今日紹介するピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez/1925~ )指揮によるバルトーク「ピアノ協奏曲全集」は全3曲の協奏曲をそれぞれ3人のソリスト、異なる3つのオーケストラによるユニークな企画の全集盤である。しかもソリスト、オーケストラ共豪華な組み合わせで2005年の発売当時注目を浴び、その年の「日本レコード・アカデミー賞」協奏曲部門の銀賞に輝いた盤でもあった。(DG/00289 477 5330)
第1番ークリスティアン・ツィマーマン、管弦楽ーシカゴ交響楽団(2001年録音)、第2番ーレイフ・オーヴェ・アンスネス、管弦楽ーベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2003年録音)、第3番ーエレーヌ・グリモー、管弦楽ーロンドン交響楽団(2004年録音)という贅沢で華やかなものになっている。そこに現代音楽の大家でもあるブーレーズの指揮というこのアルバムに「クラシック音楽ファン」が注目しないわけがない。もちろんそれぞれの演奏も聴き手の期待を裏切ることはなかった。まさに現在の3人の個性ある実力派のソリストによる最高水準の域にあるバルトーク/ピアノ協奏曲全集と言っても過言ではないだろう。
ブーレーズは今から40年余り前に遡る1967年に現在は名指揮者としても活躍中のダニエル・バレンボイムと「第1番」と「第3番」の協奏曲をEMIに録音しておりこちらも今や「歴史的名盤」となっている。(以前のブログで紹介ずみ)
第1番ークリスティアン・ツィマーマン、管弦楽ーシカゴ交響楽団(2001年録音)、第2番ーレイフ・オーヴェ・アンスネス、管弦楽ーベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2003年録音)、第3番ーエレーヌ・グリモー、管弦楽ーロンドン交響楽団(2004年録音)という贅沢で華やかなものになっている。そこに現代音楽の大家でもあるブーレーズの指揮というこのアルバムに「クラシック音楽ファン」が注目しないわけがない。もちろんそれぞれの演奏も聴き手の期待を裏切ることはなかった。まさに現在の3人の個性ある実力派のソリストによる最高水準の域にあるバルトーク/ピアノ協奏曲全集と言っても過言ではないだろう。
ブーレーズは今から40年余り前に遡る1967年に現在は名指揮者としても活躍中のダニエル・バレンボイムと「第1番」と「第3番」の協奏曲をEMIに録音しておりこちらも今や「歴史的名盤」となっている。(以前のブログで紹介ずみ)