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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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愛とエゴ・・・東京

2006年05月18日 22時50分26秒 | Weblog
写真は今日、東京の渋谷で開催されたファース専用部材研修会でのスナップです。
全員、ファース加盟工務店さんです。右から北海道倶知安、羊蹄工業常務の瀬尾正宣さん、宮崎県宮崎市、ハウスケア イワキリ社長の岩切辰夫さん、私の隣が富山県富山市、北岡工務店社長の北岡好夫さん、青森県十和田市、佐々木建匠専務の佐々木寛則さん、東京都文京区、味方建築専務の味方心也さんです。
今日の専用部材研修会では主にハードを勉強して戴きましたが、家づくりにおいては、人の心を重んずるつくり手側のハート(ソフト)も大きく影響します。

現在、国会では教育基本法の改正案をめぐって議論がなされています。一番の関心度が「国を愛する」と言う、言葉を入れるかどうかが議論の中心となっているようです。
私達は「愛」と言う文言、文書を何度も目にし、耳にいたしますが、果たして「愛」言う言葉の本当の意味をどこまで知っているのでしょう。

愛情の反対語は憎悪となります。然るに「愛」の反対語はエゴだと言う事です。
エゴとは、自己中心の事ですから、対語の愛とは自己中心でないと言う事になります。
自己中心でないと言う事は、その対象者の立場になりきれると言う事です。
恋人を「愛」すると言う事は、その恋人の立場、気持ち、心の中に同居出来ると言う事になり、痛みも喜びも一緒に感じる事が出来ると言う事です。
と言う事は、会社を愛する、国を愛する、家庭を愛するなど、その対象者(物もある)の立場、気持ちになれると言う事になります。

この「愛」言う言葉をあえて教育基本法に組み入れる事が必要かどうか・・・
国を愛する(国の立場になれる)と言う事は極めて自然な気持ちであろうと思います。
自己正義も自分だけの正義もエゴになります。
宗教戦況などは、まさに自分の信ずる宗教を一番とする宗教エゴが発端です。
家庭崩壊の離婚も自分だけの都合で発生するエゴが発端となるのが殆どです。

家づくりの現場においても、自分の思いだけが一番とする意識が働く限り、トラブルの要因を持ち続けています。建主さんにも、施工工務店にも其々が言い分があるものです。
互いに相手の立場になった時、問題が解決するのです。

今日、研修会に参加された方々には常日頃から「人を愛する事」は自分自身が幸福なる事だと説いており、皆さんが自覚しております。
全国からこの東京に来て戴きましたが夕方に雨が晴れ、銀座にでも繰り出したかな・・・
私はこれから「住宅110番」の回答を行います。
ファースの家

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