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「KARAJAN 60」から「展覧会の絵」・「シェエラザード」

2011-11-11 21:57:20 | ヘルベルト・フォン・カラヤン

 このベルリン・フィルとのムソルグスキー(ラヴェル編曲)組曲「展覧会の絵」(ラヴェル「ボレロ」とのカップリング)並びにリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」は過去にLP盤でも紹介したかと思う。カラヤンは前者「展覧会の絵」はコンサートでもよく好んでプログラムに取り上げていたのに対して後者の「シェエラザード」はなぜか実演でおそらく一度も演奏しなかった作品の一つと思われる。リムスキー=コルサコフを代表するこの作品をカラヤンがコンサートで一度も取り上げなかったことが不思議である。因みに「KARAJAN 60」に納めらたこの二つの録音は「展覧会の絵」が1965年11月、一方の「シェエラザード」は1967年1月録音(ヴァイオリン・ソロ:ミシェル・シュヴァルベ)でしかもこの録音が唯一のものである。尚、「展覧会の絵」にはその後通算3回目となるデジタル録音(1986年)がある。