毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

荒川

2007年07月18日 01時11分31秒 | 観光
 「秩父山地から流れ出る荒川は、東京湾まで流路173キロ。埼玉県を流れる一級河川160本のうち実に99本を支流として抱き込み、その流域面積は圏内の三分の二に及ぶ。そこは山地や雑木林、広大な河川敷など自然も多く、知られざる動植物の宝庫でもあるのだ」(「荒川新発見」東京新聞社編)

 東京に住んでいると鳩や烏、犬猫以外の動物ってあまり見かけない。
 うちの近所にアライグマを飼っている人がいて、毎朝首輪をつけて散歩させているのをみたことがあったが、どんな動物であれ、野生は遠い世界のように思っていた。
 それが自転車に乗るようになって、荒川沿いを走ると、結構野生の姿に出会うことがある。蛇を轢きそうになったこともある。タヌキの死骸を見たこともある。携帯電話で話していて、「カエルの声がすごいんだけど、どこにいるんだ?」と尋ねられたこともあった。リスも見た。昆虫も食べた。いや、食べたかないんだけれど、口あけて走ってると飛び込んでくる。ヴェテランは虫を「タンパク源」と言い切るのだけれど、あまりいい感じはしない。虫は厳しい。走っていると結構ぶつかる。それなりに痛かったりする。狐もいた。


 携帯で撮った上に、ちょこまかと動くの見にくいかもしれないが、キジ。
 さすがにこれにはびっくりした。おまけにこれを撮ったのは東京23区内。キジ、日本の国鳥である。国鳥を狩りの対象にしちゃうのは世界でも唯一日本だけ。ま、もっともフランスでも国鳥のニワトリ食べちゃうもんね。でも、ラグビーでもサッカーでも、フランス代表チームの胸元には金のニワトリがマークとして君臨している。日本はラグビーのマークは桜、サッカーはカラスだもんなあ。国鳥たるキジはどこにシンボライズされているのだろうか。
 ああ、なくなっちゃったけれど、穴八幡んとこにあった万福のキジ焼き重が食べたい。
コメント
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