ(※但し未成年不可です、苦笑)。


★Rhythm & Drums magazine 2005年9月号

2005年09月04日 | Johnny, Louis & Char
 
ちょっと前に発売された雑誌ですけど、リズム&ドラム・マガジン2005年9月号の表紙には、ドラマー生活40周年を迎えた天才ドラマー、ジョニー吉長が採用されておりました。もちろん本誌内にもジョニー吉長総力特集頁も掲載されておりました。

ジョニーに関しては様々な憶測情報が飛び交い、どれが正しくてどれが間違った嘘の情報なのか、見極めが非常に難しいミュージシャンなのでありますが、それも彼の個性だからこそなせる技なのだと解釈することにしましょう(笑)。インタビュー頁には、ジョニーとは切っても切れないギタリスト、Charと加納秀人のそれぞれ単独インタビューも掲載されておりました。現在、JFKとしてジョニー吉長と音楽活動を共にしている加納秀人ですが、バンド結成のきっかけになったのは、再結成「外道」の本拠地である町田でのライブに、ジョニーにゲスト出演してもらったのが始まりだそうです。この時のジョニーは骨折していて半病人、とてもじゃないけど満足にドラムを叩けるような状態じゃなかったそうですが、20~30分程度なら大丈夫!ということで急遽、出演してもらったんだとか。なんだかプロ魂を見せつけられました。さすがジョニーです。

名曲「メリージェーン」を熱唱するつのだ★ひろは別格ですが、日本で一番歌心を知っているドラマーは僕は今でもジョニーだと思っています。ドラムを叩けば勿論一流ですが、ヴォーカルも巧いですからね、Char師匠もその点は認めていました。だからこそ、当時のジョニー、ルイス&チャー結成に繋がったんだと思います。日本屈指の最高のドラマーです!!


★9月16日(金)秋葉原にタワーレコード誕生!

2005年09月04日 | MUSIC
 
先月24日に開業したばかりの「つくばEX」に合わせる形で現在、秋葉原駅周辺の再開発が急ピッチに進んでおります。その中でも一際目立つ存在が『ヨドバシAKIBAビル』です。そうです、今までカメラ量販店が一店たりとも進出してくることがなかった聖地「秋葉原」にあのヨドバシカメラが新規出店してくるのです。うーむ、これも時代の流れか‥‥。

開店日は2005年9月16日(金)、なんだ昔の敬老の日じゃないか(笑)今年は19日ですけど。その店舗ビルの7階にタワーレコード秋葉原店が同日オープンするそうです。うん、今までまともな輸入盤店が秋葉原になかったのが不思議なくらいで遅過ぎた感もありますけど、これで少しは便利になりますね。今までヤマギワソフト館とレコファンだけでしたから(苦笑)。たぶん僕の自宅から一番近い大型ミュージックストアになりますね、この店舗は。個人的にはちょっと嬉しいです(笑)。あとは品揃えの問題ですよね、御徒町のHMVのようなことにならなければいいんですけど、家主がヨドバシカメラだから、そうは貧弱な店構えは出来ないと思いますので安心はしておりますが。ま、こればっかりは実際に足を運んでみないとなんともいえませんので、後日追って感想を述べたいと思います。

なお、恒例のオープニング・キャンペーンですが、9月16日から25日までの10日間、Wポイントサービス(※通常税込500円につき1ポイントつくサービスが期間中は2ポイント!)と、税込4000円以上お買い上げの方、各日先着300名様にタワレコ・オリジナルのキャリングポーチがプレゼントされるそーです。あまり欲しくもないけどね(笑)まあ、どうせタダでもらえるなら早い時間に行った方がお得かもしれません。ご参考まで。