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LPジャケットの魅力(9)

2009-09-19 07:32:40 | LPジャケット
 今日はカラヤンのシベリウス/交響曲第2番の新旧2つのジャケットを選んでみた。写真左が1960年3月録音のフィルハーモニア管弦楽団、右が1980年11月録音(デジタル)のベルリン・フィルとのものでどちらもEMIからリリースされている。カラヤンはシベリウスも得意なレパートリーの一つにしており第4番や第5番などは実際のコンサートで取り上げているがなぜかこの第2番だけはコンサートで演奏された記録は見当たらない。
 フィルハーモニア盤の日本初出は日本コロンビアから発売されていたが版権が東芝に移り写真のLPは4回目にリリース(AA8309)ものでジャケットに荒涼としたフィンランドの大地をイメージさせる写真が使用されている。一方20年の歳月を経て当時最新のデジタル技術で再録音されたベルリン・フィル盤のジャケットは北欧をイメージさせるイラスト画である。因みにEMIとのシベリウス交響曲の新録音は1976年9月の第5番が最初だったと思うがジャケット・デザインはこの同一作者のイラスト画で統一されている。
 惜しむべきは第3番が録音されなかったことである。
 



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