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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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緊張感の無いピンボケスピーチ…北斗市~函館~札幌

2007年01月20日 19時18分47秒 | Weblog
札幌で開催されたある新年恒例の会合に参加してきましたが、どの会合でも主催者の挨拶から始まって、来賓スピーチやゲストスピーチが行われます。
新年の挨拶から始まるスピーチ内容は、どなたの口からでる言葉も判で押したような同じ内容となります。
このような会合で挨拶するお歴々は、いずれも社会的にも高い立場の方々で、いわゆるスピーチ慣れした人達ばかりです。会合をはしごして回るらしく、スピーチ直前に現れて、早々と退席してしまいます。

場慣れと挨拶慣れは、聴く人に何の教訓も与えない場合があります。
特に前後に登壇する方のスピーチを聞いていないために、前の登壇者と矛盾した内容のものもあり呆れる始末です。
と言う自分も大いに勉強させられるのですが…
年間に何百回も会合にでて講演やスピーチを行う私も、場慣れ、挨拶慣れをしている部類です。
自分がスピーチを行う場合は、その会合の主催者からその会合趣旨を充分に聴き込みます。そして必ず、開催前に着座して前の方の話を聞いて取材し、自分の後に登壇される方がいる場合はその方の肩書きや立場を把握した上で登壇する事にしています。

準備万端で臨んだスピーチも挨拶の場合は3分間プラスマイナス30秒が厳守です。
聴衆者に対して、この3分間で一言でも心に遺せる内容をと心がけるのですが…
全神経を集中させ、聴衆者の心情に浸透するスピーチを目指す事で、常に緊張状態にあります。
それでも未だに自分自身が心から満足したスピーチと言えるものがありません。

お偉方のスピーチに続いて新会員や新入メンバーの紹介などがあり、その初々しい挨拶の方がとても心魅かれる内容のものがあります。経験の少ない人は、大勢の前で行うスピーチを起承転結に話を組み立て、それに程よい緊張感で全身が高揚しており、スピーチに魂が入るからだと思われます。
スピーチもさる事ながら、人生にも経営にも常に程よい緊張感が必要なのでしょう。
建主さんの一生一代の家づくりに携わる我々施工者は、特に厳しい緊張感を持つべきです。

写真は今日20日、会合のあった東日本最大の歓楽街ススキノです。
会合の後の二次会をこの歓楽街のどこかで行うそうですが、スピーチだけで退場したお偉方は、この二次会に参加するそうです。ここは普段の緊張感を癒す街なのですが…
大切な時間と費用を費やして行う、心に残らないイベントや会合の罪深き事です。
さて、我々が行うイベントも中身の充実に再検討が…
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