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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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自然にも人々にも彩りがある…鳥取~郡家~佐用~津山市

2008年04月09日 21時05分08秒 | Weblog
昨日見た東京の櫻は、既に満開を過ぎて花びらが散り始めておりました。
山陰の桜は、まだ満開と言えませんでしたが、今日、訪問した津山市の櫻は、花びらを思いっ切り広げ、春全開を示しているようでした。
東京、山陰の鳥取、そして山陰から少し内陸に入った郡家、また佐用の樹木の色取り、櫻の咲き具合が、微妙に異なっているようです。

今日は、年商50億円、鳥取市のトップ規模の木材、および建材問屋の久大建材さんを訪問しました。ファース販売代理店でもありますが、久本専務、森田部長と懇談しました。問屋と言っても、商社的な会社ではなく、木材のプレッカト工場や手刻み加工の作業場などを整え、付加価値をつける仕事に徹しておりました。

久本専務の案内で郡家のファース工務店、こおげ建設を訪問しましたが、山根社長が率いるこの建設会社も、年商数十億を誇る地元のトップ企業です。
このような大会社には、大勢の社員がおり、その企業に関わる協力業者さん、その社員さんを入れれば、膨大な人々の頂点に経営者は君臨しています。その経営者の責任もまた重大です。

郡家駅の特急を待つコンコースで、大きな荷物を抱えたオジサンと話す機会がありました。昔から付き合いのある顧客からの注文で、絹織物の布を届けた帰りだそうです。関東以西にお客さんが1000人もいるそうで、主に花嫁衣裳を仕立てる布だそうです。この現代でもこのような仕事が在る事に驚きました。既に何代も続いているそうで、今でも定期的な注文があり、奥さんと息子さんの三人で商売をしていると言う事です。

佐用から乗換えで津山に向う列車は、何十年ぶりに乗った各駅停車の鈍行列車でした。
四人席の一個が空いており掛けさせて戴きましたが、愉快で楽しい大阪のオバちゃん三人組でした。孫の話から年金受給の話題となり、ひょんな事から三人組のオバちゃん達に仲間入りです。何と「青春チケット」と言うJR乗車券を持っていました。
古希の年代と見受けましたが「青春チケット」だそうでJRの粋な企画にも感心です。

色々な地域に春の息吹を強く感ずるようになりました。
その自然を背景に様々な人々が其々の人生を楽しんでいます。
大規模企業の経営者も、中間管理職も、絹織物の商人も、若い頃に苦労を重ねて古希を迎えたオバちゃん達も、また午後に訪問した津山市のファース工務店、野口工務店の野口社長も、其々の方々に色々な人生の彩りを感じた一日でした。

写真は向って左から、㈱こおげ建設、社長の山根さん、九大建材㈱の取締部長、森田さん、同じく専務の久本さんです。こおげ建設さんの本社社屋で撮りました。

穏やかな一日でしたが、夕方になって小雨が降って来た津山です。明日は倉敷へ…
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