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セミをめぐる冒険1 カエルもあるでよ

2010年07月21日 00時16分44秒 | らくがき
 この時期になると思う「アリとキリギリス」。
 あれ、ラ・フォンテーヌの「寓話」だと、「アリとセミ」なんですよ。
 セミ? 
 セミ、あり得なくないですか(と、少し若い女性を偽装した感じの中年男性って、すごく気持ち悪いよ、おれ)。
 そう、フランスではあの話、セミなんです。こないだ夏用にしたウォークマンで大貫妙子の「Cicada」を聴いてて、それがセミの音色に彩られてて、ふと思い出したんです、すごく昔にラ・フォンテーヌを読んだ時のことを。ラテン語のCicadaがフランス語のセミcigaleの語源で、あれ、「アリとセミ」っておかしくないか、と。
 だって、セミが冬間近になってアリに食べ物乞うってありえなくないですか(だから、その言いまわし気持ち悪いって)。セミ死んでるもの、その頃。
 そんなふうにしてぼくは、セミとカエルがにこやかに呼び寄せる2010年の夏を迎えたのだ。やれやれ。
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2 コメント

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せみもカエルもここにはいません・・・ (Nancy)
2010-07-21 06:15:31
ラ・フォンテーヌ?イソップかと思ってました。

キリギリスのように後先考えずにお気楽に生きたいものです。だって1秒先の運命なんて誰にもわかんないんですから。
そう、aquiraさんもまさか自転車から落ちるなんて思わなかったでしょうし(笑)
ん?せみをめぐる冒険、、あっ記憶のどこかにあるタイトルだと思って今思い出しました。
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ラ・フォンテーヌ (aquira)
2010-07-21 17:06:14
 フランスにはイソップなどを中心に編纂された「寓話集」というのがあり、それを著したのがラ・フォンテーヌなんです。
 で、イソップだと「アリとキリギリス」なのに、なぜかフランスだと「アリとセミ」。
 なんでだろう。で、羊じゃない冒険をしてみようか、と。
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