エリック・サティ(Erik Satie/1866~1925)のピアノ曲に「3つのジムノペディ(3Gymnopédies)」という傑作がある。この作品は後にクロード・ドビュッシー(Claude Debussy/1862~1918)により「第1番」と「第3番」が管弦楽に編曲されている。今日紹介するレコードは若きアンドレ・プレヴィンがロンドン交響楽団とRCAに録音した(1966年)その管弦楽版である。(写真ー独RCA-GL42303)この種の作品の演奏にはとりわけ巧さが光るプレヴィンだがこの録音も例外ではなく曲のツボをうまく捉えドビュッシーによる管弦楽編曲の魅力を余すところなく伝えている。
このレコード盤では「ジムノペディ第1番・第2番」となっているが「第2番」はドビュッシーの編曲はないため必然的に「第1番」・「第3番」ということになるがこのLPの収録は「第3番」-「第1番」の順になっている。因みにタイトルの「ジムノペディ」とは古代スパルタの「ディオニュソスの祭り」の際、戦没した兵士を悼むための踊りのことである。
この他には普段コンサート等でもあまり耳にすことがないフランスの新古典様式の現代作曲家ジャン・フランセ(Jean Françaix/1912~1997)のオーボエと管弦楽のための「花時計」(1959)やジャック・イベール(Jacques Ibert/1890~1962)の「オーボエと弦楽合奏のための協奏交響曲」(1948)、オーボエ独奏ージョン・ド・ランシィ(John de Lancie)も収録されておりこちらも好演である。
このレコード盤では「ジムノペディ第1番・第2番」となっているが「第2番」はドビュッシーの編曲はないため必然的に「第1番」・「第3番」ということになるがこのLPの収録は「第3番」-「第1番」の順になっている。因みにタイトルの「ジムノペディ」とは古代スパルタの「ディオニュソスの祭り」の際、戦没した兵士を悼むための踊りのことである。
この他には普段コンサート等でもあまり耳にすことがないフランスの新古典様式の現代作曲家ジャン・フランセ(Jean Françaix/1912~1997)のオーボエと管弦楽のための「花時計」(1959)やジャック・イベール(Jacques Ibert/1890~1962)の「オーボエと弦楽合奏のための協奏交響曲」(1948)、オーボエ独奏ージョン・ド・ランシィ(John de Lancie)も収録されておりこちらも好演である。
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