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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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試練の時こそ本当の知恵や工夫が…合津若松~郡山

2007年01月25日 20時21分27秒 | Weblog
事業が順調に推移している時はとかく脇が甘くなってしまう場合があります。
経営者が日々の業務に邁進出来ていて、明日の飯が食えるだけの仕事が確保されている時、とかく数年先の見通しに腐心する機会を逸してしまうものです。

仕事と金が潤沢に回っている時は、あえてどうなるかも判らない、遠い将来の事に思いを巡らす必要性を感じないからです。現在の状況に満足している限り進歩は望めないのです。
しかし、住宅業界に限らず、時代は確実に変革しており、今の仕事が順調な時こそ、冷静に時代の潮流を見極める必要があるのですが…困窮してからでは既に遅いのです。困窮している時こそが、素晴らしい知恵と工夫が湧き出るものです。

工務店に限らず、企業経営者は、現在、明日、来月、来年、数年後、10年後の企業環境を時代潮流を見極めながらパイロットしなげればならないのでしょう。
住宅業界も大きな過渡期に差し掛かっている事だけは確かなのです。
過去の大量生産、大量消費の時代は過ぎつつあり、大手ハウスメーカーもその企業体質を変更せざるを得ない状況となりました。少子高齢化、化石燃料の高騰、地球温暖化現象などは誰でも知りえる時代の潮流と言えるでしょう。この潮流をよく観察すると家の高気密、高断熱化は極めて当たり前の時代がやってきます。

工務店経営者はこの時代にフィットした家づくりが必然的に求められます。
真冬になれば暖かい家を、真夏になれば涼しい家を、大地震になれば耐震性のある家を、シックハウスが問題になれば健康な家を…このような瞬間的な情報に振り回されて本来あるべき姿を逸した家づくりが行われる場合があります。
このように暖かい、涼しい、経済的、耐震性、耐久性、高寿命など、家に備わるべき性能はどんな家にも先ず、確保されている事が前提になるでしょう。

今日は福島県の合津若松のファース工務店である南西部コーポレーションさんを訪ねて三瓶社長さん、そして郡山に戻って同じくヨシダ工匠の吉田社長さんと懇談しました。
写真は同じく郡山市内のファース工務店である、渡昭建設㈱を訪問して撮りました。
向かって左から、アテンドを務めて戴いた三協立山、郡山営業所の高橋弘文さん、渡昭建設、社長の渡辺昭彦社長さんと奥さまの渡辺美香さんです。渡辺社長さんは、分刻みの多忙中である現在の状況の中でも数年先、10年先を見据えた事業計画を立てておりました。

今日、訪問した工務店は三社三様の経営背景、経営環境が異なりがありますが、其々が独自の経営手法を確立しており、勉強させられる一日でした。
今日25日の福島県はポッカポカの日中でしたが、夜になって急に冷え込んで…
北海道と異なる不気味な寒さです。
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