毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

窓を開けられる高性能住宅…北斗市~函館~東京~鳥取~倉吉

2008年04月08日 22時08分39秒 | Weblog
日本ではじめて超高層ビルの霞ヶ関ビルを設計した日本設計、創始者の池田氏は、真冬の東京で珍しく降雪があった日に暖房の効いた完全空調のビルから外に出て、どんなに寒くても自然が一番善いと思ったのだそうです。超高層ビルは完全密閉にせざるを得ず、開放できない宿命を負った建物で、人工的に内部の空気環境を保持する必要があります。

私も窓の開けられない高気密、高断熱住宅などを建築してはいけないと解いてきました。時限で仕事を行うオフィスなどと異なり、人生の大半を家族と一緒に身体を委ねる事になる住居は、出来れば大自然と同じ環境を保持したいものです。空調とは、温度と湿度の調整だけでなく、そよ風を肌に感じ、春の息吹や秋の季節も感じ得る空間が求められます。

住居では、窓を開ける事で季節を感ずる事がとても必要な要素と思います。
日本設計の池田氏が言う「真冬でも自然を感じたい」と言いつつ、雪の降り続く外部で過せる時間は極めて僅かなものでしょう。灼熱の真夏でもまた同じ事が言えるのです。
高気密、高断熱の住宅では、窓をあけてはいけいように思いがちですが、外部環境が内部より良好になる場合、いつでも開口部を開放できるようにしなければなりません。

花粉症とか、光化学スモッグとか、工場や自動車の排ガスなど、必ずしも外部環境が万全な時ばかりではありませんが、一風吹けば綺麗になってしまいます。何と言っても外部の自然環境が一番なのです。ファースの家は開口部を開放しても、熱容量と調湿性能で、開口部を閉じれば直ぐに、良好な室内環境に回復できるような機能を持っています。

超高気密、高断熱の家屋の室内環境を常に良好に保持するには、換気量を必要最小限に調整する必要があり、そのためにノンガス、ノンオイルで燃焼ガスを発生させないオール電化システムが最適です。しかし、いつでも窓を開放できるのだと言う前提こそが、住む人に自然間環境と常に向き合える安心感を与える要因だと思われます。

今日は東京地方が春の嵐に見舞われ、羽田空港で飛行機が立ち往生し、鳥取まで10時間もかかってしまいました。昼に着くはずが夕方になり、訪問先の鳥取県倉吉市の㈱ホームズでは夜遅くまで社員勉強会を付き合わせてしまいました。
写真は右手前が社長の牧井一夫さん、ご子息で常務の牧井健一さん、スタッフの安達千壽子さん、私の隣が竹内一成さん、森下 忍さん、永田志保子さんです。

ホームズさんは、ファース工務店の優等生工務店ですが、常に自然と向き合える家づくりを目指し、連日、奮闘努力を行なっており、今年も順調の様子です。明日は津山市へ…
家づくりの全てが解る新オフシャルサイト
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は

最新の画像もっと見る

コメントを投稿